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受験生がゲームをやめる時期はいつ頃が理想?やめる方法も徹底解説

受験生がゲームをやめる時期はいつ頃が理想?やめる方法も徹底解説

受験にハマっている受験生にとって「ゲームをやめる時期」は非常に大切なポイントですが、下記のように悩んでいる方もいると思います。

  • いつ頃からゲームをやめた方が良いんだろう…
  • ゲームにハマりすぎてて勉強に気が回っていかない…
  • 勉強をした方がいいのは分かってるけど何から始めれば…

そこでこの記事では、「ゲームオタクの現役講師」である筆者が、「受験生がゲームをやめる時期」というテーマについて深掘りをしていきます。

受験生がゲームをやめる、減らしていくポイントは、できるだけ早く家庭学習習慣を身につけつつも、息抜きの手段としてゲームを適度にプレイできるようになることです。

「完全にゲームを断つ」のが理想ではあるものの、無理をしてまでゲームを卒業する必要はありません(例外アリ)。

それでは、詳しくチェックしていきましょう。

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私たち「まなぶてらす」は2016年からオンライン家庭教師サービスを提供しています。専門的な知識と経験に基づいて、勉強に関する情報をわかりやすく解説します!

受験でゲームをやめる時期は早ければ早い方が良い

まずは「受験生がゲームをやめる時期」に関する結論を述べますが、言うまでもなく「早ければ早い方が良い」です。

というよりも、「この記事を読んだこの瞬間」からゲームをやめる、あるいは減らすのが最も理想的です。

受験対策は始める時期が早ければ早いほど成功確率が上がるので、可能な限り早くゲームをやめられればその分だけ合格する可能性は高まります。

理想的な受験スケジュールとは?

とはいえ、理想的な受験スケジュールを知っておいた方が、いろいろとイメージがしやすいのも事実です。

ということで、おおまかに下記にまとめてみました。

理想的なスケジュール
2年春休み〜3年夏 家庭学習習慣を身につける
3年夏休み〜3年秋 基礎〜標準を身につける
3年秋〜受験当日 過去問を解く

志望校のレベルによって程度の差はあれど、基本的には上記のようなスケジュールで考えれば良いでしょう。

理想的なゲームをやめる時期は「3年夏」

そして、上記スケジュールを考慮に入れた上で、理想的なゲームをやめる時期は「3年夏」です。

高校受験も大学受験も、夏休みに部活が終了し、そこから受験モードに入っていくのが基本的な流れですよね。

ここで受験モードにスムーズに入っていけるかどうかで合格可能性は大きく異なります。

「部活が終わった開放感」に包まれてゲームを際限なくやってしまうのは、典型的な受験失敗パターンなので注意が必要です。

ゲームへのハマり具合によっては、家庭だけでの対応だと限界があるのも事実です。

私たち「まなぶてらす」には経験豊富な先生が多数在籍しており、「ゲームと勉強」という根深い問題に効果的なサポートを提供できます。

対応は早ければ早いほど受験に有利なので、まずは無料のご相談からお待ちしております。

受験生がゲームをやめる、減らすまでの3つのステップ

まずは「やめる時期」に関する点を深掘りしていきました。

続いてゲームをやめる、減らすまでの流れについて見ていきましょう。

  1. ゲームをやりながら家庭学習習慣を身につける
  2. ゲームの割合を少しずつ減らしていく
  3. 受験勉強に完全にシフトする

こちらの3つのステップに従って解説していきます。

1:ゲームをやりながら家庭学習習慣を身につける

  • 1日5分でもOK。とにかく机に向かうことを習慣に
  • 大きなストレスがかかるのでゲームを禁止しない
  • 勉強内容は基礎基本を中心に

ゲームから受験勉強にシフトするために大切なことは「段階を踏む」ことです。

まずは家庭学習の習慣を身に付けさせないことには始まらないので、1日5分でも良いので机に座って勉強をする時間を設けてください。

勉強内容については「基礎基本」を中心に扱い、簡単に取り組めるテキストを用意するのがベター。

この時期は内容よりも「習慣づけ」が大切になるので、「とりあえず机に向かってればOK」くらいに考えておきましょう。

2:ゲームの割合を少しずつ減らしていく

  • 15分、30分、1時間、、といった具合に勉強時間を増やす
  • 2時間、1時間30分、1時間といった具合にゲームの時間を減らす
  • 勉強内容は基礎〜標準を中心に

