自己紹介
2025.9.15更新「オランダ在住、元公立社会科高校教諭が提供する学習者主体のレッスン」
専門は、社会科と人物評価選抜(志望理由書・面接・小論文)です。
大阪の公立高校教諭を8年、オランダでの子どもたちへの日本語レッスンやIBDP日本語Aのサポートを5年しています。HS+も募集中です。
最近は子どもたちの思考力低下に危機感を持ち、「哲学的思考を鍛えるレッスン(国語や社会科の内容を使って)」もしています。
【レッスンの特徴】
授業は子どもからのアウトプットが中心です。分からないところ、疑問に思ったところは積極的に声に出して聞いてください。
年齢によって求めるアウトプットの内容は異なりますが、小学生であれば音読やテーマに関する意見を求めたり、中高生の場合は社会科や面接・小論文などの内容に関して自分が考えていることや今何が分からなくて困っているのかをしっかりと言語化し、自分の考えを客観的に見つめられるようにしていきます。
これからは「勉強ができる」ではなく、「集中力がある、何かに没頭した経験がある、自分と向き合って自己調整できるメンタル」など、その人自身が持つ人間性が重要とされる時代になっています。そういった子ども自身の発達について、オランダ生活で感じる「自立」の大切さを軸に授業を行います。
【簡単な経歴】
(2012〜2020)大阪の公立高校で社会科教諭
主に進路指導部に在籍し、人物重視の大学受験で面接・小論文の担当をしていました(入試に関わった大学学部は【主に関わった入試】参照)
主な担当科目は世界史と政治経済、その他日本史・地理・現代社会(現在の公共)なども担当
【2025年度現在、担当している科目】
・高校、大学受験「面接・小論文」
・高校「国語総合」「歴史総合」「地理総合」「政治経済」「世界史探究」
・海外での日本語学習(小学校高学年、中学生)
・帰国生入試対策(中学編入、高校受験)国語、作文、面接
・IBDP日本語Aサポートと最終試験対策(P1,P2,IO)
【日本・オランダという複数の視点から見た「教育」を活かした実践】
学習塾4年、公立高等学校8年、海外での子ども日本語教室講師5年の指導経験を活かし、「学力だけでなく管理能力や、学習に対する自信を付けてもらい、たくましく生きていくための土台作り」を心がけています。それと同時に進路実現に向けてのサポートもいたします。
授業では学習の方向性を明確にし、分からないところは「どこまでを理解できていて、どこからが分からないのか」について、対話を通して明確にしていきます。
レッスン可能日・時間(日本時間)
午後の部:日本時間17時〜21時(平日)
空き枠がないところでご希望の場合は、調整できる可能性もあるので相談ください。
授業の予約については先着順にお受けします。固定時間などはありません。
授業の受講を希望される方は、空いている枠を自由にご予約ください。
【担当可能な教科】
○小学生:国語、算数、社会
○中学生:国語、数学、社会、作文、小論文、高校入試対策
○高校生:総合型選抜(面接、小論文・志望理由書等の書類添削)、歴史総合、公共、日本史探究、世界史探究、政治・経済、倫理
○IB(国際バカロレア)DP「日本語A」:SSST学習サポート、最終試験対策
○IB MYPやIGCSEの社会系科目の学習内容サポート(日本語での理解補助)
○リベラルアーツ(思考力を鍛える歴史の学習や道徳的ジレンマ)
○キャリア進路相談:高校生の学習計画、進路相談など
○保護者のための教育相談
○継承語としての海外在住のお子様の日本語学習サポート
※IB日本語Aの学習サポートは、授業前に書籍の分析や課題文の添削の時間が必要になるので、1回の受講に対して2コマ分のお支払いをお願いしています(1コマ:作品分析や課題添削、1コマ:授業)
※小論文添削に関しても2題以上添削が必要な場合は、もう1コマ分をご予約いただきますようお願いいたします。
○公立高等学校での指導(2012~2020)
世界史、日本史、政治経済、現代社会、面接、面接・小論文
(関西を中心に国公立大学や私立大学の受験サポートに加えて、就職・進学のための「面接・小論文」指導も担当していました)
○学習塾での指導(2008~2012)
小学生:「国語」「算数」「社会」の勉強サポート(学校での学習補助と中学受験)
中学生:「国語」「数学」「社会」「英語」の定期テスト対策から入試対策サポート
高校生:「国語」「英語」の定期テスト対策及び大学受験サポート
【主に関わってきた入学試験】
○2024
立命館大学経営学部国際専攻(指定校推薦)
立命館アジア太平洋大学サステナビリティ観光学部(共通テスト+面接)
○2023
立命館大学経済学部(総合型選抜)
上智大学法学部地球環境法学科(公募推薦)
○2022
長野大学社会福祉学部(総合型選抜)
早稲田大学国際教養学部(総合型選抜)
