子どもの教育にはなにかとお金がかかるものですが、中でも「塾代」「家庭教師代」などの教育サービスに関する費用は家計を圧迫するものです。
もちろん、「成績があがる」「子どものモチベーションが高まる」など、目に見える効果が出ていれば良いですが、中には下記のような状況に陥り「塾代がもったいない」と考えてしまうケースもあります。
- 全然成績が上がらない
- 子どもがやる気にならない
- 正直、毎月の出費がきつい
そこでこの記事では、「塾代がもったいない」というテーマについて、現役講師の視点でわかりやすく解説していきます。
塾代をもったいないと感じた場合には、速やかに他の「コスパに優れる選択肢」を検討する必要があります。
また、塾代として教育資金を投資するからには、生涯賃金を通してそれを回収できる可能性について考えておくことも大切ですよね。
このような点について、記事を通して正確な知識を身につけていきましょう。
私たち「まなぶてらす」は2016年からオンライン家庭教師サービスを提供しています。専門的な知識と経験に基づいて、勉強に関する情報をわかりやすく解説します!
塾代がもったいないと感じたときの「コスパ重視」の選択肢3選
塾代がもったいないと感じたら、できる限り早く、他の選択肢を検討するべきです。
まず選択肢にあがるのが「他の塾を探す」ということですが、正直言って「塾のコスパは相対的に低い」と言えます。
というのも、一昔前は教育サービスといえば「塾(家庭教師)or通信教育」という時代でしたが、今は選択肢が無数にあるからです。
そして、その無数にある選択肢を考慮すると、相対的に塾のコスパは高くありません。
ということで、ここでは「塾代もったいない」を解決するために、「コスパ重視」の他の選択肢について取り上げます。
- 独学に切り替える
- オンライン指導に切り替える
- 家庭学習特化のサービスを利用する
こちらの3つの選択肢について解説していきます。
独学に切り替える
言うまでもありませんが、最もコスパが良いのは「独学」です。
しかし、こちらも言うまでもありませんが、独学の難易度は極めて高いです。
というよりも、「独学ができるならとっくにしている」「もったいないけど塾に行かせるしかない」というのが本音だと思うので、有力な選択肢とは言えないケースが大半だと思います。
また、近年は子どもの数が少なくなり、「集中投資」できる家庭が増えてきているため、多くの子どもが塾など教育サービスを利用します。
そうした世の中になってきているので、「独学のリスク」は相対的に上がってきていると考えた方が良いかもしれません。
オンライン指導に切り替える
通塾は何かと手間とお金がかかるものですが、その点、オンライン指導のメリットは多岐にわたります。
- 自宅で学べるので交通費が不要
- 自宅で食べられるので外食費が不要
- 施設利用料が不要
ご覧のように、「交通費」「外食費」「施設利用料」などが不要になり、非常にコスパに優れる選択肢です。
塾までの送迎で使うガソリン代やバス、電車代はバカになりませんし、学校から塾に直行するケースなどでは、夕食をコンビニなどで済ませるケースもあるでしょう。
こういったことを考慮すると、実は「通塾」というスタイルそのものに必要な経費は、かなりの金額にのぼるのです。
通塾に必要な経費ではあるものの、、やっぱり、授業料に投資できないのはもったいないですよね。
これら全てを授業料に集中投資したら、これまでよりも結果が出やすくなるのは言うまでもありません。
ちなみに、私たちオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」では、必要な料金は授業料のみ。
1レッスン50分で2,000円台から利用できる手軽さで、初回無料体験レッスンを実施している先生も多数在籍しているので、気になる方はぜひ利用してみてください!
家庭学習特化のサービスを利用する
成績向上の本質は「家庭学習の量と質」です。
これまで、塾や家庭教師を利用してきて、こんなお悩みを持ったことはありませんか?
