なんだか漫才コンビみたいな登場ですが、
まなぶてらす・国語講師です(^^)/(^^)/
みなさん!!
まなぶてらす初の
『音読コンテスト』というイベントが、
先生たちの想像を上回る盛り上がりを
見せていたのを知っていますか??
ついに結果が出そろいましたので、
大賞に輝いたみなさんを
発表したいと思います!!
生徒さんの実際の音読もお聴きいただけます。
ご参加されなかった方も、
ぜひ最後までお付き合いくださいね♪
<まなぶてらす音読コンテスト受賞者発表>
【現代文部門】
なんと!お二人、受賞者が出ました!
◎小瀬木良太郎くん(小4・京都府)
一番文字数の多い課題「杜子春」に、
果敢にチャレンジしてくれました!
しょっぱなから、全力でしょんぼりしている
主人公の様子と、洛陽の都の美しさ・華やかさ、
この対比が、実にうまく表現されていました。
本当に4年生でしょうか?!(^^)
他の作品も読んでみてほしくなる音読でした。
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♪小瀬木くんの音読♪
◎しゃーくさん(高1・兵庫県)
最も応募者の多かった「走れメロス」。
ナレーション・メロス・王様、
すべての切り替えが完璧でした。
特筆すべきは、セリフ部分だけではなく、
ナレーション部分でも、様々な工夫を用い、
場面全体の緊迫感を出しきっていたこと。
最年長の貫禄を見せつけましたね。
小中学生のみなさん、
ぜひ一度、高校生の本気の音読を聴いて、
目標にしましょう。
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♪しゃーくさんの音読♪
【詩部門】
海外勢が大健闘しました!!
◎トーボートハウスくん(小6・タイ)
タイからのご参加です(^^)
「雨ニモマケズ」を読んでくれました。
きっと、身近に感じられない事柄なども
含まれていたかもしれませんが、
しっかり想像しながら読んでくれたことが、
ひしひしと伝わります。
「雨ニモマケズ」は
「走れメロス」と違い、
感情を爆発させるような内容ではないため、
淡々と読んでしまいがちですが、
一つ一つの言葉に、こだわりをもって
丁寧に音読してくれました。
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♪トーボートハウスくんの音読♪
【古文部門】
いちばん取り組むハードルが
高かったのではないでしょうか?!
◎平間黄さん(小5・宮城県)
「日本三大随筆冒頭」での受賞です。
どう3つのテイストをかえていくかが重要な、
難しい課題。
しかも!!「古文」です…( ;∀;)
しかしながら、なんと大賞を受賞したのは
小学5年生の平間くん。
作者ひとりひとりの意図が伝わるように、
気持ちを込めて読んでくれました。
特に良かったのが、
区切り符号のないところの区切り方。
意味をしっかりとらえていないとできない、
すばらしい読み方です。
古文の勉強に苦戦中の中高生にも、
古文なんて難しすぎると思っている
小学生や親御様にも、
ぜひ聴いていただきたいです。
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♪平間くんの音読♪
・・・
以上が、大賞を受賞された皆さんです!!
おめでとうございま~す\(^^)/\(^^)/
しかし、ここで困ったことが…
まだまだすてきな音読がたくさんあったのです。
“たみ&まきえ”は悩みました…
そして、作りました!!!!
✨特別賞✨
みずみずしい表現力で音読してくれた
お三方をご紹介しますね。
ぜひお聴きください♪
山本果凜さん(小3・東京都)
♪「雨ニモマケズ」♪
田中羽衣さん(小5・愛知県)
♪「雨ニモマケズ」♪
遠山和葉さん(小5・神奈川)
♪「まり」♪
他にも、キャラクター賞、最多作品応募賞など、
賞をあげたい生徒さんが多々いらっしゃり…。
ぜひ、全体評のあるブログも
チェックしてみてくださいね。
音読コンテスト審査部より総評
この度は、
たくさんの方々にご参加いただき、
本当にありがとうございました。
ただ文字を読むのではなく、
文章に命を吹き込むような
素晴らしい音読の数々を聴いて、
本当に感動しました!
今回の音読コンテストのコンセプトは、
「音読をとおして感性をみがく」
というものでした。
身につけたい力は、
- 読む力
- 想像する力
- 深く考える力
この3つです。
みなさん参加してみていかがだったでしょうか?
これら3つの力を活用した思考の型は、
どんな教科でも役立ちます。
暗記すべきことはどんどん増え、
論理的思考が試される問題も
どんどん増えてきます。
しかし、
正確に読む力や深く考える力があれば、
素早く暗記し、要点を見つけることができます。
想像する力や深く考える力があれば、
文章問題の場面や、問題の意味を
識別することができます。
音読スキルを身につけることは、
たしかに、
“勉強の土台“を
作り上げることになるのです。
そして、
古今東西の文豪たち、識者たちの、
すばらしき感性と知恵を、
自分の事のように味わい、
人生に生かすことができたなら…
こんなに素晴らしいことはありませんね(^^)
参加してくださった生徒さん、
協力してくださった親御様や先生方、
本当にありがとうございました。
また次回の音読コンテストで
お会いできることを楽しみにしております。
【追記】今回他のオリジナル賞を全てを含めた発表はこちら!