【東京都】受験生チャレンジ支援貸付事業（受チャレ）に「まなぶてらす」は対応！概要と効果的な使い方を解説します

東京都内在住の中学3年生、および高校3年生に、受験に関わるお金を無利子で貸し出す受験生チャレンジ支援貸付事業、通称「受チャレ」は、経済的な悩みを抱えている家庭にとって大きな支えとなってくれます。

塾の費用や受験料に対して貸付を行なってくれて、しかも対象の高校、大学などに入学した場合は「返済免除」までついてくるため、利用を検討している方も多いはずです。

一方で、事業内容が少しわかりにくかったり、用意する書類が多かったり、はたまた、どのように教育にお金を使っていけば良いのかなど、疑問に感じる部分も多いのではないでしょうか？

この記事では、受チャレの事業概要に加えて、受チャレに対応しているオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」の効果的な利用方法を解説していきます。

受験生チャレンジ支援貸付事業（受チャレ）の事業概要を解説

まずは受チャレの事業概要について知っていきましょう。

受チャレではお金を貸し付けてもらえますが、無条件ではありませんし、使途についても決められています。また、求められる書類や対象となる教育サービスにも決まりがあるので、事前に事業全体について理解を深めておきましょう。

事業内容：一定所得以下の世帯へ無利子での貸付を実施

まずは事業内容ですが、上記画像のように事業サイトにてまとめられています。

要点をまとめると、

このようになります。

「高3生に準じる方」とは、

このような方が該当するため、「高校受験生、大学受験生に無利子で貸付し、一定条件を満たせば返済免除」する事業だと認識すればOK。

言うまでもなく、素晴らしい制度です。似たような制度は全国津々浦々にあれど、ここまで大規模で、かつ「無利子で返済免除」としている貸付事業はほとんどありません。

貸付資金の内容：学習塾等受講料と受験料の2種類ある

続いて貸付資金の内容（使用目的）ですが、「教育資金になら何にでも使って良いお金を貸し付けてもらえる」と勘違いしている方が多いです。

しかし、本事業はあくまで「受験生のチャレンジ支援」に絞ったものなので、「高校受験、大学受験に関する教育資金」への使用しか認められていません。

当然、領収書など使途に関する証明が必要になるので、この辺りは厳密にコントロールされています。

そして、貸付資金の内容には、「学習塾等受講料」「受験料」の2種類があります。

学習塾等受講料

学習塾等受講料はその名のとおり、学習塾などの教育サービスに対して支払う料金のこと。この料金に対して「年間20万円まで」貸し付けてくれます。

対象となる学習塾など教育サービスは下記の通り。

・受験対策として通う塾全般
・添削や個別質問に対応している通信教育
・家庭教師（事業者）
・模擬試験

引用：事業内容 – 受験生チャレンジ支援貸付事業サイト

塾や家庭教師、通信教育だけでなく、模試まで対象となっているのは大変ありがたいですね。この事業の考案者は「受験に必要なもの」をしっかりと理解できているように感じられます。

一方で、家庭教師は「事業者」のみの対応となるため、近所のお兄さん、お姉さんに個人的にお願いする個人契約の家庭教師については対象外となる可能性が高いです。

その点、私たち「まなぶてらす」はオンライン家庭教師を提供する事業者なので、受チャレにしっかりと対応しています。

受験料

続いて受験料ですが、こちらは下記のように貸付金の上限が設定されています。対象となる受験校も合わせてご覧ください。

受験料まとめ
高校受験	＊上限：27,400円 ＊対象となる受験校 ・高等学校（全日制・定時制・通信制） ・特別支援学校（高等部） ・一部の専修学校（高等課程） ・サポート校等 ・一部の外国人学校
大学受験	＊上限：80,000円 ＊対象となる受験校 ・大学（短大・専門職大学含む） ・専修学校 ・各種学校 ・大学校

「受験できる学校が数個増える」だけで人生の選択肢が大きく変わることもあるのが受験というものなので、受験料に対してもしっかり支援してもらえるのは非常にありがたいです。