- 家で勉強しないから塾が無意味になりもったいない…
- 本当は5教科受講したいけど高額過ぎてもったいない…
- 家庭学習の支援だけをしてくれれば嬉しいんだけど…
私たち「まなぶてらす」では、こういった「家庭学習のお悩み」に対応するべく、家庭学習の支援に特化した「Home School+」というサービスを提供しています。
詳細は下記をご覧ください。
「Home School+」の概要 | |
---|---|
サービス内容 | ・1回15分程度の定期ミーティングでサポート ・学習方法や習熟度のチェックも必要に応じて実施 |
プラン料金 | ・ミーティング回数で変動 ・選べる3つのプランで家計の負担になりにくい |
講師 | ・サポートに特化した「専任講師」を配置 ・相性が良さそうな講師をプロフィールから選択可能 |
ご覧のように、ミーティングを定期的に実施し、学習方法を一緒に立案することで家庭学習を手厚くサポートしていきます。
あくまで「支援、サポート」が目的なので、科目の指導を行うかどうかはケースバイケース。
料金やサービス詳細が気になる方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
\家庭学習を 徹底サポート!/
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通塾して学歴を高めれば塾代はもったいなくないのでは?
「塾代がもったいない」と感じてしまう背景には、手元からお金が出ていくだけ「のように」見えてしまうからです。
また、金額の大きさも「もったいない」と感じる要因になり得ます。
詳細は下記の表をご覧ください。
年間の塾等の費用 | |
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小学校 |
・公立:12万円 ・私立:37.8万円 |
中学校 |
・公立:30.3万円 ・私立:26.2万円 |
高校 |
・公立:17.1万円 ・私立:24.7万円 |
ご覧のように、小学生から高校生の子を持つ「塾等への教育サービスへの支出」については、年間で10万円を大きく上回る支出となっていることがわかります。
これが小学校から高校まで、トータル12年かかるので、金額の大きさは計り知れません。
この金額だけを見ると、
本当に回収できるの?
と考えてしまうのも無理はありませんよね。
一方で、日本は学歴社会なので、通塾により学歴を高めれば「生涯賃金」という長期的な視点で「得をする」、つまり「回収できる」可能性について考慮する必要があります。
回収できる可能性はある。ただし、条件がある
結論から言えば、通塾により高い学歴を身につけることで、通塾費用を上回るお金を生涯賃金の中で得られる可能性はあります。
ただし、下記の「学歴ごとの生涯賃金」に関するデータを見れば、「ただし、、」という条件付きであることが実感できるはずです。
学歴ごとの生涯賃金 | |
---|---|
中学卒 | 2億4千万円 |
高校卒 | 2億5千万円 |
高専・短大卒 | 2億6千万円 |
大学・大学院卒 | 3億3千万円 ┗小企業:2億6千万円 ┗大企業:3億3千万円 |
出典:ユースフル労働統計 2019 労働統計加工指標集 – 独立行政法人 労働政策研究・研修機構
通塾で期待したいのは、やはり「大学進学」ですよね。
「大学・大学院卒」の部分を見ると生涯賃金は「3億3千万円」となっており、これは「高専・短大卒」の「2億6千万円」を大きく引き離しています。
しかし、「大学・大学院卒」の中でも非常に大きな差があり、従業員数99人以下の「小企業」の生涯賃金は、「高専・短大卒」と全く同じ「2億6千万円」という結果が出ています。
これは、「大卒・大学院卒」の人材に関して、下記の点を示しています。
- 「大きな会社」に就職できれば圧倒的な金額を稼げる
- 「中規模の会社」に就職できれば回収はできる
- 「小規模の会社」に就職すると損をする可能性が高い
したがって、「大卒は高卒より稼げる」という決まり文句は、「ただし、中規模以上の会社に就職した場合に限る」という条件がつくのです。
大卒の価値は相対的に低くなる可能性も
また、時代とともに大卒の持つ価値が相対的に低くなっている点も見逃せません。
その理由については下記をご覧ください。
- 大学進学者が増加している
- 学歴がなくてもスキルを身につけられる
- 働き方、採用方法の多様化が進んでいる
とくに注目すべきは「働き方、採用方法の多様化」です。
従来の日本は「メンバーシップ型雇用」と呼ばれる、いわゆる「新卒一括採用」のスタイルを採用してきました。
