こんにちは!
まなぶてらすの こみや です。
本日のメルマガは
まなぶてらす講師のインタビュー
\\ 魅力発見! //
今回のゲストは、ボイトレ&イラストレッスンのYUMI BERGMAN先生です。
北欧スウェーデンでプロシンガー&イラストレーターとしてワールドワイドに活躍されています。歌と絵、二つの表現手段を使って生徒さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドレッスンを提供中。
という言葉に表れているように
ポジティブで積極的な先生ですが
場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)
を抱えていた幼少期もあったそう。
様々な経験を積まれてこられた
YUMI BERGMAN先生の魅力にせまります!!
今回もインタビュー動画を配信中です。ラジオ感覚でお聴きいただけます。
▼インタビュー動画はこちらから▼
はじめにYUMI BERGMAN先生のイラスト作品をご紹介します!
すべてYUMI BERGMAN先生の作品です。
アニメイラストからリアル系まで幅広いイラスト指導が可能です!
< 指導可能分野 >
対象:未就学児~大人
ボイストレーニング
イラスト
英語発音レッスン
ピアノ
★オンラインレッスンの指導経験も豊富
★海外で人種年齢問わず様々な生徒さんの指導経験あり
親子一緒のレッスンや
25分イラスト+25分歌といった組み合わせもOK!
● 自分を表現することが苦手で悩んでいる
● 絵や歌が好き!もっと技術を磨きたい
● 新しいことに挑戦する勇気が欲しい
こうした方々に、ぜひご覧いただきたいと思います。
=======【今回のハイライト】=======
声を出せなかった日々から「歌は人生そのもの」へ
描くことで伝える。歌うことで届ける。2つの表現の共通点
難しい挑戦ほど「燃える」んです!
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声を出す勇気、歌う喜び
どんな幼少期を過ごされたのでしょうか?
小学校に上がると、今でいう場面緘黙(ばめんかんもく)症、家ではしゃべれるのに一歩外に出ると一言もしゃべれない、そのような症状を抱えるようになりました。小学校6年間と中学校3年間は外ではほとんど話せなかったんです。
学校からの帰り道に「私、声出るのかな?」と不安に思って一人で試してみるほど声を出さない生活でした。
声で自分を表現できない日々。そんな時期、私はずっと絵を描いて自分を表現していました。私のキャリアはこの時期の絵から始まったんです。
何だったのでしょうか?
このままではいけない!
人生をしゃべらないままで終わらせたくない!
と思い、高校で意を決して話し始めました。
その後、短大に進学し1年目は美術を専攻しました。引き続き絵は私にとって自分を表現する大切な手段でした。
そこから歌の道に進むようになったそうですが
どんな転機があったのでしょうか?
「絵はキャンバスを通して表現できるけれど
歌ならリアルタイムに自分を表現できる!」
その瞬間、歌の道に進む決意をしました。
親には申し訳なかったのですが「1年を無駄にしたくない」と説得し短大を中退して音楽の専門学校に進学しました。
すごい行動力ですね。
人生は一度きりだから
怖がらずにどんどんチャレンジしたい!
と私は思っています。「ダメかも」と思うと道が閉ざされてしまいます。やってみることが大事です。
卒業後は教える側としても、パフォーマーとしても経験を積み、本当に充実した日々を送りました。スウェーデンに移住する直前まで歌のキャリアを積み重ねていました。
表現の仕方には違いがあると思います。
先生はどう感じていますか?
何かを人に伝えたいという気持ちは共通しています。
ルーツは一緒なんですよね。歌も絵も、どちらも私にとって大切な自己表現の手段です。
歌や絵は、私の人生そのものです。
スウェーデンに来てからは、実は歌えない時間が長くて…それがすごく辛かったんです。日本ではジャズバーで毎週歌ったり、ライブの仕事をしていたのですが、スウェーデンでは言葉の壁もありなかなか歌う場所も見つけられませんでした。でも、その辛い時期を乗り越えてまた歌えるようになった時の喜びは本当に大きかったです。歌は自分の喜びですね。
絵に関しても、お客様が喜んでくれることが嬉しいです。自分を表現できるだけでなく相手の方が喜んでくれることが、また別の嬉しさを感じさせてくれます。
歌も同じで、自分の気持ちが相手に届いて、相手の気持ちもまたこちらに届く、そんなやり取りがすごく大切だと思います。どちらも、私の人生に欠かせない大切な部分ですね。
乗り越えた先にある、自分だけの歌
スウェーデンに行く決断をされたきっかけは
何だったのでしょうか?
「絶対大変だろうけど、やるしかない!」
そんなわくわくするチャンスを逃す手はありませんでした。誰も知らない場所で、歌のキャリアを一からやり直すのはかなり大変だと思いましたがそれでも「自分の人生でチャレンジしたい」と決断しました。
どうやってその勇気を得られたのでしょうか?