利用条件：6つの条件を満たす必要がある

続いて利用条件ですが、下記6つの条件を満たす必要があります。

① 申込者は、現に要支援者（対象となる受験生）を養育する世帯の生計中心者（18歳以上）であること。
② 世帯（父母等養育者）の総収入又は合計所得金額を合算した金額が一定の基準以下であること。
③ 世帯の預貯金等資産の保有額が600万円以下であること。
④ 申込者および要支援者（子供）が都内に引き続き1年以上在住（住民登録）していること。（※申込の時点で）
⑤ 生活保護受給世帯ではないこと。
⑥ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律（平成3年法律第77号）第2条第6号に規定する暴力団員が属する世帯の世帯主ではないこと。

引用：事業内容 – 受験生チャレンジ支援貸付事業サイト

まとめると、「世帯収入と資産保有額が一定の基準を満たしていない」世帯のみ利用できる事業であるということです。

気になるのが世帯収入と資産保有額ですが、こちらはケースバイケース。参考までに下記画像をご覧ください。

こちらの表をチェックして、おおよそ基準よりも下回るようなら一度役所へと足を運び、利用の相談をしてみると良いでしょう。

必要書類：10種類程度の書類を過不足なく用意

お金が直接的に関わる事業なので、必要な書類は非常に多いです。

ここが最も大きなハードルだと思いますが、子どもの将来のためにもしっかりと漏れなく用意してあげましょう。

なお、上記のうち「赤字」にて記載している書類で提出を求められる「学習塾等受講予定表」と「納入証明書」は、まなぶてらすにて記入を行っています。ご希望の方は、まなぶてらす事務局までメールにてご依頼下さい。

このように、塾や家庭教師と連携が取れないと事業の利用は難しいので、利用する教育サービスを選ぶ場合は注意しましょう。

免除されないケース：償還（返済）、一括返金を求められるので要注意

事業概要は以上になりますが、最後に免除されないケースについても解説しておきます。

まず、免除されない場合、「償還（返済）」「一括返金」の2パターンに分けられます。

償還（返済）

償還は「対象となる高校等、大学等に進学していない場合」が該当し、毎月均等金額を返済していきます。翌年度の4月から最大6カ月の措置期間を経て、返済がスタートする流れです。

貸付金は無利子ですが、あくまで「貸付」であるため、返済に滞りがあると年利3.0%の延滞利子が発生します。

一括返金

続いて一括返金ですが、こちらは下記を満たした場合「貸付金全額を一括で返金」することが求められます。

1：資金交付額に見合った領収書を提出していない。
2：資金未使用分の返金が完了していない。
3：特例対応で申し込み、かつ貸付年度の翌年６月以降発行の課税証明書にて収入要件を超えている。

引用：手続きの流れ – 受験生チャレンジ支援貸付事業サイト

こちらは返済ではなく返金なので、分割での返金はできません。

数万円から最大20万円を一括で返金するのは大変なので、必ず事前に条件を満たしているかどうか、また必要書類や全体の流れをしっかりと確認しておきましょう。

「まなぶてらす」は受験生チャレンジ支援貸付事業（受チャレ）に対応

まずは「受チャレ」の概要をお伝えしましたが、誰がどう見ても素晴らしい制度ですね。

筆者はひとり親家庭（母子家庭）で育ち、経済的な事情から高校受験、大学受験のいずれも、塾や家庭教師など、教育サービスを利用できずに育ちました。

このような身からすると、「自分が学生の頃にこんな制度があったらな」と、ある種の後悔を持ってしまうくらい、よくできた制度だと感じます。

過去に受チャレで「まなぶてらす」を利用したお客様が存在する

そして、私たち「まなぶてらす」はこの「受チャレ」に対応しており、過去に「受チャレ」を利用したお客様にサービスを提供した実績があります。

学習塾等受講予定表と納入証明書の記入、返信対応の実績もあるため、各種必要書類についてもお任せください。

「受チャレ」利用者が「まなぶてらす」との相性が良い理由

では、なぜ「受チャレ」の利用者は「まなぶてらす」を選んでくれるのでしょうか？

その理由を下記にまとめてみました。

一言でまとめると「授業料以外にお金がかからない」点が、「受チャレ」と相性が良い最大の理由です。

一般的な塾の場合、授業料以外に「施設管理費」といった名目で、毎月数百円から数千円程度、支払いを求められます。

また、夏休みの夏期講習や夜間の受講の場合、コンビニなどで食事を済ませる必要があるため外食費がかかるのも無視できません。当然、交通費だって場合によってはかかります。

