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塾の送り迎えに疲れている保護者必見!送迎対策7選を現役講師が徹底解説

塾の送り迎えに疲れている保護者必見!送迎対策7選を現役講師が徹底解説

まずはこちらの画像をご覧ください。

Googleで「塾 送り迎え」と検索した結果出典:Google検索

こちらの画像はGoogle検索で「塾 送り迎え」と検索した結果を示していますが、「ネガティブなワード」が並んでいるのがわかるはずです。

興味深いのは、保護者目線の「疲れる」「いつまで」といったワードだけでなく、子ども目線の「過保護」といったワードも見られる点(ちなみに「うざい」は、送迎で駐車している車に対する近隣住民の方の苦情です)。

このことからわかるのは、「塾の送り迎えが親と子の両方に大きな負担を与えている」点です。

一方、学歴社会である日本では塾に通う重要性は高いため、「塾の送り迎えはどうしようもない」と考える保護者も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、「塾の送迎」というテーマについて、「元塾講師、現役オンライン家庭教師」である筆者が深掘りしていきます。

現場で感じる「塾の送迎のリアル」「オンライン家庭教師との比較」を包み隠さずお話ししていくので、ぜひ参考にしてみてください。

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塾の送迎で「失うもの」は想像以上に多い

筆者は過去に塾講師として働いていましたが、保護者の方が夕飯の準備で一番忙しい時間のときに送ってきたり、逆に塾が閉まるギリギリの時間まで自習を頑張る子どもを迎えにきたりと、そんな姿を見ていたので「大変だなぁ…」という気持ちで毎日見ていました。

そして現在はオンライン家庭教師として働いていますが、自宅で全てが完結するので、当然送り迎えは不要です。

そんな立場の人間が、塾の送迎で「失うもの」について考えてみました。

送迎で失うもの
  • 子どもが勉強や休息をする時間
  • 保護者が家事や休息をする時間
  • 送迎にかかるガソリン代や交通費などのお金

ご覧のように、子どもが勉強する時間や保護者が休息する時間が失われますし、お金だって失われます。

それになにより、疲れてしまいますよね。

事実として、母親を対象に「子どもの習い事の送迎を大変だと感じているか」という質問をしたところ、実に「72%」の方が「大変だと感じている」というデータもあるほどです。

出典:働くママの85%が「子どもの習い事の送迎をしている」 – ICT教育ニュース

大切な子どもの人生のために、塾に通わせることは確かに大切です。

しかし、それと同じくらい、保護者が生き生きとした生活を送ることが、子どもの人生にとって大切であることも忘れてはいけません。

こういったことを考えると、そろそろ本格的に「塾の送り迎え」ということについて、考えてみても良いかもしれません。

塾の送迎はするべき?気になる「やめどき」とは?

塾の送り迎えについて考える上で、「送り迎えをすべきなのか」「やめどきは?」といった点について気になっているはずです。

送迎する理由

そもそも、塾の送迎をする理由はどういったものでしょうか?

ケースバイケースではあるものの、一般的には下記のような点があげられるはずです。

送迎する理由
  • 距離が遠いから
  • 年齢的にまだひとりで通塾は無理だから
  • 心配だから
  • 辞めどきがわからないから

物理的に距離があり、公共交通機関も存在しない場合は、保護者が送り迎えをするしかありません。

また、小学生など年齢的な問題で送り迎えが必要なケースもあるでしょう。

一方で、年齢的にはひとりで通塾可能ではあるものの、「心配だから」「辞めどきがわからないから」といった理由で送り迎えをしているケースもあるはずです。

このケースで、両者が何もストレスを感じていないならそのまま継続で問題ありませんが、どちらか一方、あるいは両方がストレスを感じているなら、送り迎えをやめるという選択肢も考えるべきです。

