こんにちは!
まなぶてらすの こみや です。
本日のメルマガは
まなぶてらす講師のインタビュー
\\ 魅力発見! //
今回のゲストは、国語講師のあべ先生です。
グローバルに活動されているあべ先生。海外にて日本人海外生・帰国生のサポートをされてこられました。その人数は延べ2500人以上!!今回はその経験を余すことなく語っていただきました。
海外にお住いのご家庭ならではのお悩みや帰国生の中学・高校・大学受験それぞれの特徴も伺いました。海外在住の方、帰国生入試を予定されている方必見です!!
▼あべ先生のプロフィールはこちら▼
https://www.manatera.com/wte/
〈 指導可能分野 〉
対象:5~18歳
教科:国語
帰国生入試対策/作文/日本語の面接対策
ああああああああああ日本の教科書と同じレベルのお勉強
★ 帰国生入試のエキスパート!
あああもちろん国内生も大歓迎です。
★特に北米、欧州にお住まいの方との
時間的な相性がぴったり。
【参考時間】水曜日・木曜日
北米西部時間 10AM~3PM
北米東部時間 1PM~6PM
欧州中央時間 7PM~0AM
● 海外在住のお子さんの日々の勉強や将来の人生設計にお悩みの方
● 海外で日本語を学ぶことに難しさを感じておられる方
● 帰国生入試の準備を始めたいと思われている方
こうした方々に、ぜひご覧いただきたいと思います。
それではインタビューをどうぞお楽しみください♪
=======【今回のハイライト】=======
負け続けて培った ”タフさ” で海外を生き抜く!
海外での思考習慣
笑いあり涙ありの海外在住者サポート
レッスンでは喜怒哀楽を感じてほしい
1回のレッスンにかける思い
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失敗したって大丈夫!笑って泣いて楽しむ
住めば都!チャレンジを楽しむ海外生活
実際に住むという経験をされていますね。
はじめに海外に行こうと思われた
きっかけは何でしょうか?
将来は海外で暮らしてみたい!という夢を持っていました。
その夢を叶えるべく、大学卒業後は海外転勤のある仕事、海外に住む日本人の子どもたちのための塾を経営している会社に就職しました。
それからは数年ごとに、
アメリカの色々な州や他の国に転勤しました。
今はアメリカ西部の自然の中で静かに暮らしています。
アメリカ国内では、中西部のシカゴ、西部のカルフォルニア、東部のニューヨーク。あとはフロリダとオレゴンですね。カナダとバルバドスにも住みました。
色々なところに住んでおられたんですね。
私は出身が秋田県なんですけれど、今住んでいる所は秋田県に似ていて。冬は寒く、四季がはっきりしています。山もあってとても自然豊かなんですよ。
都会にも田舎にも住みましたが、どちらもそれぞれ違う個性があって好きです。同じアメリカでも住む場所によっていつも違う国のように感じています。人の感覚も、その土地の文化も全然違う。私は住めば都で、どこに住んでいても楽しんでいます。
周りから常に刺激を受けているので、いつも自分がアップデートされている感覚がありますね。海外に限らずどこに住むにしても、自分の意見をしっかりもって生活すれば多少の困難は乗り越えていけるのではないかなと感じています。
難しいなと思うことはあるんですけれど、そうしたことにチャレンジするやってみよう!という気持ちが常にあります。
たとえば日常生活の中だと、日本の食材が手に入りにくい地域もあります。そういう時は自分で作り方を調べて納豆を作ってみたりしました。インターネットがある時代に生きていて本当に良かったです!
そういう部分も含めて楽しんで生活できていると思います。
もともと、あべ先生は何かに挑戦したり、
ポジティブシンキングするのが得意だったのですか?
それを治すために両親が剣道部に入れてくれたんです。
正直な話、私は負けっぱなしでした(笑)
でも、そこでタフさは養えたかなと思います。
健康になったし、負け続けたけれど次もやってみよう!という精神力はついたかなと。
本当に剣道は弱かったですし、他の面でも私は失敗が多いです。今でもそうです。そういう恥ずかしい失敗談とかもレッスンで生徒さんに普通にお話するんですよね。
失敗しても、間違っても大丈夫。
苦手でも一緒に考えよう。
自分の得意なところを探して、それを伸ばしていこう。
こういうメッセージを伝えたいと思っています。
失敗したって人間味があって良いんです。だれも聖人君子じゃないし。子どもって完璧を目指してしまうんですよね。そうならないと落ち込んでしまう。
「誰でも失敗するんだよ」ということを知っていれば、もっと色々なことに挑戦しやすくなるんじゃないかなと思います。失敗したあとのほうが大切だっていうことを学んでもらえるように心掛けています。
海外で「国語」を教えるということ
もともとそうしたお仕事をしたいと思われていたんですか?
