家庭教師はマンツーマンで指導を受けるタイプの教育サービスなので、「先生の質」「先生との相性」が非常に大切です。
指導がわかりやすく、また子どもとの相性が良い先生なら、高い学習効果を期待することができますが、これは逆もまた然り。したがって、中には「先生を変更したい」といったことを考える方もいると思います。
しかし、「先生の変更」は想像以上にやりにくく、お願いがしずらいものですよね。
この記事では、「家庭教師の変更」というテーマについて深掘りしていきます。変更をする時の理由の検討や、その伝え方についてわかりやすく解説していくので、参考にしていただければ幸いです。
家庭教師を変える時に覚えておきたいこと
家庭教師を変える時、変えたいと思った時は、以下の3点について知っておく必要があります。
- 変更を検討すべき家庭教師の特徴
- 変更理由の伝え方
- 変更時のトラブルを未然に防ぐポイント
どれも非常に大切なものなので、順番にわかりやすく解説していきます。
変更を検討すべき家庭教師の特徴
家庭教師の変更を検討している方の中には、「本当に変更すべきなのか」について迷っているケースもあるはずです。
「良い先生なんだけど結果が出ない」「先生と子どものどちらに原因があるのかわからない」といった状況にあると、先生を変えたとしても「今より悪くなったらどうしよう」と、なかなか変更まで踏み切れないものです。
では、「変更を検討すべき家庭教師の特徴」には、どういったものがあるのでしょうか?
- 成績が長期間に渡り上がらない
- 授業時間外にやるべきことを指導しない
- 態度や素行に問題がある
以下では、この3点について解説していきます。
成績が長期間に渡り上がらない
もし、「家庭教師に何を期待してお金を支払っているのか」という質問をしたら、多くの方は「成績を上げるため」と答えるはずです。
言うまでもなく、家庭教師の存在意義の大部分は「成績を上げること」に行きつくため、もし成績が思うように上がらないなら変更を検討すべきだと言えます。
一方で、成績は短期間では上がりにくいのもまた事実なので、指導を開始してすぐに変更するのは我慢すべきです。高い頻度で先生の交代を何度もお願いすると、子どもが動揺してしまいますし、利用しているサービスから目を付けられてしまうことにもつながります。
最低でも3カ月、最大で1年程度様子を見て、それでもなお成績が上がらなかったら、その時は躊躇せずに変更を行いましょう。
授業時間外にやるべきことを指導しない
成績が上がらないことと関連して、「授業時間外にやるべきことを指導しない」先生も、変更を検討すべき特徴です。
家庭教師の授業や教え方は先生によって違いがあるものの、よほど難易度の高い問題でなければ、どのような指導でも大きな差は生じにくいものです。
つまり、家庭教師を利用しているにも関わらず成績が上がらない子は、授業を受けているその場では「理解した」状態になるものの、その後の「定着した」状態にまで昇華させられていないということになります。
では、「定着」には何が必要なのでしょうか?言うまでもなく、定着には「繰り返し演習する」ことが欠かせません。そして、この「繰り返し演習する」ことは授業時間外に行うことになるため、成績が上がらない背景には「授業時間外の指導」が欠けている可能性があります。
したがって、心当たりがあるなら、まずは変更前に「家庭学習で何をやるべきなのか指示をしてください」といった要望を出してみることをおすすめします。
この時に、成績を上げられる先生なら「〇〇をやってきてください」と具体的に伝えてくれるはずです。指示が曖昧だったり、一貫性がない場合には、残念ですがその先生は「成績を上げられない先生」だと結論づけられます。
躊躇せずに、先生の変更を行いましょう。
態度や素行に問題がある
「成績を上げること」は時間がかかるものでもあるので、「即座に変更をすべき」とはなかなか言い切れない部分がありますが、「態度や素行に問題がある」場合は即座に変更を申し出るべきです。
そもそも、物事に対する態度や素行は、「どれだけ真剣味があるのか」と大きく関連します。
