そろばんがぐんぐん上達する子どもには、いくつかの共通する特徴があるのをご存知ですか?
現役珠算講師としてこれまで多くの子どもたちを指導してきた中で、そろばんが上達する子の特徴として以下の5つの点が見えてきました。
- 指使いや基本的なやり方など、先生の指導に素直
- 習得のために何度も基礎の練習を繰り返せる
- 興味関心が強い
- 本人にやる気や目標がある
- 集中力がある
この記事では、そろばんが上達する子どもの秘密について、さらに詳しく紹介していきます。
記事を読むことで、あなたのお子さんも「伸びる子」に近づくことでしょう。
私たち「まなぶてらす」は2016年からオンライン習い事サービスを提供しています。専門的な知識と経験に基づいて、勉強に関する情報をわかりやすく解説します!
珠算講師が経験したそろばんが上達する子の特徴5選
そろばんが上達する子どもたちには、意外な共通点があります。
長年のそろばん指導の経験から、ただ練習するだけでは身に付かない「伸びる秘訣」が見えてきました。
日常の習慣や意外な性格などが、そろばんの上達を後押ししているのです。
以下、現役珠算講師が実感した「上達する子どもの特徴」を5つ紹介します。
① 指使いや基本的なやり方など、先生の指導に素直な子
そろばんの上達には、第一に先生の指導を素直に受け入れることが大切です。
基礎の段階で、指使いや基本的な動作を忠実に守ることで、正確さとスピードが自然と身に付いていきます。
特に、間違いを指摘されたときに前向きに修正できる子は、成長が早い傾向にあります。
自己流でせずに、柔軟な心で学ぼうとする姿勢が、そろばん上達への大きな一歩です。
そろばんの正しい指使いや基本的なやり方を知りたい方は、以下の記事も合わせてご参考ください。
② 習得のために何度も基礎の練習を繰り返せる子
そろばんの習得をするには、基礎練習の繰り返しが欠かせません。
同じ動作を何度も練習し、正確さを積み重ねることで、成功体験が増えて自信とスピードにつながります。
地道な練習ではありますが、粘り強く取り組める子ほど、確実に力を付けていきます。
基礎を大切にする姿勢が、そろばん上達への近道となるのです。
③ 興味関心が強い子
そろばんに興味を持つ子どもは、自然と練習にも意欲的に取り組みます。
という前向きな気持ちが、努力を楽しさに変える原動力となるのです。
好奇心が強い子ほど、そろばんの新しいやり方や課題にも積極的に挑戦しています。
興味関心が、そろばん上達への大きなエネルギーになっているのでしょう。
④ 本人にやる気や目標がある子
自分でやる気と目標を持っている子どもは、そろばんの上達が早い傾向にあります。
といった具体的な目標が、努力につながります。
目標が明確だと、そろばんを練習する意味を理解でき、自ら進んで取り組む習慣が身に付くでしょう。
自発的な意欲が、そろばん成長への大きな鍵となるのです。
⑤ 集中力がある子
集中力がある子は、そろばん上達において大きな強みを持っています。
練習中に周囲の影響を受けにくい子ほど、効率よくそろばんの技術を習得できるでしょう。
集中力があることで、そろばん学習の成果を大きく引き上げられます。
珠算3級〜1級の上級を取得する子どもの秘密
では、そろばんの上級である珠算3級〜1級を取得する子どもは、一体どのような秘密があるのでしょうか。
珠算3級〜1級合格の成功を掴むための秘訣を紹介するので、上級を目指している方はぜひ参考にしてください。
珠算上級を取得する子どもの性格
珠算上級を取得する子どもの性格は、ずばり「慎重で丁寧」です。
そろばんは、特に上級になると正解率や速さを上げるために、以下が必要となります。
- 基礎ができている
- 弾き方が綺麗
- 集中力がある
基礎的な指使いが正しくできていなければ、後にスピードを速くするための応用が効きません。
弾き方が綺麗であることもそろばんの上級者にとって重要です。
指をピョンピョンとはねて珠を動かしたり、大きな音を立てて弾いたりしていると、そろばんの珠がブレて計算ミスにつながります。
なるべく音を立てないで、やさしく小さく丁寧にそろばんを置けていることが大事です。
このように、まずは基礎がしっかりとできていなければならず、また「今」の時間を大切にして集中して取り組めるような「慎重で丁寧」な子が、上級まで辿り着けるのです。
珠算上級を取得する子どもの練習量
珠算上級を取得する子どもは、やはり練習量が多いです。
小学3年生程度の基礎学力がついている前提で、少しハードではあるものの、1年間週3回程度そろばんを習っている子は、珠算3級を取得できることが多いと感じます。
中には、練習量が多いのに上級試験に合格できないという方もいるでしょう。
おそらく、基礎がしっかりとできていない状態で、闇雲に練習ばかりしている可能性があります。
まずは先生の指導を素直に聞いた上で、反復練習に取り組むようにしましょう。
現役珠算講師の経験から、正しい練習をコツコツと継続できていれば、どの生徒でも珠算3級〜1級は辿り着けています。
途中で諦めずに素直に続けていれば、十分合格できる級です。
段位になれば、先生の指導だけでなく自分でも解き方を工夫してく必要がありますが、珠算上級の段階で伸び悩んでいる場合は、先生の指導や基礎を振り返ってみてください。
そろばん上達のために保護者ができること
そろばん上達のためには、レッスンを受けるだけでなく、保護者様のサポートも重要です。
ご家庭でのちょっとしたサポートが、お子さんのそろばん上達を加速させる手がかりとなります。
ぜひ紹介する方法をお家でも取り入れてみてください。
子どもと保護者と先生で協力する
お子さんと保護者様と先生で協力することが、そろばん上達には欠かせません。
私たちオンライン習い事サービス「まなぶてらす」のそろばんレッスンは、1対1の完全オーダーメイド型のレッスンなので、お子さんに合った授業を提供できます。