送り迎えの時間は貴重な対話の時間でもある

この記事では塾の送り迎えをよくないものという文脈で扱っていますが、決して悪いことばかりではないのもまた事実です。

たとえば、筆者が学生だったときを思い返すと、親とゆっくりと話をしていた時間は「学校までの送り迎えの時間」だったことを思い出します。

筆者は塾には通っていませんでしたが、毎朝、そしてタイミングが合えば夜も、母親に迎えにきてもらっていました。

そしてその車のなかで、下記のような「他愛もない話」をしていました。

送迎での対話
  • 学校のこと
  • 自分の彼女のこと
  • 親の職場のこと

当時は「他愛もない話」ですが、今となって振り返ると、とても貴重な時間だったと感じられます。

そして、中学生、高校生になると、子どもは部活や塾で、保護者は働き盛りで、それぞれ忙しくなり、親子における対話の時間などまともに取れない家庭も多いはずです(筆者の家庭は母子家庭だったので、なおさらそうでした)。

こういったことを考えると、塾の送り迎えという時間は、ある意味で「疲れてても続ける価値のあるもの」という考え方もできるかもしれません。

したがって、塾の送り迎えによる「メリットとデメリット」を考えて、親子にとって最良の選択肢を考えるべきだといえます。

親子の対話の時間は確かに大切ですが、大変すぎて保護者が体調を崩したり、倒れてしまっては元も子もありません。無理なく継続できる選択肢を取るべきです。

送迎のやめどきは「小→中」「中→高」の進学時

送り迎えをやめられるかどうかはケースバイケースですが、もしやめる選択肢を検討するなら「やめどき」について知っておきたいところだと思います。

結論からいえば、送り迎えのやめどきは「小学生から中学生」「中学生から高校生」という進学のタイミングです。

詳細については下記画像をご覧ください。

こちらは、ベネッセが過去に行った「子どもの送り迎え」に関するアンケート調査にて、「お子さまの送り迎えはどのくらいの学年でやめようと思いますか?あるいはやめましたか?」という質問をした結果を示しています。

一目見てわかるように、「中学1年生(24.5%)」「高校1年生(24.2%)」「高校卒業後(18.9%)」というタイミングが頭抜けていますよね。

このことから、進学時が送り迎えを検討すべき1つの節目だといえるでしょう。

送り迎えの必要性はケースバイケース

ここまでの話より、「親子が送り迎えによるストレスを感じているなら進学時に送り迎えをやめるべき」という結論が出ました。

とはいえ、結局のところは「ケースバイケース」ですよね。

  • 塾までの距離や交通手段、積雪などで送迎が必須
  • 女の子なので中高生とはいえ不安が尽きない
  • 子どもが通塾に疲れて勉強や部活に支障が出る

家庭によってこのような背景があり、「今すぐ送迎が楽になる選択肢を知りたい」「通塾以外の選択肢があれば知りたい」このようなことを考えている方もいるはずです。

そこで次の章では、塾の送り迎えに疲れている方に向けて、具体的な対策方法について解説していきます。

【現役講師が解説】塾の送迎に疲れているなら…!送迎対策7選

ここからは、元塾講師、現役のオンライン家庭教師の視点から、「塾の送り迎え対策」として、下記の7つの方法を解説していきます。

  1. 子どもと話し合う
  2. 塾で自習をさせて余裕ができた時間に迎えに行く
  3. 送り迎えをしてくれる塾に通わせる
  4. ママ友や親族と協力して送り迎えをする
  5. 防犯対策を講じて子どもひとりで通塾させる
  6. 家事代行、送迎支援サービスを利用する
  7. 自宅で学習できる教育サービスを利用する

それぞれの選択肢をチェックして、すぐに実践できそうなものに取り組んでみましょう。

子どもと話し合う

Googleで「塾 送り迎え」と検索した結果出典:Google検索

冒頭でもお見せした上記画像のように、塾の送り迎えについては保護者だけでなく子どもも「過保護」という形で一定のストレスを抱えている可能性があります。

もしこのパターンの場合は「親子ともに送迎をやめたい、やめてほしいと思っている」ことになり、誰も得をしない状況が続いているといえるでしょう。

また、もしこのパターンでなくても、下記のように子どもが思う可能性もありますよね。

お父さん、お母さんに苦労をかけてまで送り迎えはしてほしくない。ひとりで行けるから休んでほしい

したがって、一度子どもと話をしてみましょう。

話すべきこと
  • 送り迎えを大変だと感じている
  • 送り迎えの頻度を落とすか、ゼロにしようと考えている
  • もしひとりで通塾することになっても問題がないか(怖くないか、疲れないかなど)