○2021
立命館大学経営学部国際経営学科(総合型選抜英語重視方式)
静岡聖光学院中学(21世紀型入試)
東京農業大学応用生物科学部
福島大学経営学部
○〜2020
・大阪府公立高等学校入試(大学在学中に塾講師として)
・センター試験(現:大学入学共通テスト)
・同志社大学(グローバル地域学部)公募推薦の面接・小論文
・大阪大学(世界史論述対策)
・神戸大学(医学部保健学科)「志」入試の書類添削、面接
・大阪教育大学(小論文)
・北九州市立大学(AO入試) など
【生徒・保護者の皆さんにお伝えしたいこと】
オランダの教育を見ていると、他の誰かより早く理解できることよりも、自分が困った時に考えをめぐらせながら、いろんなことにチャレンジしようと思える力の方が重視されています。比べるのは対象は周りではなく、過去の自分です。日本は効率的な学習を求めすぎて、じっくりと考える時間を持たせてもらえないところがあります。そのため、他の人と比べたりするのでなく、自分の中で成長を感じ、自分で設定したゴールを達成するにはどうすれば良いのかを一緒に考えて行動に移していきます。試験での達成感も味わってほしいので、本人のペースに配慮しつつ必要なサポートも取り入れていきます。
【個人プロフィール】
○出身地:大阪府
○居住地:オランダ
○趣味:スポーツ、読書、歴史の勉強
○中学・高校の部活動:陸上競技部(砲丸投げ全国大会出場経験あり)
現在は週に3回、1回あたり45分のランニングを習慣的に行い約1年継続させています。
(脳科学者のアンデシュ・ハンセンが『スマホ脳』で紹介していたことを実践中)
○私の人生のターニングポイント
高校での学校行事に没頭し、勉強方法も確立されないまま受験期を迎え、どの大学も合格できませんでした。そして、大学入試のためだけの1年間を過ごしました。その時に学んだのは、「学習は自らの意志で計画的に行わなければ定着しない」、「学習はコツコツ積み上げたものが大きな結果につながる」でした。この経験を活かして、その大切さを生徒の皆さんにも伝えていきたいです。
【私のお気に入りの本】
<教育>
・リヒテルズ直子『オランダの教育 多様性が一人ひとりの子供を育てる』
・デビッド・C.ポロック、ルース=ヴァン・リーケン『サードカルチャーキッズ 多文化の間で生きる子どもたち』
・ピーター・M・センゲ他著、リヒテルズ直子訳『学習する学校 子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する』
・中島和子『バイリンガル教育の方法ー12歳までに親と教師ができること』
・新井紀子『AIvs教科書が読めない子どもたち』『AIに負けない子どもを育てる』
・ジョン・ハッティ『教育の効果 メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化』
・鈴木義幸『新 コーチングが人を活かす』
・秋山開『18時に帰る-「世界一子供が幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方』
・リナ・マエ・アコスタ&ミッシェル・ハッチソン『世界一幸せな子どもに親がしていること』
・吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
・アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』『一流の頭脳』
<歴史>
・ルトガー・ブレグマン『Humankind 希望の歴史(上・下) 人類が善き未来を生きるための18章』
・ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史-文明の構造と人類の幸福』
・ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス-テクノロジーとサピエンスの未来』
・ユヴァル・ノア・ハラリ『21 Lessons-21世紀の人類のための21の思考』
・渋沢栄一『論語と算盤』
・スティーブン・ピンカー『21世紀の啓蒙 理性、科学、ヒューマニズム、進歩』
経歴・資格
2007年 大阪府立豊中高等学校卒業
2008年 神戸大学発達科学部(現:国際人間科学部)入学
2008〜2012年 大学在学中、学習塾で個別指導と集団指導を兼任、大学受験の家庭教師
2012〜2020年 大阪府立高等学校教諭(社会科)として8年間勤める
2020年〜現在 オランダで学習教室を開設
2021年〜現在 オンライン家庭教師をスタート
教員免許:中学社会、高等学校地歴・公民
2019年 IBDP「日本語A:言語と文学」WS修了
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