でも、つらい経験を乗り越えるたびに自分が強くなっていることに気づきました。そして、それがいい歌に繋がっていくと感じたんです。
だから、もっとつらい経験を積んでもっといい歌を歌い人生をレベルアップさせたいという気持ちが強くなりました。
当初は歌えない期間が長かったので正直しんどかったです。それでも、その経験が今の自分を作っていると感じています。
スウェーデンに来て、本当に良かった。日本では経験できないことができ、深い歌も歌えるようになりました。また、絵を描くことを再開するきっかけにもなりました。今ではイラストの講師としても活動しています。
挑戦になる状況ほど燃えるんですね!
私は小さい頃から色々なことを乗り越えてきました。そうした経験をしていない人が歌う歌と経験している人が歌うのは絶対に違います。絵もそうです。それだったらいっぱい経験して、死ぬギリギリに「大変だったけど頑張ったな」と思ってやるだけやった、悔いはないと死にたい。私はそう思うんです。
私は険しい方に行くタイプだったんです。それが自分を成長させるし、教える立場になった時にはその経験が生きてきます。どんなに大変でも挑戦することで得られるものは大きいと信じています。
スウェーデンは移民が多くさまざまな文化が混ざっている場所です。そんな所で私は歌ったり、教えたりしています。そして、歌やイラストを通じて世界中の生徒さんに教えることができています。
もし、私と同じように場面緘黙症などで悩んでいる人がいれば「大丈夫だよ」と伝えたいです。実際、声が出るか心配していた私が今は声を仕事にしているんですから。
”言葉”って武器になるじゃないですか。だから自分を守っていたんです。でも、私のそうした繊細さや敏感さが今では歌を歌ったり、絵を描いたりする際の強みになっています。短所だと思っていたことも実は大きな強みになるんですよね。
特に学生の頃や若い時期には、自分に自信が持てないことが多いと思うんです。でも、どんな人にも素晴らしいところがあります。
自分を「なんてダメなんだろう」と思うのではなく
「私はこれでいい」と自信を持って表現してほしい。
絵や歌を通じて、自分を好きになることができ自己肯定感を持つきっかけになると思います。
お子さんも多いと思います。
学校を卒業すれば、どんどん広がっていきますし「大丈夫だよ」と伝えたいですね。私も辛いティーンエイジャーを過ごしてきたので、そうした気持ちがよく分かります。辛いのは今だけだと思って、好きなことに挑戦していってほしいです。
楽しむうちに、自然と身につくイラストレッスン
どのような内容を教えていますか?
初回レッスンの前に好きな作品やキャラクターや学びたいことをヒアリングします。例えば
- 手をバランス良く描くのが難しい
- 体のバランスが取れない
- デジタルでの色や影の塗り方を知りたい
など、具体的に教えてもらえるとより効果的ですね。
レッスンで一番大切にしているのは「楽しく学ぶこと」です。
楽しみながら「なんかできてる!難しくないじゃん!」と感じてもらえることが一番大事だと思っています。
生徒さんはペンと紙、iPad、さまざまなソフトなど自分が使いたいツールで参加可能です。もちろん、生徒さんの使うツールに合わせて説明を工夫しています。
一緒に好きなキャラクターや描きたいものを描きながら構図やバランス、コツなどを丁寧に伝えていきます。
例えば小学生くらいの子は、アナログで描く子も多いですし最近はiPadで描く子もいますね。そのような時期に顔のバランスや体のパーツの位置、目の描き方など基礎的な部分をしっかり学ぶと、ぐっと成長します。
高校生くらいになるとすでに描き込んでいる子が多いので、構図や服のしわなどより高度なテクニックに進みます。それぞれのレベルや目標に合わせてレッスンを進めています。
基礎を学ぶことの大切さとは何でしょうか?
例えば顔を描く時「正面の顔なら丸を描いて真ん中に線を引いてみて」とアドバイスします。その線の上に鼻、口、あごの位置を合わせると自然なバランスになりますし、目の位置や耳の高さも意識することで全然違ってきます。
大事なのは、こうした基本を「難しい勉強」としてではなく、「楽しい発見」として伝えることですね。
骨格を学ぶときには「ここに骨があるんだよ」と実際に自分で触って確認してもらいます。骨の名前など一応伝えますが、「覚えなくても大丈夫!」と言っています。勉強っぽくなると楽しくなくなっちゃいますからね。
お腹から声を出す?それってこんな感じ!
- これから上手くなりたい
- ミュージカルやオーディションで選ばれたので練習したい
という目的で来られます。
初心者の場合、まずは声の出し方からスタートします。というのも、歌を歌うときも話す時と同じように声をだしている方が多いです。普段話している時と同じように喉だけで歌おうとすると
- 声がかれる
- 高音や低音が出ない
- 不安定
- 細い声になってしまう
といった悩みが出てきます。
よく「お腹から声をだそう!」といいますよね。それは、いわゆる「横隔膜」のことなんですけれど、それだけ言われても「お腹から声を出すってどんな感じ?」「横隔膜ってどこ!?」ってなるじゃないですか(笑)
先生はどのように指導されているのですか?