学習習慣が身についたら、続いてゲームの割合を少しずつ減らしていきましょう。

大切なのは「スモールステップ」を踏んでいくことです。

1日5分の勉強から突然1時間に増やしても、まず間違いなく続きません。

1日2時間のゲームの時間を突然30分に減らしても、ストレスが溜まるだけです。

少しずつ、少しずつ、勉強時間を増やしゲームの時間を減らしていくことが大切ですよ。

3:受験勉強に完全にシフトする

  • 勉強時間を最大限増やせるようにシフト
  • ゲームは最小限に抑えるようにシフト
  • 過去問演習にどれだけ早く入れるかが鍵

学習習慣が完全に定着し、勉強時間が1時間以上確保できるようになったら、受験勉強に完全にシフトしていきましょう。

受験対策用のテキストの演習を黙々とこなし、それを終えてどれだけ早く過去問演習に入れるのかが鍵になります。

理想としては、「秋(11月)」までにこのモードに入れるとGood。

なぜなら、11月、あるいは12月に「内申点に関係する最後の定期テスト」があるからです。

どの都道府県でも、3年生の定期テスト結果が内申点に大きく関係するので、最後の定期テストで良い成績を取って、受験に向けて弾みをつけられると成功可能性はグッと高まります。

逆に、この時期までエンジンがかからないと、周りから大きく遅れをとることになるので注意が必要です。

受験勉強へのシフトがうまく進めば良いですが、「勉強してくれなくて不安」といったお悩みを抱える家庭も多いと思います。

勉強をしない背景には、勉強方法やスケジュール立案がわからないといった問題が潜んでいることがほとんどです。

私たち「まなぶてらす」にご相談いただき、一緒に志望校合格へ向けて学習を頑張っていきましょう。

受験生がゲームをやめる、減らす方法

受験生がゲームをやめる、減らす時期について説明をしてきましたが、ここからはその方法について掘り下げていきます。

  • 「ゲームには勝てない」と負けを認める
  • 完全に断つことは諦め両立する方向へとシフトする
  • 自分でルールを決めさせる
  • ゲーム要素を勉強にプラスする

こちらについて、順番にチェックしていきましょう。

「ゲームには勝てない」と負けを認める

筆者はゲームを幼い頃から今に至るまでプレイし続けており、ゲームの「恐ろしさ」は身をもって実感しています。

ゲームで人生を狂わせた人間も、これまで幾度となく目にしてきました。

そんな経験からはっきり言うと、「ゲームには絶対に勝てない」と考えるべきです。

特に現代のゲームは熾烈な開発競争を繰り広げていて、さらに中国企業の進出もあり、生半可な作品では開発費の回収すら現実的ではありません。

つまり、各会社がお金儲け、つまり「ハマらせよう」と試行錯誤を重ねており、この「大人の本気」に対して子どもが抵抗できるとは思わない方が良いでしょう。

したがって、「負けを認める」ような下記戦略が非常に重要です。

全面降伏
  • 「自分ではコントロールできない」から親に管理してもらおう
  • 「もうどうやってもゲームがやめられない」からゲーム機ごと売ろう
  • 「スマホを開いたらゲームをやっちゃう」からアプリを消そう

特に、夏を過ぎてもゲームばかりしているようなパターンでは、「売る」「消す」といった強制力を効かせることも選択肢に入ります。

完全に断つことは諦め両立する方向へとシフトする

最終手段である「売る」「消す」といった選択をして、ゲームを完全に断つことに成功しても、それで勉強に身が入るかは人によります。

見違えるように勉強に打ち込む子がいれば、ゲームを失った喪失感に襲われる子もいるのです。

後者のような子の場合、無理にゲームを断つことは諦め「両立する方向」へとシフトするのも選択肢の1つ。

もちろん、ここでも「負けを認める」ことが大切です。

両立方法
  • 「1回やり出したら止まらない」から最初に勉強をしてしまおう
  • 「目の前にあったら遊んじゃう」から違う部屋で勉強しよう
  • 「ルールを決めてもどうせ守れない」から少しずつ変えていこう

