こんにちは!
まなぶてらすの こみや です。
木枯らしに吹かれながら思う今日この頃。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
私が住んでいる地域では個人宅の軒先で
野菜を販売している風景をたくさん目にします。
散歩していると、
あっちにも野菜。こっちにも野菜。
人気の「お店」には朝早くからお目当ての野菜を買うために次々とお客さんが入っていきます。
青々と茂った葉っぱがワサワサとゆれる大根を
嬉しそうに持っているお客さん達を見ると、
ついつい昨日買ったはずの大根を
今日も買ってしまうのです。
(大根はビタミンCたっぷり)
栄養をたっぷり取って
2023年最後の月を駆け抜けましょう!
さてさて、今回のメルマガは久しぶりに【読書】がテーマです。
普段よりもゆっくりとした時間がとれそうな年末年始。
1年の終わり、そして始まりに子どもたちに読んでもらいたい本を読書家のまなぶてらす
講師陣がご紹介します。
年末年始は読書で心を豊かにしよう!
いよいよ今年も残すところ1か月をきりましたね。
「定期テストも終わって少しゆっくりしてるよ~」という子どもたちの声も聞きます。あわただしい師走を駆け抜け、普段よりもゆっくり過ごせる年末年始。ご家族で旅行に出かけたり、お家でゆっくりされる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、そんな年末年始にぜひ手に取ってほしい本をご紹介します。1年の終わりを振り返り、新しい年を迎えるために心を整える。そんな時に読みたい一冊をまなぶてらす講師に聞いてみました。
贈り物をすることも多いこの時期。本はプレゼントにもぴったりです。我が子に読んでほしい本、自分でも読んでみたくなる本を探してみませんか。
ぜひ本選びの参考にしていただけたら嬉しいです♪
読書家のまなぶてらす講師がおすすめする本
はちこ先生がおすすめする本
『月刊 たくさんのふしぎ』
出版社:福音館書店
★おすすめする学年の目安 小学校低学年
自分の身の回りにある「不思議」に触れることができる月刊本。子供向けですが、大人でも楽しめるのでぜひ家族で読んでほしいです!
初めて読む方には2019年12月号の「地球の中にもぐっていくと…」がおすすめ。
「地球ってどうなってるの?」「方位磁石が同じ方向なのはなぜ?」そんな不思議を漫画で解説してくれます。
あおやま先生がおすすめする本
絵本 『びんぼうがみとふくのかみ』
作:大川 悦生 絵:長谷川 知子
出版社:ポプラ社
★おすすめする学年の目安 小学校低学年
貧乏だけど働き者の家族の家には100年もの間、貧乏神が住んでいました。家族が豊かになってきたので、福の神と交代して貧乏神は家を出ていくことに。しかし、家族は貧乏神を追い出すどころかもてなします。そして・・・。
この絵本は、学びを与えてくれるだけではなく、日本の方言や習慣、文化などを教えてくれます。絵本や昔話は、日本人の気質を知るにも、日本語を学ぶにもとても良い教材でもあります。意外と忘れられていたり、知られていない結末をぜひ楽しんでください。お子様はもちろん、海外で今後活躍する学生にも忙しい大人にもぜひ読んでもらいたい年末にぴったりの絵本です。
YouTubeで読み聞かせもしているのでよろしければご視聴ください。
かすみそう先生がおすすめする本
『ぼくに7つの習慣を教えてよ!』
著者:フランクリン・コヴィー・ジャパン (編集)
出版社:キングベアー出版
★おすすめする学年の目安 中学生
『7つの習慣』を多くの人にわかりやすいようにアレンジした書籍です。
※『7つの習慣』とはスティーブン・R・コヴィーによって書かれた自己啓発本のベストセラー本です。
勉強や部活、習い事などで忙しい人に一歩立ち止まって読んでほしい1冊です。お父さんお母さんや先生に言われて行動するのではなく、自分で自分の未来を作り上げていくためにきっと役に立つと思います。年末年始で読んでいただき、1年の目標を立てるのに役立ててください。
おが先生がおすすめする本
『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』
著者:クルベウ
出版社:ダイヤモンド社
★おすすめする学年の目安 誰でも
自尊心を高めたいとき、幸福、自由、夢などについて考えを深めたいときにおすすめ♪
7つの視点から「好きなことを見つける方法」について書かれています。
この著者がベストセラー作家になれた理由は“適度に諦める勇気があったから!”怪我のためテコンドーの選手を引退。その後も様々な仕事を経験し、どれも途中で続かなくなり辞めることに。紆余曲折から経験を重ね、言葉のセンスを磨きベストセラー作家となるまでにはたくさんの失敗、諦める勇気がありました。作家の背景を知ると、よりこの本の言葉の重みあたたかさの理由が分かるかもしれません。
たくと先生がおすすめする本
『チョコレート・アンダーグランド』
著者:アレックス・シアラー
出版社:求龍堂
★おすすめする学年の目安 誰でも
「お菓子を守れ!子どもたちの甘くて勇敢な戦いが始まる!」
子供たちの勇気、友情、そして自由への渇望を描いています。親子で読むことで子どもたちが直面する困難や挑戦に対する理解を深めることができるでしょう。また、政治的なメッセージと冒険の要素が組み合わさっており、保護者にも響くストーリーです。すごい話なのに中心が「チョコレート」という視点がお気に入りです。
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まなぶてらすきっての読書家の先生方がおすすめする本はいかがだったでしょうか。
ぜひ気になった本をチェックしてみてくださいね♪
そして!今回はスペシャルゲストとして現役中学生がおすすめする本を一冊ご紹介します。私(こみや)のレッスンを受講してくださっている読書家の中学生 Kくんがおすすめしてくれました。
Kくんがおすすめする本
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
著者:眞邊明人
出版社:サンマーク出版
戦国時代から江戸時代までの有名人たちが豪華出演!
昔を生きた人ならではの考え方、決断力で現代日本の問題を解決します。なかなか分厚い本なので、冬休み中に読み通すと達成感あり!読み応えのある一冊です。
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Kくん!コメントを寄せてくれてありがとう。
分厚い単行本を読み通して読書の達成感と喜びを味わうのもよいですね♪
皆さんもお気に入りの一冊をみつけて楽しい年末年始読書ライフを味わってくださいね。
さいごに
久しぶりの読書メルマガいかがだったでしょうか。
学生の頃はテスト期間が終わると読みたかった積読本たちとお菓子セットに囲まれて、
物語の世界にのめりこむ幸せな時間を過ごした思い出があります。あの解放感と幸福感は大人になった今はなかなか味わえません。
忙しさを理由に月に1冊読めるか読めないか…という生活をしばらく送っていましたが最近出会った本のあとがきの言葉にぐっときてしまいました。
昔は一気に物語の世界に浸かるのが楽しみでした。でも、大人になって忙しい日常の中で一気に本を読み通すことは現実的に難しくなり…物語の世界と現実世界を強引に行き来する感覚が私はあまり好きではありませんでした。
でも、このあとかぎの「溶かす」なるほどなぁと。別の世界にしなくていいのだ。
自分の生活に溶け込んでいくのだ。その感覚も読書の楽しみの一つなのだと。
『なかなか暮れない夏の夕暮れ』はそんな読書の楽しみを教えてくれる一冊でした。こんな本、読んだことない!まさに読書家の大人のための本という感じです。普段はあまりしないのですが、この本に限っては「あとがき」から読むのが個人的におすすめ。
最近忙しくて本が読めないかつての文学少女、少年にぜひおすすめしたい一冊です。