そろばんの集団教室と違い、先生に相談しやすいのも魅力です。
お家の練習でつまずくことや不安な面があれば、遠慮なく先生に質問してくださいね。
みなで協力してそろばん学習を進めていきましょう。
間違えても怒らずに過程を褒める
筆者がそろばん教室で指導していたとき、「次◯級合格できないならそろばん辞めさせる」とお母さんに言われていた子がいました。
このことだけが原因ではないと思いますが、いつも否定的な考えのお子さんで、なかなか集中して練習に取り組めず、進級に時間がかかった印象があります。
間違えたり結果が出なかったりしても、頭ごなしに怒りたくなる気持ちをグッとこらえ、まずは頑張って練習した過程を大いに褒めてあげましょう。
そろばんの上達には、生徒の内面の成長や自発性も非常に影響してくるため、失敗よりも挑戦が大事で、過去の自分と比べて成長していることをぜひ伝えてあげてください。
成功体験を重ねられるよう小さな目標を作る
お子さんのモチベーションを高められるよう、ご家庭でそろばんにおける目標を作ってみましょう。
叶えられそうにない大きすぎる目標ではなく、まずはできそうな小さな目標を設定していくことで、成功すればどんどんお子さんに自信が付いていきます。
「やればできるんだ」という心が動く体験を多くさせられるよう、お子さんが目標作りに困っていれば、保護者様はぜひそっと手助けしてあげてください。
オンライン習い事「まなぶてらす」ならそろばんレッスンが自宅で受講できる!
サービス名 | まなぶてらす |
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運営企業 | 株式会社ドリームエデュケーション |
サービス開始 | 2016年5月 |
授業時間 | 50分 |
授業料 | 2,200円/50分〜 |
※授業料は1ポイント1.1円のポイント制で、講師によって必要ポイント数が異なる
私たち「まなぶてらす」は、2016年からオンライン習い事サービスを提供しています。
主要5教科の指導はもちろん、そろばんやプログラミングといった習い事の指導もオンラインで行っており、特にそろばんのオンラインレッスンには自信を持っています。
過去には、在籍しているそろばんの先生たちと一緒に、公式そろばん問題集を出版した経験もあるほどです。
そんな私たち「まなぶてらす」のなかでも、おすすめのそろばんの先生を紹介します。
無料体験レッスンを提供している先生も多いので、ぜひ質の高い指導を体験してみてください。
くらもと先生:明るい笑顔が素敵な先生
- 明るい笑顔で初心者から上級者までやさしく指導
- 集団塾教室長として500人以上の指導実績あり
- 全国大会優勝者を輩出したこともある指導スキルが魅力
さとっち先生:全九州珠算競技大会入賞歴アリ
- 小中高対応
- 日珠連珠算5段、暗算7段保有
- 現在は同志社大学ロースクール在籍
まゆみ先生:日本珠算教師養成講座修了済みの凄腕の先生
- 全学年対応
- 全珠連珠算8段、暗算9段保有
- 実力、経験ともに圧倒的なそろばんのプロフェッショナル
そろばんの上達に関するよくある質問
そろばんの上達に関するよくある質問を紹介します。
Q1.子どもの友達がそろばんの習い事をしていて、算数が得意らしいです。小学校高学年から習い始めてもそろばんは上達しますか?
小学校高学年からでもそろばんを習い始められますし、上達できます。
高学年ですと九九を覚えているので、そろばんでかけ算や割り算がすぐにできるようになります。
そろばんのかけ算と割り算のやり方を知りたい方は、以下の記事も合わせてご参考ください。
筆者は現役珠算講師ですが、中学生からそろばんを習い始めた生徒を指導したことがあります。
数の概念をすでに理解しているので理解力がはやく、九九を覚えていることからもスムーズに進級できていました。
そろばんは、0〜9の数字の読み書きができれば、何歳からでも始められます。
算数が得意になりたい場合は、以下の記事も参考になります。
Q2.そろばん教室に通っていますが、なかなか検定試験に合格できません。どうすれば上達できますか?
なかなか検定試験に合格できない場合、お子さんと先生や教室が合っていない可能性があります。
子どもの好きな環境でそろばん学習ができれば、上達できるでしょう。
間違った練習を続けていることも考えられるので、オンライン習い事サービス「まなぶてらす」のそろばん講師に見てもらうのがおすすめです。
Q3.子どもがそろばんを習っているのに計算を無意識に筆算でしようとします。これでは上達しませんよね…
そろばんを習い始めて間もないうちは、学校で習う計算方法が慣れているので、無意識に筆算を使うこともあるでしょう。
そろばんを辞めずに継続できていれば、筆算で計算することはそのうちなくなるので安心してください。
現役珠算講師の筆者も、指導した生徒の中で、初歩のうちはそろばんを使わずにこっそりと筆算で計算している子を見かけた経験があります。
実際に、最初は隠れて筆算で計算していた生徒も、すっかりそろばんをマスターされて、珠算3級まで成長しました。
そろばんが上達する子に育てるなら「まなぶてらす」におまかせください
そろばんが上達する子について解説しました。
そろばんを上達させたいなら、オンライン習い事サービス「まなぶてらす」にお任せください。
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基礎から応用までしっかりサポートし、子どもたちの成長を見守ります。
無料体験レッスンを行っているので、まずは「お問い合わせ」いただき、お子さんの才能を最大限に引き出せるよう、子ども×保護者様×先生で一緒に協力していきましょう。