もともと学生時代に学習塾で指導をしていて、そこで教えることの達成感や誰かと一緒にゴールする喜びを感じてやりがいのある仕事だなと思っていました。
就職先を探している時に海外転勤のある教育のお仕事を見つけることができて。ちょうど良いタイミングで、海外で教育に携わるお仕事に就くことができたんです。
実際に海外で指導されてみていかがでしたか?
でも、海外では日本語に接する機会が少ないので、むしろ国語を一番勉強したいというご家庭が多いです。
海外で指導する時いつも考えていることは、生徒さんにとって何が一番ベストかということです。というのも、生徒さんによって海外に渡った時期や背景が違うからです。なかには海外で生まれ育った子もいます。同じ年齢のクラスの中でも、それぞれの生徒さんによって日本語のレベルの差というのは非常に大きいです。
たとえば、「筆記用具をだして」という言葉に対して同じ高校生でも理解できる子とできない子がいる。本当に大きなレベルの差があると思います。
そのせいで、海外の補習校や塾に入っても上手くいかずにもどかしさを感じている学生が多いのではないでしょうか。
また、目指すゴールもみんな違います。日本に帰る子もいれば永住する子もいる。まったく別の国の大学を目指す子も。
私はそうした一人ひとりのレベルや悩み、ゴールに寄り添ったレッスンを考えるのが好きです。
もはや趣味ですね!(笑)
一人ひとりに寄り添うには個別指導が良いのかなと思いますが、海外の塾ではやはり個別指導が人気ですか?
そのあたりはとても不便だと思います。
それに個別だから良いというわけでもなくて…
どんなに評判の良い先生でも相性が合わないこともありますよね。日本であればある程度変更もききますが、海外では他に選択肢がない場合もあります。
だから、たくさんの選択肢があるまなぶてらすは海外にお住いの方にとって本当に救世主だと思います!
集団も個別も指導されてこられた経験豊富な先生方が大勢いらっしゃるので、それぞれの良さを生かして生徒さんにとって一番良いサポートをしてくれると思います。
”キラキラ”だけではない海外生活
1つは、海外に渡った時期による
言語能力の違いといったお悩みがあると思います。
たとえば、同じアメリカ1年目の生徒さんが2人いたとしても、1人の子はイギリスに3年住んでから渡米し、もう1人は日本から初めて海外に来たと。
日本から来た子は英語の勉強もしなくてはいけないので、英語と日本語のはざまで苦しみます。しかも、現地校に通って毎日闘わないといけない。そうした現地校のお悩み相談を受けることもあります。
2つ目は駐在員としてやって来ると、
帰国の時期がはっきり分からないということです。
そのために、勉強のゴールをどこに設定すれば良いのかという悩みが生じます。たとえば受験に合わせて6年生の時に帰国したいなと思ってもそれが叶わないことも。もしそれが上手くいったとしても
・どういった受験スタイルがあるのか
・英語はどこまで頑張ればいいのか
・他の科目はどうしたらいいのか
・子どもの個性にあった学校はあるのか
といったお悩みも出てきます。
各家庭の教育方針もあると思うので、アドバイスするときは個性・時期・家庭の教育方針を合わせて考えます。
海外に渡った時期による言語能力の違いと、帰国の時期の不透明さが一番悩ましいのではないかと思います。
日々の勉強内容にも関係してきますし。
キラキラしたことだけではありません。
人知れぬ苦労が各家庭でたくさんあります。それを私は真横で見てきました。海外でも特に日本人の少ない地域のご家庭だとどうしたら良いのかパニックになってしまうことも。
インターネットの情報はキラキラした部分だけが書かれていたりするので、そうした情報とご自分のお家を比べて「何でうちの子/家庭はこうじゃないの!」と考えて落ち込んでしまうと何も進まなくなってしまうんです。本当に色々なパターン、色々なご家庭があります。
インターネット上には、「帰国生のためのお勉強方法」とか「学校の選び方」などがパターン化して載せられているものもあります。
でも、そのパターンにお子さんやご家庭が当てはまらなかったとしても心配しないでください!一人ひとり、ご家庭ごとにまったく違うんです。
また、逆に当てはまると思った時も気を付けなければいけません。載せられているパターンに「ウチの子も似ているから今はこの勉強をしなくてもいいや」と楽観的になりすぎるのも怖いものです。
だからこそ、一人で悩まずに誰かに現状やゴールについて相談をするのが良いと思います。
早いうちからご両親以外の第三者の大人に相談できる環境を整えておけると良いですね。ご両親以外の大人と日本語で話す機会がないというお子さんも多いです。第三者が入ることで、ご両親の知らないお子さんの新たな一面を引き出すことにもなります。
オンラインで気軽に良きアドバイザーとなってくれる人を見つけられるようになって本当に良かったなと思います。ぜひ、まなぶてらすで受講してほしいです。
まなぶてらすの経験豊富な先生たちにどんな事例があるのか聞いてみるだけでもいいんじゃないかなと思います。本当に色々な経験をされている先生がいらっしゃいます。
海外留学をされていたり、今も海外で働かれていたり。同じくらいの年齢のお子さんがいる先生もいらっしゃると思います。適材適所で自分に合った先生が良きアドバイザーになってくれたら本当に頼もしいですよね!
