今日も子どもたちは学校で一生懸命勉強を頑張ってきました。できれば家に帰ってからは好きなことをしたいな、と思っています。
でも、学校の宿題もあるし、テスト勉強や塾の宿題もあるし、やった方がいいと頭ではわかっている自習もあります。それを「始める」だけでも大きなエネルギーを消費するものです。
理想は、家での学習が習慣になってしまうこと。そうすれば、毎日お風呂に入ったり、歯磨きをしたりするように毎日のルーティーンの中に組み込まれていくので、始めるためのエネルギー消費が少なくて済みます。
では、習慣化するためにはどうしたらよいのでしょうか。今回は、家庭学習の習慣化のコツと、それをお助けする私たちオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」の「ネットで自習室サービス」の取り組みをご紹介します。
家庭学習習慣があると学力も高い
早い時期からの学習習慣の確立が学力に良い影響があることを示す調査があります。
左の折れ線グラフは小学生の家庭学習習慣と学力の関係について調べたものです。これを見ると、家での学習時間が長いほど国語、算数とも正答率が高くなっています。30分の学習でも学力に差が出ていますね。
また、右の学習内容にも注目してみましょう。学力の高い層(A層)と低い層(D層)の間に大きな差がみられたものを抽出してグラフにしました。
宿題を常にやっている子どもはそうでない子どもに比べて、国語も算数も得点に19ポイント以上の差があります。
他にもわからない言葉を自分で調べたり、わかるまで苦手な教科にも取り組むことができるとより良いこともわかります。先生や親に言われなくても勉強したり、勉強する時間を自分で決めている子もいるようです。
「そんな風に習慣になればいいけど、そうなるまでが大変だ」と感じるかもしれません。どうしたらよいのでしょうか。
習慣化のコツ
スティーヴン・R・コヴィー著の「7つの習慣」では、習慣を「知識、スキル、意欲の三つが交わる部分」としています。
「なにをするのか、なぜそれをするのか」という知識と「どうやってするのか」というスキル、そして「それをしたい」という意欲の3つがそろって習慣として身につくようになる、というものです。
子どもたちの学習習慣にも同じことが言えます。今日は何の学習をするのか、いつどのようにするのか、今日も勉強するぞという気持ち、を設定しておくことは重要です。
ただし、それを継続するためにはコツが必要です。例を挙げましょう。
場所と時間を決める
家に帰ったらすぐ、晩御飯を食べた後リビングで、18時になったら自室で、などまずは勉強を始める時間と場所を固定しましょう。
さらに、家族や友達、先生もしくは音声アシスタントなどと決めたことを共有して、自分の見張りを設定しておくのはとても良い方法です。
きっかけを設定する
時間を決めたら、その時間をアラームで設定しておくと忘れません。
他にも、自分の好きなジュースを飲んでから始める、といった自分専用のスイッチを決めておくとはずみがつきます。自分をうまく流れに乗せるイメージです。
まずは「やる」を最優先
最初は「机の前に15分座る」や、「プリントを1枚終わらせる」というところから始めた方がいい場合が多いものです。最初のハードルはできるだけ低く設定します。
内容をあまりにも高く設定したり、最初から2時間やる!などと設定してしまうと疲れ切ってしまうので、まずは「やる」を最優先にして毎日継続していきます。
始める時間にやる気があるかどうかは問題ではありません。とにかく、始めましょう。
すると、いつの間にか15分が30分になったり、プリント1枚だと思っていたら、問題集を始めていたりしますよ。
家庭学習の弱点
しかし、家にはいろいろな誘惑も多く、なかなか集中できないのも事実です。
学研教育総合研究所の小学生向けの調査では、家で学習に集中できないことが「よくある」と「ときどきある」と答えた生徒が合わせて76.6%もいました。
家はリラックスするための場所でもありますから、甘えが出たり、気が散ったりして、ついつい勉強を後回しにしてしまうのもわかります。
参考:小学生の日常・学習に関する調査 – 学研教育総合研究所
また、親からの声かけもお互いにとって負担です。「勉強しなさい」や「宿題やったの?」という言葉は言う方も聞く方もうれしくないですよね。
そんな時にはどうしたらよいでしょうか。何かいいきっかけがあるといいと思いませんか?
まなぶてらすの「ネットで自習室」を活用しよう
家の中でも良い緊張感とともに継続的に学びに励める場所として、私たちオンライン家庭教師サービスの「まなぶてらす」では「ネットで自習室」というサービスを提供しています。
(※現在YouTube配信はしておりません)
「ネットで自習室」とは、小学1年生から高校3年生までのまなぶてらすの会員であれば、どこからでも誰でも利用することができる完全無料のオンライン自習室サービスです。
現在、平日の18時から21時、土曜日の9時から12時と18時から21時にZoom上でオープンしています。この時間内に、スマホやタブレットから指定のZoomルームにアクセスするだけで、リビングが特別な自習室空間になります。
今回はネットで自習室の詳細や魅力について担当しているまなみ先生にお話を聞いてきました。
- まなみ先生
- 算数、数学の成績を伸ばすことに自信アリ!