もし、家庭教師という仕事に対して誇りを持っていて、生徒や保護者に対して真摯に向き合っているなら、相応の態度や素行になって然るべきです。プロ意識を持った上で、お客さまにとって優れた先生になるべく、態度や素行に細心の注意を払うでしょう。
逆に言えば、態度や素行が悪い先生は、家庭教師という仕事を「ナメている」可能性があります。「ただ授業だけをしていれば良い」といった低い意識で務まるほど、家庭教師の仕事は甘くないからです。
問題のある態度や素行の具体例を以下にまとめました。
- 時間や取り組めを守らない
- 言葉遣いが適切でない
- 生徒や保護者の話を聞かない
このような先生は、「成績を上げられるかどうか」以前の問題であるため、即座に変更することをおすすめします。
改善してもらえるよう伝えても、その間の時間とお金がもったいないため、迅速に、強く要望を出しましょう。
変更理由の伝え方とテンプレート
まずは変更を検討すべき先生の特徴についてまとめましたが、「変更時の伝え方」について悩んでしまう方も多いでしょう。
結論から言えば、変更時は「躊躇なく、正直に伝える」ことが何よりも大切です。
変更理由を伝える時は「正直に」
正直に変更理由を伝えることに、申し訳なさを感じてしまう方もいると思います。せっかく用意してくれた先生を変更してもらうので、そのように感じてしまっても無理はありません。
しかし、決して安くはない授業料を支払っているのはお客さまの方なので、変更の要望を伝える権利は当然持っています。ここについて気を遣う必要は一切ありません。
また、変更理由を曖昧にして伝えてしまうと、お互いのためになりません。先生を紹介する側は、「〇〇な理由で変更を希望されたから、次は希望に沿った先生を紹介しよう」と考えるものなので、正直に伝えた方が紹介する側も、される側も、次の失敗を防げます。
そして、変更を希望された今の先生にとっても、正直な変更理由を伝えられれば「自分の家庭教師としての欠点」を認識する良いきっかけになるため、今後につながります。
変更理由のテンプレート
変更理由を正直に伝える時のテンプレートを、以下にまとめてみました。「成績が上がらない」「態度や素行に問題がある」の2つのケースにわけてみたので、それぞれを参考にしてみてください。
変更のお願い |
・変更したい ・成績が上がっていない |
---|---|
変更理由 |
・結果が出ない具体的な科目 ・どのように結果が出ないか |
今後に向けて |
・今の先生では難しい ・先生に希望すること |
まず「成績が上がらないケース」では、成績が上がっていないことを軸にして正直に伝えることが大切です。変更理由として、単に成績が上がらないことを伝えるよりも、「どの科目で、どのように成績が上がっていないのか」を伝えることで、より説得力のある伝え方になるでしょう。
また、今後に向けて「今の先生では難しい」と正直に伝え、「先生に希望すること」を具体的に伝えましょう。「家庭学習のサポートをして欲しい」「点数を上げる戦略を持っていて欲しい」といったことが希望することに該当します。
変更のお願い |
・変更したい ・態度や素行に問題がある |
---|---|
変更理由 |
・具体的な問題行動 ・子どもに悪影響を及ぼす |
今後に向けて |
・今の先生では難しい ・先生に希望すること |
続いて「態度や素行に問題があるケース」ですが、こちらも同様に正直に伝えてください。「〇月に2回授業に遅れてきた」「授業中に〇〇と暴言を吐かれた」といった具体的な問題行動を伝え、単なるクレームではなく「具体的に被害を受けている」ことを理解してもらえると変更がスムーズにいきます。
逆に、具体的に伝えられず「態度が悪い」「性格が悪い」といった抽象的な伝え方になると、「クレームを入れているだけ」と受け取られてしまい、流されてしまうか、クレーマーとして処理されてしまう可能性が高まります。
変更時のトラブルを未然に防ぐポイント
家庭教師の変更時にはトラブルがつきものです。お客さま側は「変えたい」と考えていますが、先生やサービス側は「できれば続けて欲しい」と考えるものなので、両者の意見がぶつからないよう、注意が必要になります。