このようなことを話し合い、子どもと合意できれば頻度を落としたり、送り迎えをしない選択肢を取ることも可能です。

こういったところから、親離れ、そして子離れが進んでいきます。少し寂しく感じるかもしれませんが、子どもの自立心を養う上では決して悪いことばかりではない選択になるはずです。

塾で自習をさせて余裕ができた時間に迎えに行く

塾が終わる時間はケースバイケースですが、どの塾でも「17時台〜21時台」に送り迎えが発生しやいのは共通です。

一方で、午後の中で母親が忙しい時間帯は「16時〜20時」なので、送り迎え、特に「迎え」が必要なタイミングは家事でそれどころではない家庭が多いのではないでしょうか?

出典:働くママが自由になる「時間帯」1位は? 30代以下では「自由時間がない」人が増加傾向 – ARUHIマガジン

そういったケースでは、「塾で自習をさせておく」という選択が対策になる可能性があります。

一番忙しい時間帯に送迎をする必要がなくなりますし、何より勉強時間が確保できる。

これはとてつもなく大きなメリットです。

結局のところ、成績が伸びるかどうかは「塾以外の時間の勉強量」にかかっているので、この対策は「一石二鳥」だといえます。

もし、塾側に自習環境がないか、あるいは自習をさせてくれない場合は、自習ができる塾に転塾するか、自宅で学習ができるオンライン家庭教師などの選択肢も検討しましょう。

筆者が塾で働いていたときは、担当の生徒に授業後の自習室での自習を課していました。保護者から「助かる」と言われたことがありましたが、あれは「忙しい時間に迎えに来なくて良くなるから助かる」という意味だったのかもしれません。

送り迎えをしてくれる塾に通わせる

塾のなかには、送迎サービスを提供している塾が存在しているので、こういった塾を利用するのも選択肢の1つです。

とはいえ、送迎サービスを提供しているのはごく一部の塾であり、そういった塾が周りにある可能性は低いです。

また、送迎サービスを提供していても、肝心の講師や授業の質が高いかどうかは不透明ですよね。

したがって、選択肢の1つとして検討をしても良いかもしれませんが、あまり現実的な選択肢ではないでしょう。

ママ友や親族と協力して送り迎えをする

ママ友や親族と協力して送り迎えをすることで、負担を分散させることができます。

ですが、もし親族に頼れる人間がいるなら、すでに頼っているはずです。

また、ママ友と協力できれば理想的ではあるものの、「トラブルの元」であることは明らかです。

事実、Yahoo!知恵袋を見てみると、「子ども送迎」に関するお悩みは非常に多く、下記画像のようなお悩みも見られました。

  • 自分の子どものついでに「迎え」をしてあげると持ちかけられる
  • その代わり、「送り」を担当してほしいと暗に言われる
  • 以前もトラブルがあり、どうしようか迷っている

こういった話はありふれており、個人的には「家族ぐるみの付き合い」くらいの関係性でないと、易々と任せられないし、任せてほしくないとも思ってしまいます。

「送った、送ってもらったお返し」などに悩んでしまうことは容易に想像できますし、何よりも事故にあったときに責任が取れません。

したがって、任せられそうな、信頼できるママ友、家庭があれば頼っても良いかもしれませんが、そうでなければ慎重になるべきだといえます。

防犯対策を講じて子どもひとりで通塾させる

子どもの年齢や性別にもよりますが、「子供ひとりで通塾させる」という選択肢も検討の余地があります。

「子どもに関する犯罪は夕方以降が多い」からこそ、不安に感じている保護者は多いと思いますが、必要以上に恐れると保護者の負担がどんどん増えていきます。

そもそも、子どもが学校にいる日中の間は犯罪が起きようがないので、「子どもに関する犯罪は夕方以降が多い」といわれているのは、ある意味で当然のことだともいえるでしょう(子供を巻き込む犯罪を軽視しているわけではありません)。