なかったりとかなりのストレスがおありでしょうね。
たくさんの笑顔もみたんですけれど、涙も怒りも大喧嘩も見てきました。
だからこそ、「ウチだけ特別に変だ!これからどうすれば…」と悲観的になっているご家庭にも具体的な事例を基にアドバイスすることができます。
国語の教科だけではなく、出来る限りトータル的にサポートできたらと思います。現地の勉強と家庭学習のバランスをとって、お子さんの個性に合わせて一緒に考えていきましょう!
海外帰国生入試を全面的にサポート
中学・高校・大学の帰国生入試
レッスン内容について伺います。
帰国生入試対策レッスンを提供してくださっていますが、
具体的にどのように進めていくのでしょうか?
・過ごされてきた国や地域
・今どんなお勉強をしているのか
・予定されている帰国の時期
・日々の勉強でのお悩み
・プライベートでの不安
などを伺っています。まずはじっくりお話を聴いて、それから、どんな勉強ができるかを一緒に話し合っていきます。
帰国生入試の入試対策は本当に多岐にわたっていて、しかも同じ学校であっても毎年同じ入試スタイルとは限りません。予想外の問題が出てきたとしても焦らずにお子さんが自分の力を出せるようなレッスンを心がけています。
カウンセリングの後は勉強のカリキュラムを作っていきますが、まずは自分の目標にあった学校選びから相談していくことになります。
帰国生に求められる人物像は各学校によって少しずつ違っているものです。そうした学校ごとの教育方針を考慮しつつどんな学校がお子さんに合っているかを一緒に考えていきます。
やはり特別なものがあるのでしょうか?
試験は、英語のペーパーテスト、英語でのインタビュー、エッセイなどです。最近は、自分の話している英語を録音してそれを送って採点してもらうというのもありました。
試験科目も学校ごとに違っていて、3科目(英語・国語・算数)のところもあれば、英語+国語 or 算数といった試験スタイルのところも。
英検を一定級レベル保持していれば、英語の試験が免除される場合もあるので、そのときは国語と算数に集中することもできます。もちろん4科目(国算理社)のところもありますよ。
また、科目に限らずに事前にテーマが与えられて、それを日本語でプレゼンするという試験スタイルもあります。
見ている方は楽しいのですが、やるのは大変ですよね。試験の内容から各学校が生徒さんの個性をどうにかして見えるようにしたい!という工夫が色々と感じられます。
対策がだいぶ変わってきますね。
ただ、志望校の試験内容に縛られずに色々な選択肢を広げておいてほしいです。英語しか使わないから国語はやらないではなく両方とも続けてみたり。現地の算数だけでなく日本式の算数も学び続けてみたり。
色々な教科にチャレンジしていると「やっぱり別の学校に行きたい!」と思った時にも選択肢が増えますよね。
海外ではスポーツや音楽などの芸術系の習い事もたくさんあるので、お勉強だけでなく、そうした習い事とのバランスも探していくことが大切だと思います。そういった総合的なアドバイスもしています。
高校受験も同じなのでしょうか?
特別な英語の試験を作る高校は本当に少ないです。
3科目(国語・数学・英語)を日本の子と同じように勉強していれば選択肢が増えますね。
帰国生入試といっても、
中学受験なのか高校受験なのかで違います。
高校受験の方がハードルは低いのでしょうか?