そして、一般的な訪問型の家庭教師の場合は、講師の交通費を支払う必要があることも珍しくありません。

その点、「まなぶてらす」は上記のようなお金は「一切支払う必要がない」ので、貸付金を「授業料だけに集中投資」できます。

しかも、月謝制ではなく都度予約制なので、必要に応じて授業を受ける、受けないの選択が可能。

極めつけは、大半の先生が「初回無料体験レッスン」を実施しているので、相性の良い先生を見つけるまでに貸付金を触らなくて済む点です。

上記の点を考慮すると、「受チャレと抜群に相性が良い」と言い切っても良いくらい、余分な支出を抑えられますよ。

「まなぶてらす」で受チャレを効果的に利用する方法

このように、「まなぶてらす」と受チャレの相性は良好ですが、「効果的な利用方法」を最後に解説していきます。

苦手科目を集中的にケアする

サービス名	まなぶてらす
運営企業	株式会社ドリームエデュケーション
サービス開始	2016年5月
授業時間	50分
授業料	1,600円〜

「受チャレ」にて教育資金を得ることができても、年間で20万円までという上限が存在します。

20万円と聞くと大きな金額であるようにも感じられますが、塾によっては夏期講習だけで20万円近くかかることもあり、受験対策のための資金という目線で見るとそこまで潤沢な金額とは言えません。

したがって、もしこの貸付金の20万円だけで受験対策を行うなら、「苦手科目を集中的にケア」することに使用するのがベターです。

その理由は「費用対効果」にあります。

例えば、英語で60点、数学で30点、それぞれテストで取っている子がいるとします。英語で20点上げて80点にするのと、数学で20点上げて50点にするのでは、圧倒的に後者の方が簡単です。

つまり、同じ20点でも、実際に必要なお金や時間は同じではないのです。

この観点から見ると、苦手科目に集中的に資金を投入していくのが、効率的で効果的な資金の使い方だと言えます。

なお、「まなぶてらす」は1コマ50分が最低1,600円、最大3,200円で受講できるので、1,600円を月間4回計算の6,400円で1科目分の指導を受けられます。

2科目受けても12,800円、これを12カ月続けても153,600円と、20万円を大きく下回るので、おすすめの利用方法です。

「Home School+」で家庭学習のサポートを依頼する

「Home School+」の概要
サービス内容	・1回15分程度の定期ミーティングでサポート ・学習方法や習熟度のチェックも必要に応じて実施
プラン料金	・ミーティング回数で変動 ・選べる3つのプランで家計の負担になりにくい
講師	・サポートに特化した「専任講師」を配置 ・相性が良さそうな講師をプロフィールから選択可能

「まなぶてらす」には通常の授業に加えて、「Home School+」という家庭学習指導特化型のサービスが存在します。

こちらは「教えない家庭教師」というコンセプトとなっており、科目ごとの指導は基本的に行いません。

では何をするのかというと、家庭学習のスケジュール策定や進捗管理、課題発見とその克服など、家庭学習を進める上で必要なサポートを行います。

したがって、講師が行うのは計画を立て、その進捗を管理し、見つかった課題の克服方法を一緒に考えること。実行するのは本人なので、最小限の干渉で最大限の効果を出すことを目指します。

科目ごとの指導が必要なら、適宜レッスンを追加し、不要であればサポートだけしてもらう。

このような使い方をすれば、限られた資金を効果的に使用することができるはずです。

もちろん、ご相談だけでもOKなので、「Home School+」が気になる方はぜひお話を聞かせてください。

まとめ

受チャレを利用することで、経済的な理由から進学やハイレベルな指導を受けることを諦めなくて済むようになります。

「まなぶてらす」は全ての子どもに質の高い教育を提供することを理念として運営しているため、「受チャレ」との相性は非常に良いです。

過去に「受チャレ」を利用する方が「まなぶてらす」のお客様としてサービスを受けられたこともあります。

気になる方は、まずは無料の会員登録から始めてみてください。

【まなぶてらす】
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