具体的には、以下の3点に注意することで、変更時のトラブルを未然に防げます。
- 変更にお金がかからないか確認する
- 先生との連絡はスタッフに仲介してもらう
- 「次の先生」に希望することを明らかにする
どれも大切なポイントなので、順番にチェックしていきましょう。
変更にお金がかからないか確認する
家庭教師サービスの中には、先生の変更に料金を設定しているケースがあります。
初回の利用や高頻度の変更でなければ無料で対応してくれることがほとんどですが、短期間で変更したり、複数回に渡り変更のお願いをする場合は、料金が発生しても仕方のない部分はあります。
したがって、変更をお願いする場合は、事前に「料金がかかるか」を確認しておきましょう。
また、家庭教師サービスを利用し始める前に、「先生の変更に料金はかかるのか」と質問をしておくのも大切です。
先生との連絡はスタッフに仲介してもらう
家庭教師の変更でトラブルになりやすいのが「先生と直接連絡を取ること」です。
多くの先生にとって、先生の変更をお願いされることは「自分を否定されること」と同じことなので、良い気分がするものではありません。「お客さまを満足させられなかった」という点では先生側に責任があるものの、納得が難しい部分もあるでしょう。
したがって、変更の連絡は「感情的になりやすい」ため、話がこじれやすく、トラブルの元となります。
だからこそ、間にスタッフを挟むことが何よりも大切です。お願いの連絡や申し出は先生には一切伝えず、電話やメールでサービス側に伝えます。そして、サービス側から先生側に「変更の申し出があった」ことを伝えてもらい、そのまま契約をストップすればOK。
「お世話になった先生だから直接話したい」「変更してしまうことを直接謝罪したい」といった気持ちも理解できますが、やはりトラブルを避けるためには、先生とは一切連絡を取らずにいる方が賢明です。
「次の先生」に希望することを明らかにする
先生の変更後、継続してそのサービスを利用する予定なら、「次の先生に希望すること」を明らかにし、それを伝えることが大切です。
家庭教師を利用する前は「どんな先生が良いのか」がわかりにくい部分がありますが、一度利用することで以下のようなことがわかったはずです。
- 子どもに合った先生の性格
- 子どもに合った指導方法
- 家庭教師に求めたいこと
以上はほんの一例ですが、こういったものを「積極的に伝えること」が何よりも大切。家庭教師を紹介するサービス側は変更のお願いをされることで「このお客さまはどんな先生を希望しているのか」を計りかねている部分があるため、伝えなければまた同じことになる可能性が高まるからです。
具体的に伝えれば伝えるほど、次の先生に満足できる可能性が高まるため、伝えたいことはしっかりと、丁寧に伝えましょう。
- 結果や態度に満足できないなら先生の変更も視野に
- 変更理由は「正直に、具体的に」伝えること
- 変更時は「料金/仲介/次回」がポイント
家庭教師サービスは「先生の選びやすさ」で決めるのも大切
家庭教師を変更したい時に知っておくべきことを深掘りしてきましたが、一度家庭教師を利用した今、「先生の選びやすさ」が重要だと実感しているはずです。
多くの家庭教師サービスは先生が選びにくい
世の中には多くの家庭教師サービスが存在しますが、その多くは「先生を選びにくい」という特徴を持っています。というよりも、選ぶのではなく「紹介される」ことがほとんどなので、お客さま側に選択権がほとんどないことも珍しくありません。
しかも、お客さまと先生のマッチングを考慮する時、サービス側が考慮しているのは以下のような点です。
- 指導可能学年
- 指導可能教科
- 性別
- 希望時給
そもそも、サービス側はこのような断片的な情報しか持っていないため、お客さまが希望する細かい条件を考慮に入れた上で先生を選ぶことは実質的に不可能。だからこそ、「思っていた先生と違った」「子どもに合わなかった」といった問題が発生しやすいのです。
したがって、従来の「紹介型家庭教師」では理想の先生を見つけられないかもしれません。
「まなぶてらす」なら理想の先生をとことん探せる!