また、報道やニュースを見ていると、「最近は物騒だから心配」と感じる保護者も多いと思います。

しかし、下記の画像に示すように、実は子どもが関連する犯罪は年々明確な減少傾向にあります。

従って、下記に示すような防犯対策を講じた上で、子どもにひとりで通塾させるという選択肢も考慮してみましょう。

防犯対策
  • 持ち物に名前を書くときは他人から見えない場所に書く
  • ランドセルとは別に、塾用のカバンにも防犯ブザーを用意する
  • 防犯ブザーを使う練習をしておく
  • 街中の危険な場所を家族で共有しておく
  • 自転車の場合、ヘルメットやライトの使用を徹底する
  • GPS付きの防犯グッズを身につけさせる
ひとりで通塾させることで自立心など、身につくものもあるはずです。保護者にとっても、子どもにとっても、ベストな選択肢が取れるよう、防犯対策を講じてみてください。

家事代行、送迎支援サービスを利用する

テクノロジーの進歩により、少しずつ「家事代行」「送迎支援サービス」による、送り迎えの外部委託が可能になってきています。

以前から都市部を中心に、このようなサービスが出てきてはいましたが、近年は少しずつではあるものの、地方にもこの流れが波及しつつあります。

たとえば、静岡県の藤枝市では、デマンドタクシーを使った送迎支援サービスの実証実験がスタートしており、AIを活用することで、市内全域に交通網ならぬ「送迎網」を整備することを試みています。

また、厚生労働省主導の子育て援助活動支援事業、通称「ファミリー・サポート・センター事業」を活用することで、小学6年生までの子どもの送迎支援を受けることが可能です。

ファミリー・サポート・センター事業は各自治体が管轄となっているため、お住まいの自治体に一度確認をしてみてください。

自宅で学習できる教育サービスを利用する

オンライン教育の普及により、「通塾」という選択肢以外にも目を向けることも送迎対策になります。

乗り換え先の4つの選択肢は、それぞれ下記のような特徴を持っています。

コスパ 効果
オンライン塾
オンライン家庭教師
通信教育
動画視聴系サービス

以前までは自宅での学習となると、通信教育くらいしか選択肢がありませんでした。

通信教育そのものの質は悪くはありませんが、「子どもがひとりで勉強できるか」という観点に立つと、かなり難しいのではないでしょうか?

その点、「スタディサプリ」筆頭の動画視聴系サービスも同じような課題に直面するため、現在塾に通っているならば、「オンライン塾」「オンライン家庭教師」のどちらかがおすすめです。

送迎不要で学べる「オンライン家庭教師」という選択肢

まなぶてらすのホームページ画像
サービス名 まなぶてらす
運営企業 株式会社ドリームエデュケーション
サービス開始 2016年5月
授業時間 50分
授業料 1,760円〜

私たち「まなぶてらす」は2016年からオンライン家庭教師サービスを提供しており、24時間、365日、世界中の子どもたちと先生たちとを教育という輪で結びつけています。

自宅で学習を進められるという特徴から、送迎はもちろん不要。

リビングや子ども部屋で気軽に受講できるので、子どもにも、そして保護者にも、双方にとってこれまでよりもずっと楽に勉強が進められる、新しい教育の形です。

手頃な料金と講師の質の高さが魅力

「まなぶてらす」の講師

もちろん、「まなぶてらす」の魅力は、オンラインで受講できる点だけではありません。

業界内でも非常に手頃な「1,760円から受講可能」というコスパの高さと、「教育業界歴基本的に1年以上」という採用基準による講師の質の高さが魅力です。

このほかにも、「まなぶてらす」には魅力がたくさんあります。

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まとめ

塾の送り迎えは保護者に大きな負担をかける大きな要因です。

送り迎えを負担に感じているなら、やめどきについて話し合ったり、記事で紹介した送迎対策を実践してみてください。

また、オンライン対応の塾や家庭教師に乗り換えるなどの、抜本的な対策も効果的です。

私たちオンライン家庭教師「まなぶてらす」では、送迎が一切不要な質の高いオンラインレッスンを、24時間、365日にわたって提供しています。

送迎以外にもお悩みの点について、お気軽に「お問い合わせ」いただけますと幸いです。

\体験レッスン 無料受付中

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