みなさんこんにちは!まなぶてらすピアノ講師のきょうこです。
生徒さんが、今週は練習してきたよ!というレッスンの日は、なんだか顔つきからして違います。先生に聴いてもらいたい!という意気込みがひしひしと伝わってきます。
私も嬉しくなってしまうのですが、さて披露してもらうと、、おやおや、音が間違ったまま弾いているよ、指番号が、、リズムが、、、自信たっぷりに弾いている生徒さんを前に、どうしよう、、どこを褒めよう、、でもこれでは合格点はあげられない、、頭の中で考えを巡らせます。
ですが、むしろ問題はここからなのです。熱心な(?) 練習の成果により、間違った型がしっかりと身についた結果、正しい弾き方に修正するのが至難の業になってしまいました。次の週は1週間まるまる間違ったところを直すのに費やさなければなりません。
せっかく頑張って練習してきたのに残念だな、、、と思うのです。限られた時間、ぜひ効果的な練習をして欲しいというのが先生の願いです。
さて、では効果的な練習方法って一体、なんでしょうか?
1日何回弾きました!というのは、ベストな方法とは言えません。数をこなすというのが目的になってしまっているからです。
ピアノの練習のポイントは大きく分けて2つです。
① 正しい型を覚える
② 弾けないところを弾けるようにする
逆にもっとも意味のない練習とは、
最初から最後まで何も考えずに、ただ通して弾く
時間の無駄どころか、間違った型を手が覚えてしまうので、むしろ有害です。
1週間という限られた時間、お稽古の時間を取るのが難しいならば、できなかったところだけ、練習しましょう。それだけで、次のレッスンの時、先生がびっくりするほど上手に弾けるかもしれません!