そろばんを習っている方は、進級を目標に練習をがんばっている方が多いでしょう。
しかし、中には具体的に何級を取るか決めておらずで、6級や5級といった中級まで進めたにもかかわらず途中で進級を断念してしまう方がいて、非常にもったいないです。
そろばんを習っていて将来的に武器として使えるのは、結論として、以下の理由から3級以上といえます。
- そろばん3級以上で履歴書に書ける
- そろばん3級以上で受験に有利になることがある
- そろばん2級以上で暗算力が身につく
- そろばん2級以上で指導の道にも進める
上記のようにそろばん3級や2級にもなれば、計算力が身につくだけでなく、さまざまな場面で活用できます。
この記事では、何級まで取得すればどのように役立つのかをさらに具体的に明らかにしていくので、読むことでそろばんで目指すべき級のイメージをより掴めるようになるでしょう。

私たち「まなぶてらす」は2016年からオンライン習い事サービスを提供しています。専門的な知識と経験に基づいて、勉強に関する情報をわかりやすく解説します!
そろばんの「級」や「段位」について詳しく教えて!

そろばんには「級」と「段位」というレベルがあり、検定試験を受験して合格することでステップアップしていけます。
そろばんの検定試験で代表格とされている日本珠算連盟の試験では、「級」は10級から始まり1級まであります。
そろばん1級まで取得できれば、次は「段位」に進み、初段からスタートして最高は十段です。
そろばんの連盟によっては、10級からではなく15級から始まったり、暗算の10級〜7級がなく6級から始まったりと、さまざまな級設定がされています。
そろばん教室がどこの連盟に所属しているのかによって、級の指導の仕方が若干変わってくるので、気になる方はどこの連盟に該当した指導法であるのかチェックしておきましょう。
ちなみに、私たちオンライン習い事サービス「まなぶてらす」では、伝統的で知名度の高い日本珠算連盟のレベルに相当する検定試験をオンラインで実施しています。
そろばんの検定試験について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を合わせてご確認ください。

そろばんの検定試験は何歳で何級まで取れば良い?

結論ですが、そろばんの検定試験は何歳で何級まで取れれば良いという決まりはありません。
しかし、「何歳までに何級を取る」といった目標を決めておくことで、学習意欲につながり、よりスムーズに進級できるようになるでしょう。
次で、年齢別の取得すべきそろばんの「級」の目安を紹介するので、取得したい級に合わせて逆算し、お子さんにやる気があればすぐにでもそろばんを始めることがおすすめです。
年齢別の取得すべきそろばんの「級」の目安って?
以下の表は、小学1年生から週2回以上の学習を継続した場合の進級目安です。
小学生 | 年齢 | そろばん級・段位 |
1年生 | 6歳〜7歳 | 10.9級〜8級 |
2年生 | 7歳〜8歳 | 7級〜6級 |
3年生 | 8歳〜9歳 | 5級〜4級 |
4年生 | 9歳〜10歳 | 3級〜2級 |
5年生 | 10歳〜11歳 | 2級〜1級 |
6年生 | 11歳〜12歳 | 1級〜段位 |
あくまでも現役珠算講師の指導経験による目安表なので、実際は子どもの性格や学習頻度によって進級スピードは本当にバラバラです。
あまり周りと比較せず、お子さんのペースで学習を進めていけると良いでしょう。
そろばんは3級以上取得すると履歴書に書ける!

一般的に、そろばんは3級以上を取得することで履歴書に記入できます。
そろばんの上級の資格があれば、履歴書を埋められるだけでなく、情報処理能力や記憶力がある証ともなり、就職でも採用担当の目にとまることが多いでしょう。
そろばんは計算力のほかにも脳を鍛えるツールとしても有名なので、そろばんの資格があることで、社会に出てからもあらゆる場面で懸命な判断ができる人だと認められます。
珠算・暗算ともに3級以上合格で中学受験に有利になることも!
そろばん・暗算ともに3級以上を合格していれば、学校の受験で有利になることがあります。
実際に、学校の入試で珠算や暗算の検定試験における資格が評価されて、入学の優遇が成されています。
中学受験では、上記のように珠算・暗算ともに3級以上の取得で評価されることが多いです。
また、高校受験では、以下のように日商の検定試験の珠算2級以上を取得で有利になることが多くなっています。
将来役立つそろばんの級は、ずばり2級以上!