ここで少し、私たちの自己紹介をさせてください。
私たちは「まなぶてらす」というオンライン家庭教師サービスを運営しています。サービスの概要は以下の通りです。
サービス名 | まなぶてらす |
---|---|
運営企業 | 株式会社ドリームエデュケーション |
サービス開始 | 2016年5月 |
授業時間 | 50分 |
授業料 | 1,600円〜 |
オンライン教育がまだ普及していない2016年から運営を始めており、2020年9月には日本マーケティングリサーチ機構のイメージ調査において、「保護者が選ぶオンライン家庭教師No.1」に輝いたこともあります。
そんな私たちは、従来までの「紹介型家庭教師」のような一方的な形ではなく、「お客さまと先生が自由につながれるような仕組みにできないだろうか」と自問自答し続けてきました。
その結果生まれたのが、「お客さま自身が、自由に、気軽に、先生を選べる」というマッチングシステムです。
「縛りなし」で自由に利用していただくために
「まなぶてらす」では、従来の紹介型家庭教師存在していた「縛り」「不自由さ」をなくすために、以下のような仕組みを用意しています。
先生を選べる |
・先生がプロフィールページを公開 ・ページを見てお問合せいただく |
---|---|
先生を探せる |
・先生検索システムを完備 ・科目やワードで絞り込める |
お試しできる |
・無料体験レッスンを実施*1 ・利用制限はなし*2 |
変更が簡単 |
・面倒な手続きは一切不要 ・料金は一切かからない*3 |
都度予約制 |
・月謝制ではない ・必要な時だけ予約もOK |
*1:実施していない先生も在籍しています
*2:必要な範囲内での利用をお願いしています
*3:お客さまにお支払い頂くのは「授業料」だけです
ご覧のように、従来の紹介型家庭教師では実現できなかった「自由」が、お客さまにも、先生にも、提供できています。
それぞれの先生は、「プロフィールページ」を持っているため、自分の指導可能科目や経歴、強みなどを自由にアピールしていただけます。そして、お客さまは色々な先生のプロフィールをお読みいただいて、気になった先生に「問い合わせ」いただきます。もちろん、料金は一切かかりません。
その後、多くの先生は「50分の無料体験レッスン」を実施しているため、これを受けていただき、気に入ったら継続してご受講ください。お客さまと先生の間に私たち運営の人間が入ることは、ご要望があった時、もしくは必要だと判断した時を除いてありません。
そして、もし他の先生の授業を受けたくなったら、ご予約をいただかずに他の先生にお問い合わせください。先生の変更に手続き、費用は一切不要です。
家庭教師の変更時はトラブルにならないように注意しよう
家庭教師を変える時には、覚えておくべきことがいくつかあります。
成績が上がらなかったり、態度や素行に問題があったり、色々なケースが存在しますが、いずれの場合でも正直に理由を伝えましょう。また、伝える時は先生に直接伝えずに、事務局や本部に伝えることが大切です。
また、従来型の紹介型の家庭教師では、理想の先生に巡り合うことがなかなか難しく、探している間にも時間とお金はどんどんと使われていきます。だからこそ、家庭教師サービスは「先生の選びやすさ」がとても大切です。
私たち「まなぶてらす」は、お客さまが先生を選びやすいマッチングシステムを用意しています。
今よりもっと自由に家庭教師を利用したい方は、まずは自慢の先生たちの無料体験レッスンを受けてみてください。
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