「家での学習習慣が身につかない…」
「計画を立てて勉強をしても、計画どおりに進まない…」
家ではなかなか勉強をしない、もっと勉強をしてほしいと、学習に関して自立することについて悩む生徒さんやその保護者さんはたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、まなぶてらすで日々勉強を頑張っている生徒さんがより自立して学習に取り組めるように「 自立した家庭学習 」についての詳しい解説と、自立度をさらにレベルアップさせる方法を紹介します。
自立した学習が大切な理由
そもそも自立して学習することがどうして必要なのでしょうか?今回は、たくさんある理由のうちふたつをご紹介します。
理由1 自分で学習管理することで 自分に必要なことが見えてくるから
計画立てなど自分で学習を管理するには、
- 何を優先して勉強すべきか?
- 何にどのくらい時間がかかるのか?
- どうしたら効率的に学習できるか?
などなど、自分の学習状況に向き合いよく考える必要が出てくるので、自分の状態についての認識が高まります。例えば、「克服すべき単元がわかる」「1日にどれくらい勉強すべきかわかる」など。
その結果苦手克服や日々の復習などにも効果的に取り組みやすくなり成績UPにつながりやすくなります。
理由2 成績以外の目標に対しての取り組み方も身に付くから
自立して勉強するには「計画・実行・分析・試行(PDCA)」の力を身につけることが必要ですが、この力は成績UPの目的だけでなく将来の夢や目標を叶えたい時にも使えますよね。
例えば、資格試験や入試、起業、趣味を深める時などにどう取り組んだら良いのかを考え
実行する力でもあります。
家庭学習を通してこの力を身につけることで将来の夢や目標などを叶えやすくなるわけです。
自立度の「5つのステージ」
「自立して学習すること」が大切だとわかっていてもいきなり完璧に自走するのは
現実的には難しいことですよね。無理に自立を頑張ってしまうとプレッシャーを感じすぎてしまったり、続かなくて嫌になってしまうこともあるかと思います。
なので、ひとつひとつ階段を登るような気持ちで少しずつ自立へと進めることが大切です。
ということで、ここでは皆さんが「自立度アップ」の階段を登る感覚が掴めるように「家庭学習自立度 5つのステージ」をご紹介します。ステージアップを目指すことで自然と自立度が高まるはずですよ♪
家庭学習自立度 5つのステージ | |
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ステージ1 | 家での学習時間がほぼゼロ |
ステージ2 | 宿題だけにはきちんと取り組める |
ステージ3 | 計画・実行・振り返りができる |
ステージ4 | 計画・実行・振り返りが継続的にできる |
ステージ5 | 勉強以外のことも計画を立てて頑張れる |
子どもさんはどのステージにに当てはまるでしょうか?確認して、次の「ステージ別アドバイス」をチェックしてみてくださいね!
ステージ別学習アドバイス
ステージ1家での学習時間がほぼゼロ
まずは宿題や小テストの管理から始めて、毎日平均15分以上机に向かってみましょう。目標は、宿題や小テスト対策を期限以内に終わらせることです。
ステージ2宿題だけにはきちんと取り組める
学習アドバイス毎週決まった曜日に振り返り&計画づくりに取り組んでみましょう。完璧に実行できなくてもOKです!
計画づくりを通して宿題と小テスト対策に時間の余裕を持って取り組むことを目標にしましょう。
ステージ3計画・実行・振り返りができる
「計画→実行→振り返り」のサイクルを長く継続させる工夫をしてみましょう。また、予習・復習・苦手克服など、宿題や小テスト対策以上の学習も計画に入れて取り組んでみましょう。
ステージ4計画・実行・振り返りが継続的にできる
勉強以外のことに対しても「 計画・実行・振り返り」を使ってみましょう。また、勉強でつまずいた時には自分で対処法を考え、実行してみましょう。
ステージ5勉強以外のことも計画を立てて頑張れる
家庭学習の取り組みはもうバッチリです!!進路や将来の夢できるようになりたいことに向けて今まで習得してきたことを活かしコツコツと取り組んでみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?ステージ別のアドバイスを通して皆さんの家庭学習がさらに充実することを願っています。
ただ、自分でステージアップを目指すのは難しいよ…!という方ももちろんいらっしゃるかと思います。
実は現在まなぶてらすでは、家庭学習の取り組みを徹底サポートするためのサービスを構築中です♪年内には発表できるかなと思いますのでぜひ楽しみにしていてくださいね!