履歴書に書けたり受験で活用できたりするのは3級からでしたが、将来に実際に役立つそろばんの級は、ずばり2級以上です。
そろばん2級以上にもなれば、暗算力も身についているので、日常的な計算に困ることはなくなります。
また、一般的に2級からそろばんの先生になれると設定している教室が多いので、2級を持っていることで将来指導の道にも進むことが可能です。
オンライン習い事サービス「まなぶてらす」は、段位を取得したそろばんの先生が勢揃いしているので、授業の質が高いことに間違いありません。
現役珠算講師の指導経験上、やはり実力のある先生の方が、そろばんのやり方を熟知されているので、指導がより上手いです。
そろばん2級以上を取得したいのであれば、1級や段位を取得している先生から教わることをおすすめします。
オンライン習い事「まなぶてらす」ならそろばんレッスンが自宅で受講できる!

サービス名 | まなぶてらす |
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運営企業 | 株式会社ドリームエデュケーション |
サービス開始 | 2016年5月 |
授業時間 | 50分 |
※授業料は1ポイント1.1円のポイント制で、講師によって必要ポイント数が異なる
私たち「まなぶてらす」は、2016年からオンライン習い事サービスを提供しています。
主要5教科の指導はもちろん、そろばんやプログラミングといった習い事の指導もオンラインで行っており、特にそろばんのオンラインレッスンには自信を持っています。
過去には、在籍しているそろばんの先生たちと一緒に、公式そろばん問題集を出版した経験もあるほどです。

そんな私たち「まなぶてらす」のなかでも、おすすめのそろばんの先生を紹介します。
無料体験レッスンを提供している先生も多いので、ぜひ質の高い指導を体験してみてください。
まゆみ先生:日本珠算教師養成講座修了済みの凄腕の先生
- 全学年対応
- 全珠連珠算8段、暗算9段保有
- 実力、経験ともに圧倒的なそろばんのプロフェッショナル
きよみ先生:講師歴15年を超えるベテラン先生
- 講師歴16年目のベテランそろばん先生
- 200人を超える生徒を指導
- 競技大会の大会問題作成や読み上げ算委員の経験アリ
まおこ先生:10段保有のプロフェッショナルな先生
- 他を寄せ付けない圧倒的なそろばんスキルで指導
- 10段保有、全国大会優勝経験あり
- 落ち着いた口調による的確な指導が魅力
そろばんを何級まで取るべきかに関するよくある質問
そろばんを何級まで取るべきかに関するよくある質問を紹介します。
Q1.子ども本人にやる気がなくてなかなか進級できません…どうしたら良いですか?
お子さんにやる気がないのは、そろばんの習い事がそもそも子ども本人に合っていない可能性があります。
そろばんには向き不向きもあるので、やる気がない中で続けるよりも、お子さんの意見も尊重して、続けるかどうか選択しましょう。
現役珠算講師の経験上、そろばんを好きでやっている子はやはり上達のスピードが速いです。
そろばんは、黙々と一人で練習に打ち込める子や、負けず嫌いでどんどん上に進んでいきたい子が楽しく続けられる印象です。
教えていた生徒の中には、1時間黙って机に向かって練習するそろばんは辛いけれども、みんなと話せる英会話や運動できる習い事は好きという子もいました。
そろばんを続けていくとだんだんとできることが増えて楽しくなっていきますが、やっていてどうしても乗り気にならない場合は、ほかの習い事にシフトチェンジしても良いかもしれません。
Q2.そろばんを1級まで取るにはどれくらい時間がかかりますか?
年齢や練習量によって珠算1級を取得できるまでの時間は全く異なるので、一概にはいえませんが、一般的には4年〜5年以上は時間がかかります。
上手な子であっても最短2年はかかっている印象です。
そろばん1級を目標にして上手くなりたい方は、以下の記事も合わせてご参考ください。

Q3.そろばんの検定試験は飛び級できますか?
知名度のある日本珠算連盟や全国珠算教育連盟によるそろばんの検定試験は飛び級できます。
ただし、ほかの連盟による検定試験では飛び級できないところもあります。
オンライン習い事サービス「まなぶてらす」が実施しているオンライン検定は日本珠算連盟のレベルに相当し、飛び級での受験も可能です。
そろばんの級合格なら「まなぶてらす」におまかせください
そろばんは何級まで取得すれば将来に役立つかについて解説しました。
そろばん3級以上を取得して受験や履歴書に有利になるようにしたい方や、日常でも困らない計算力を身につけるために2級を合格したい方は、「まなぶてらす」にお任せください。
指導力の優れた「そろばんの先生」が集まっているので、気になる先生に「お問い合わせ」いただき、そろばん級の合格を目指して伴走しましょう。