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スマホデビュー前に親子で読んでほしい!オンラインコミュニケーションのコツ

こんにちは!
まなぶてらすの こみや です。

こみや先生
こみや先生
三寒四温が身にこたえるこの時期
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

卒業・入学を控えている生徒さんからは

「卒業式で着る袴を選びに行ったよ」
「高校で使う用の新しいPCをついに買いました!」

などなど新しい環境へと飛び立つ準備が
順調に進んでいる声を聞きます。

不安とわくわくとが混在する
この時期ならではの気持ちを抱えながら

新しいステージへと進む子どもたちの姿を
見ることができるのは嬉しいものです。

 

さて、今回のブログは

 を表示しています

 

新しい環境、進学準備の一つでもあるスマホデビュー 「中学 or 高校に入ったらスマホを買ってあげるね!」と約束していた親御さんも少なくないのではないでしょうか。

でも、スマホデビューに伴う心配事もありますよね。特に今回のテーマは【スマホでのコミュニケーション】スマホデビューをする前に親子で読んでいただけたら嬉しいです!

 

なぜ知っておきたい?ネット上でのコミュニケーションのコツ

進級、進学のこの時期にスマホデビューを予定されている方も少なくないことでしょう。安否確認のため家族との連絡ツールや学習にも役立つ可能性をもつスマホ。導入のメリットがある一方で、心配の種にもなりうる可能性もありますね。

今回は特に、お友達とのネット上のトラブルに注目したいと思います。ネット上での犯罪に巻き込まれる可能性も年々高まっていますが、もっと身近なところでお子さんが誰かに傷つけられたり、時には傷つけてしまう可能性があるのが、日々のネット上でのお友達とのコミュニケーション。

文字だけのコミュニケーションは、感情の温かさが伝わる声のコミュニケーションとは違い誤解やすれ違いが起こりやすいものです。特によく使われるLINEなどのツールは短文をリズムよく送りあうこともしばしば。あまり良く考えずに簡単に送信ボタンを押してしまいがちに。

上手に使えば、離れていてもお友達との距離をぐっと縮めるとても良いツールにもなりうるので、ぜひとも上手な使い方を知っておきたいですよね!

今回は、ネット上でコミュニケーションを上手に取るためにできる2つの点をお伝えします。具体例も盛り込んでみたので、ぜひ親子で一緒にご覧いただけたら嬉しいです。

 

自分の感情が正しく伝わる表現を意識しよう!

文字は感情が伝わりにくいものです。自分はそんなつもりで書いたのではなくても、相手には間違った印象を与えてしまうこともあります。送信ボタンを押す前に「私の気持ちがこれでちゃんと伝わるかな?」と確認する習慣をつけるようにしてみましょう。

たとえば、友達から…
「ごめん、今日遊びにいけなくなっちゃった!」と送られてきた場合。

【あまり良くない例】

残念な気持ちがあるからこそ「なんで?」という言葉にそれが表れてしまったかもしれません。でも、相手からすると責められているかのように冷たく感じてしまうかも。

では、今度は「残念な気持ち」がきちんと伝わるようにしてみましょう!

 

【気持ちが伝わる例】

これはどうでしょう。相手の事情を受け止めた上で「残念な気持ち」をきちんと伝えて次への楽しみにも繋げるようになっています。

同じ「残念な気持ち」を伝えるのでも、その感情からでた言葉をそのまま文字にするのではなくどうすれば自分の気持ちが正しく相手に伝わるか一旦、自分の中で考えて送るようにしましょう。

送信ボタンを押すまでにちょっと時間はかかるかもしれませんが、友達との関係を悪くしてそれを修復するのにかける時間と比べたら短いものです。

 

リアルなコミュニケーションでは表情や醸し出す雰囲気が伝わるので「えー、なんで」でも良いかもしれません。でも、文字だけのコミュニケーションではそうはいかないもの

リアルとの違いを知ることが上手なネットコミュニケーションの第一歩です!

 

ネガティブな気持ちになった時、どうする?

友達とのコミュニケーションは、リアルであってもネット上であっても、いつでも「仲良し」という訳にはいきませんよね。時には自分が嫌な思いをすることもあるでしょう。そんな時に、ネット上のコミュニケーションではどのように対処すれば良いでしょうか。

ポイントは、相手の意図を決めつけないでその場で解決させないこと

前述したとおり、ネット上のコミュニケーションは感情を伝え合うのが難しいものです。自分が嫌な気持ちになったとしても、もしかしたら相手は傷つけるつもりなんて全くなかったかもしれません。なので、まずは相手の意図を自分で決めつけないようにしましょう。その言葉の背後には何か理由があるのかもしれません。ネット上のコミュニケーションでは相手が今、どんな状況か分からないものです

 

友達とのぎくしゃくした雰囲気は早く解決したいと思うものですが、その場ですぐに解決するのはネット上でのコミュニケーションでは限界があるかもしれません。問題が複雑化していると思う時ほどリアルで話し合うようにしましょう。顔をみて話したら、案外自分の勘違いだった…!ということもあるかもしれませんね。「ネット上のコミュニケーションは難しい」このことをきちんと理解して、問題を解決する方法を選びましょう。

 

最後に具体例を挙げておきますね。

たとえば…友達のメッセージがそっけなく感じた時

【あまり良くない例】

相手の感情を決めつけているようで、そんなつもりがなかった相手にとっては不快に思うようなメッセージかもしれません。

こんな時にはどのようなメッセージを送れるでしょうか。

 

【決めつけない例】

もしかしたら、相手は忙しかった訳ではないかもしれません。それでも自分を思いやってくれる言葉に嫌な思いはしないはずです。相手の状況をなるべくポジティブに考えると自分にとっても相手にとっても気持ちの良いコミュニケーションをとることができます。

 

ネット上でのコミュニケーションのコツまとめ

今回は2つのポイントをお伝えしました。

具体例をいくつか挙げましたが、これはほんの一例でサンプルです。いつでもこの答えが正しい訳ではありません。その状況によって、相手によって答えは変わってくるでしょう。コミュニケーションをとるお子さん自身が判断をしなくてはいけません

 

 ネット上のコミュニケーションは気持ちを正しく伝えるのが難しいということ

 相手の立場になって考えることが大切だということ

この2つを意識しておくだけで、ぐっとコミュニケーションレベルがアップするはず!
ぜひ、念願のスマホデビューを果たしてお友達と楽しいコミュニケーションをとるためのツールとして活用してくださいね♪

 

さいごに

今回はネット上でのコミュニケーションに焦点を当てた内容をお送りしました。
いかがでしたでしょうか?

どんなに仲の良い友達同士であっても誤解やすれ違いは生まれるものです。大人の私であっても、文字だけのコミュニケーションでは難しさを感じることがあります。リズムよくメッセージをやり取りしたり、何かの片手間に返信をしてしまうと思ったことをストレートに書いてしまい読み返してみて反省…なんてこともあるものです。

メルマガを書きながら私も気をつけないと!と身を引き締めました。
今回の記事がスマホデビューを果たすお子さんたちのお役に立てば嬉しいです。

 

ABOUT ME
こみや
小中学生の国数社理・作文を指導しています。 レッスンにておすすめの本などもご紹介♪ 最近の癒しは、愛猫「すーちゃん」と遊ぶ(遊んでもらう)こと。