そういった意味でいうと中学入試の時よりも絶対に勉強しなければいけない量が増えるので、難易度は高くなると思います。
高校によっては海外にいたことを考慮して、国語と数学の点数が多少低くても考慮してくれるところもあります。ですが、あまり期待しないでしっかり勉強した方が良いですね。
大学入試はいかがでしょうか?
もちろん、医学部などは英語のほか、理系科目が必須です。日本の理系科目の勉強を高校1年生の分から始めなくてはいけないので。
本人が将来やりたいこと今自分ができることとのバランスをみて進路を決めていくかたちになります。
精神力もいることだと思います。
だからこそ、日本の大学受験事情についてお話することは、現地にいる彼らにとって現実味が出るので必要なことだと思います。
また、アメリカは州によって教育レベルが恐ろしく違います。同じ高校3年生でも、ある州の子と別の州の子では学んでいる内容がぜんぜん違うんです。そういったこともあるので、日本の大学に入るために必要な成績や科目などの情報を知ることはとても大切です。
・自分の持っている強みは何か
・受験のために必要なことは何か
といったことを早いうちから
考えられていると目標に向かいやすいです。
自分を知ることも大切ですね。
それは、たとえ失敗してももう一度別の方法を考えて挑戦してみたり、ちょっと上手くいかなくても続けていこうという継続の大切さを経験したりすることで自分自身のことをよく理解できるようになるということ。
そして、最終的には自分自身だけでなくて自分とは違う考えの他人のことも大切にする人物になってもらえたらいいなと思っています。
毎回のレッスンを思い出に
先生が気をつけておられることを教えてください。
ということを意識して伝えています。
落ち込む子たちを全力で励まします!!
「こんなにやっているのにどうしてダメなんだろう…」という感想は頑張ったからこそ出るものです。まずそこまで頑張ったことを褒める。
そして、なんで失敗してしまったかを教えてあげる。そんな簡単なことだったんだ!ということもありますし、これはしょうがないよねということもあります。
生徒さんの個性やご家庭の教育方針に合わせて励ましていきます。失敗を恐れない!へこまない!生徒さんが後ろ向きにならないようサポートしています。
毎回のレッスンで何か一つでも「これができるようになった!今度の課題はこれだね」といった変化を持たせたいと思っています。
一回ごとのレッスンを私も全力投球していますし、受講する生徒さんも全力投球で応えてくれるようなレッスンを目指しています。
私は1回のレッスンの中で喜怒哀楽が全部入るといいなと思っています。喜びや楽しさはもちろん、「怒」これは自分の中で燃ゆるものを持つということ。「哀」これは落ち込んでも次の成長へとつなげていくこと。毎回のレッスンが生徒さんにとって思い出に残るようなものになってほしいです。
これから受講をお考えの方に一言お願いします。
もうすぐ2年になります。
色々な子ども達と関わることやご家庭とお話することが本当に楽しくて、私自身も一人ひとりと長い期間一緒に走り続けることで成長させてもらっています。
本当にありがとうございます。
これからもまなぶてらすの一員として
一緒にパワーアップしていきたいと思っています!
私の国語のレッスンだけではなく、面接やカウンセリング、日々のお悩み相談のような受講をされる方もいらっしゃいます。私の教育論が全ての人に当てはまるわけではないと思っています。まなぶてらすは色々な選択肢があって、そこが強みです。
今回の私の話をお聞きになって、教育論やサポート方法に賛同してくれる方の一助になれたら良いなと思っています。
毎回のレッスンで全力投球していきますので、
よろしくお願いいたします!!
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あべ先生、
ありがとうございました!
■ 海外在住の子どもに何を勉強させたら良いかわからない
■ 帰国生入試を学校選びから全体的にサポートしてほしい
■ 海外在住の子どもや親のお悩み相談にのってほしい
こうした方々におすすめしたい先生です。
たとえ失敗しても明るく笑って、次へのエネルギーに変えてくれるあべ先生。先が見えない暗闇の中にいるようなお気持ちになっているお子さんや保護者の方の希望の光となってくださることでしょう!
カウンセリングだけでも受講可能ですので、話を聴いてもらいたいなという方はぜひお気軽にお問い合わせなさってみてください。
▼あべ先生のプロフィールはこちら▼
https://www.manatera.com/wte/
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次のインタビューでお会いしましょう!
こみや