しかし、今後は「ジョブ型雇用」と呼ばれる、人材の持つスキルや経験に注目して採用を行うスタイルが確実に普及していきます。
というのも、現在の日本企業には、新卒人材をじっくり育て終身雇用をする体力はありませんし、せっかく育てた新卒人材も数年経つと転職をしてしまうからです。
つまり、今後は「実力主義」「スキル主義」の傾向が進むため、「高卒のハイスキル人材」「大卒の普通の人材」だったら「前者が選ばれやすい」時代が到来します。
したがって、通塾して学歴を身につけずとも、社会人としてどんどんスキル、経験、そして実績を積み上げていけば、「通塾せず学歴を高めずとも大卒以上に稼ぐ」ことも現実的です。
大卒、大学院卒で大規模な会社に就職できれば、生涯賃金の差で通塾代を余裕を持って回収できます。
私たちオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」では、ひとりひとりに合ったオーダーメイド指導で結果にとことんこだわります。
現在支払っている塾代がもったいないと考える方は、ぜひ一度、無料体験レッスンを受けてみてください。
【現役講師の視点で解説】お金がもったいない教育サービスの特徴3選
現在、「塾代がもったいない」と感じてしまう背景には、「なかなか結果が出ないから」といった不満を抱えている方が大半だと思います。
そこでここからは、意味がない塾や家庭教師などの教育サービスの特徴について、現役講師の視点で取り上げていきます。
- 家庭学習のサポートがない
- 3回以上連続でテストの成績があがらない
- 結局全然利用していない
これらの点について、詳しく見ていきましょう。
家庭学習のサポートがない
残念ながら、塾や家庭教師の授業を受けるだけでは成績が上がらないことがほとんどです。
成績を上げるために欠かせないのは「家庭学習」であり、家庭学習のサポートをどれだけできるのかで、教育サービスとしての価値が決まってきます。
したがって、下記のような家庭学習のサポートが一切ないなら、「もったいない塾」と考えてOKです。
- 自習室など自習環境が整備されていない
- 宿題のスケジューリングをしない
- 家庭学習の時間を増やす試みがない
繰り返しになりますが、教育サービスの本質は授業ではなく「家庭学習」です。
家庭学習を促してくれる教育サービスを利用し、「意味のある教育サービス」へと教育資金を投入していきましょう。
3回以上連続でテストの成績があがらない
どれだけベテランの講師でも、「たった1回のテスト」だけで結果を出すのは至難の業です。
生徒との相性や実力の把握、指導方法の確立など、成績を上げるためには一定以上の時間が必要なので、1回、2回のテストだけでその塾や家庭教師、あるいは講師の実力を評価するのは時期尚早だといえます。
しかし、「3回以上連続」で結果が出ないなら、「結果を出せない」と見限った方が良いでしょう。
通信教育系や動画視聴系を全然利用していない
近年、教育業界で爆発的に利用者が増えているのが、「スタディサプリ」などに代表される動画視聴系の教育サービスです。
筆者が指導をしているお客さまでも、「塾や家庭教師に加えてスタサプもやってます」という方が多いです。
しかし、「動画ちゃんと見てる?」と質問をすると、下記のような答えが返ってくることが大半、、というより「下記のような答えしか返ってきたことがない」というのが実態です。
- いや、あまり見てないです
- 見る気になりません
- 学校で契約してるだけなんで
- 親が勝手に契約しただけです
そもそも、成績が上がらない子たちは「自分ではどうしようもない」からこそ、「成績が上がらない」という結果が出ています。
しかし、通信教育や動画視聴系の教育サービスは、結局は「自分で勉強をする」ことになるので「意味があるように見せているだけという売り方をしている」という見方もできるはずです。
したがって、通信教育や動画視聴系で結果が出ているなら問題ありませんが、「そもそも使っていない」ならそれはもったいない使い方です。
早期に契約を解除し、より効果的な教育サービスへと投資をした方が合理的です。
「もったいない」と感じている教育サービスをずるずると利用し続けると、時間とお金を無駄にしてしまう可能性が高いです。
「まなぶてらす」なら、必要なお金は授業料だけ。
入会金や施設利用料など、授業料以外の料金は一切不要なので、ローリスクでスタートできます!
まとめ
「塾代がもったいない」と感じる背景には、
- 結果が出ていない
- 家計を圧迫している
- 勉強をする意味が見出せない
こういった不安や悩みが隠れています。
記事を通して上記の不安や悩みを解消し、それぞれの家庭に合った選択肢を選んでみてください。