この中でも、特に「先に勉強をすること」 は極めて重要。

これができるかできないかで、勉強の時間、質は大きく変わってきます。

「勉強とゲームの両立方法」について、ゲームオタクの筆者が解説したこちらの記事も参考にしてみてください。

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自分でルールを決めさせる

筆者はこれまで、ゲームにハマった子、およびその家庭を見てきましたが、多くの家庭で「ルール決め」を行っています。

事実、総務省による令和4年の「青少年のインターネット利用環境実態調査」において、小学生は88.4%、中学生は82.0%、高校生は65.4%の保護者が、ルールを決めて子どもにゲームをさせていることが明らかになっています。

出典:令和3年度 ⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査
調査結果(概要)

しかし、残念ながら大半の家庭では、このルールがうまく機能していません。

なぜなら、最初から「実現不可能なルールを親の視点で決めてしまうから」です。

学習習慣がない子が、いきなり1時間勉強するのは無理です。

ゲームを1日数時間やっている子が、いきなり1日30分にするのは無理です。

大切なのは「スモールステップ」「本人に決めさせる」こと。

理想のルール決め
  • 本人主導(という建前)で決める
  • 1日5分の勉強でも良い
  • 何を言ってもとりあえず受け入れる

本人が決めることで、自分の言葉に責任が生まれます。

また、本人が「ストレスにならない範囲」でルールを決められるので、達成できる可能性が高まり、成功体験を積むことにもつながるでしょう。

このとき、「1日5分勉強する」といった「いやいや、それじゃ勉強してるって言えないでしょ」といったレベルのことを言ってくる可能性も大いにありますが、まずは受け入れることが大切です。

理想を言えば、最初に限っては本人が言っていることを丸ごと受け入れ、それを実践させられるのがベターです。

自己管理力を受験を通して身に着けることができれば、志望校合格以上のポジティブな経験を積むことができますよ。

ゲーム要素を勉強にプラスする

子どもたちが勉強をせずにゲームばかりしている背景には、至ってシンプルな下記のような動機が存在しています。

ゲームは楽しい、勉強はつまらない

つまり、勉強を楽しくすることができれば、少しずつゲームの時間を減らしながら、勉強時間を確保できるようになるはずです。

では、どのようにしたら勉強が楽しくなるのでしょうか?

  • ゲーム形式で学べるアプリ
  • メタバース自習室

ここでは、こちらの2つを提案します。

ゲーム形式で学べるアプリ

ゲーム形式で学べるアプリを利用すれば、ゲーム欲を満たしながら勉強を進められます。

以前に比べると少し数を減らした印象ですが人気のアプリは複数あるので、こういったものを活用するのは選択肢の1つです。

しかし、アプリをプレイしているだけで成績が向上したり、受験勉強の代わりにはならないので、あくまで「学習の補助」のような立ち位置で利用するのが良いでしょう。

メタバース自習室

「ゲームっぽさ」を感じながら勉強をする方法に、「メタバース自習室」があげられます。

メタバース自習室は、私たち「まなぶてらす」がお客さまに無料で提供をしている家庭学習支援サービスのことです。

詳細は上記動画、および下記をご覧ください。

MV自習室の特徴
  • スタッフの先生に見守られながら自習ができる
  • 見守りの先生とコミュニケーションがとれる
  • わからない問題を質問できる
  • 自分好みのアバターを作成できる
  • 生徒同士の交流は管理下でのみ可能

ご覧のように、子どもたちの自主性に委ねながらも、管理する部分は管理するメリハリを効かせているのがポイントです。

子どもたち目線に立つと、「アバター」「メタバース空間(仮想空間)」という部分に「ゲームっぽさ」を感じ、これまでとは違ったテイストで学習を行えるのがメリットだと言えます。

このメタバース自習室についてより深く知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

今話題のメタバース自習室を徹底解説!メリットやリアルな口コミをご紹介こんにちは! オンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」広報担当の こみや です。 2023年10月27日(金)から まな...

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まとめ

ゲームにハマっている受験生にとって「ゲームをやめる時期」は非常に大切なポイントです。

人生の分かれ道といっても過言ではない、そんな重要性を持っているので、可能な限り早く勉強にシフトできるようにしましょう。