他にも「遠くの人を呼び止めるように『おーい!』と言ってみて」と伝えると、自然に息を必要なだけ吸ってお腹から声が出せるんです。その瞬間を捉えて「今のだよ!」と伝えます。そこから少しずつ「はっはっはーーー」と声を伸ばしてみたり歌う感覚に繋げていきます。
「歌う」って思うと皆さん体がかたくなってしまうんですよね。だからこそ、難しい言葉を使ったりせず真似してもらって楽しくやってもらう。こうやって、自然に声の出し方の基礎を体で覚えてもらうんです。
特にミュージカルやオーディションを目指す方には「上手に歌う」だけではなく「自分の感情をどう歌に乗せるか」を教えます。
歌が上手でも、聴く人の心に残らなければ意味がありません。テクニックだけではなく、歌の中でどう表現するか、その人の魅力を引き出すことを大切にしています。
最初は全然出なかった声が30分後にはしっかり出るようになったり。「自分は歌えない」と思っていた人でも、出し方を知るだけで変わります。
その瞬間に「出た!」と感じてもらえることが大切なんです。そこからはどんどん自分の声が好きになり、楽しみながらレベルアップしていけます。
大切なのは「歌わなきゃ」「練習しなきゃ」と肩に力を入れないこと。「なんか楽しい」「できた!」と感じることが成長の第一歩です。
歌うことに対する不安やナーバスな気持ちが声に出ることもあります。そんな時は一旦「歌う」という意識から離れ、息を使ったエクササイズや「喜んでいる犬の真似をしてみて!」といった遊び心のあるアプローチを取り入れます。
▼YUMI BERGMAN先生の歌声はこちらから▼
歌って描いて、自分を好きになる
一度にたくさん詰め込むことはしませんが、その生徒さんが「今必要だな」と感じることをしっかりキャッチして指導しています。
「今日のレッスンやったけど、なんも変わらなかったな」とは絶対に思ってほしくないんです。毎回、少しずつでもレベルアップしてほしいし、楽しんで自信を持ってもらいたい。
そのために、私はとにかく褒めます!「すごい!できた!」という言葉を大切にして自己肯定感を高めて自分を好きになるよう、「次も頑張ろう」という気持ちを育てられるようにしています。
テクニック面でも気持ちの面でも充実したレッスンになるよう心がけています!
自分を好きになって自信を持てると歌でも絵でも、他の教科でもどんどん伸びる。
でも「自分なんか……」って思ってしまうと心のドアが閉じてしまって前に進めなくなってしまう。だから、まずは自分に自信を持ってもらいたいんです。
- 歌を習いたい
- 絵を描きたい
という強い動機がなくても大丈夫。
- なんか自分に自信がない
- 勉強に疲れちゃった…
そんな子にもレッスンを受けてほしい。
レッスンを通して、少しずつ「なんか楽しいかも」「ちょっとゴールが見えてきたかも」って感じてもらえたら嬉しいです。
歌は自分の声さえあればどこでもできますし、絵もその辺のペンとメモ帳があれば始められます。たとえば「ペットを描いてみたい」くらいの気軽な気持ちで大丈夫です。レッスン後に
「楽しかった!」
「モヤモヤしてたけど大丈夫な気がしてきた」
って思ってもらえたら、
それだけで大成功だと思っています。
だから全員に同じアプローチをするのではなく、その子の性格に合わせた接し方をしています。
恥ずかしがりやのお子さんでも大丈夫!安心して飛び込んできてほしいです。自己表現がもともと苦手なお子さんでも「子どもが『すごくレッスン楽しかった!』と言っていました!」と親御さんから嬉しい言葉をいただくこともたくさんあります。
ボイトレも、プロの歌手を目指す方だけではなく、カラオケで上手に歌いたいなどのご希望も大歓迎です!
イラストも「見せるのが恥ずかしい」という子には「見せなくてもいいよ」と伝えています。強制せず、その子のペースに合わせて進めることを大切にしています。
どうぞ気軽に体験レッスンから受講なさってみてください!
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YUMI BERGMAN先生、
ありがとうございました!
■ お子さんのペースで自分に自信を持って自分の世界を広げていってほしい方
■ 世界で活躍するプロから歌や絵の技術をマンツーマンで指導してほしい方
■ 「何か楽しいことを見つけたい」と思っている方
こうした方々におすすめしたい先生です。
歌やイラストのレッスンを通して自分を表現する楽しさや自信を育む大切さを教えてくれます。また「ちょっと自信がほしい」「リフレッシュしたい」という方にも寄り添ったオーダーメイドレッスンが魅力的です。ご兄弟で一緒にレッスンを受講したり、歌とイラスト両方を1コマ内で学ぶこともできます!
笑顔あふれる楽しいレッスンで「なんかできた!」という小さな成功体験を積み重ね、自分をもっと好きになれる時間を過ごしてみませんか?
優しさと豊富な経験を持つ先生のレッスンをぜひ一度体験してみてください♪
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最後までお読みいただきありがとうございました。
また次のインタビューでお会いしましょう!
こみや