- 大手専門学校講師時代には生徒さんの検定合格率の最高値をたたき出した実績も!
- まなぶてらすのネットで自習室&質問レッスンの担当
「ネットで自習室」はこんな子にオススメ
まなぶてらすの生徒はだれでも大歓迎ですが、特に下記のような生徒にはとても良いサービスです。
- 家では集中できない子
- ひとりで寂しい思いをしている“共働きっ子”
- 家庭学習の習慣をつけたい子
- お家でもメリハリを付けて勉強したい子
家庭学習の「サボろうと思えばサボれる」というデメリットを覆すことができるのが「ネットで自習室」です。家の中に自分を律しやすい環境が存在するようになるんです。
目の前に、いまこの時間に一緒に勉強をしている全国でがんばる勉強仲間や自分の勉強を応援してくれる先生がいます。今自分はひとりではなく、みんなもがんばっていることに気づきます。
その気づきは必ず良いエネルギーに変換されて、自分でも勉強を頑張ろう、という行動になります。
サポート体制も充実
「ネットで自習室」は小学1年生から利用可能です。幅広い学年の生徒さんに使ってもらっていますが、実際に小学生の利用率が高いサービスです。
まなぶてらすの先生が常駐しているので、セキュリティの面でも安心です。常駐の先生は画面内で手が止まっている子がいればそっと声かけをするなど、サボらない工夫もしています。
また、無料で使えるのもすごいところ。まなぶてらすを利用する子どもたちの家庭学習のため、無料で提供しています。
さらに、しばらく来てない生徒には「また来ませんか?」というお誘いをすることで、継続を促すようにもしています。
ネットで自習室の使い方
自習室に入ったら、
- 手元をカメラで写して(顔出し不要)
- その日の学習目標をチャットでその場にいるみんなに宣言して
- 勉強をはじめてください
勉強をしている部屋の音声はマイクが自動でミュートになるので誰にも聞こえません。音が出るようなタブレット学習も可能です。
自習室が空いている時間内では何時間でも利用可能です。短時間の利用もできますし、時間内に一度出てから再入室することも自由です。
詳しくは、下記のまなぶてらすホームページにある「ネットで自習室」のページをご覧ください。質問がある場合はページ内の問い合わせフォームをご利用ください。
利用する上でのお知らせ
自習室利用の際には、お送りする説明資料をじっくりとお読みください。
わからないところは、まなぶてらすのブログにもネットで自習室の使い方の記事があります。もちろん、質問があればメッセージを遠慮なく送信してください。
また、現在YouTube配信はしていませんので保護者が外出先から様子を見ることはできません。
ネットで自習室には常駐の先生がいますが、その場での質問受付はしていません。自習をしていてわからない問題があったときには無料の「質問レッスン」サービスを利用してください。
https://www.manatera.com/blog/quick-lesson
実際の「ネットで自習室」の様子

まずは手元カメラのセッティングですが、一度やり方と角度がわかってしまえば面倒ではないようです。子どもたちはとても柔軟なので、すぐに覚えて、自分でセッティングして入室できるようになります。
そして、入室した時の「今日の目標宣言」は勉強スイッチに良い役割を果たしているようです。
目標宣言を見て、いつも同じ時間に来ている子が今日も来たな、とわかると、子どもたち同士で勉強の邪魔にならない程度に「今日も頑張ろうね!」とチャット内で励まし合う姿も見られます。
参加時間としては、多くの生徒はだいたい1時間を自習の目安にしています。最初に1時間自習をして、ご飯を食べてからまた戻ってくるというようなパターンも見受けられます。
生徒の中にはチャットになんとなく「また来ます」と言葉を残して出ていったので、「また行かなきゃ!」という気持ちになった、と戻ってきてくれる子もいます。
生活の中で良いリズムで自習ができるようになると、子どもたちの自信にもつながります。まなぶてらすのブログにもネットで自習室を利用しているご家庭の感想が届いています。ぜひご覧ください。

安心できる環境で継続的な家庭学習をしましょう
最近はインターネット上にオンライン自習室サービスがたくさんあります。しかし、小学生から使えるオンライン自習室はまだまだ少ないのが現状です。
自習習慣を早めにつけると、それからがとても楽になります。まなぶてらすでは、小学校低学年でも安心して気軽に自習習慣をつけてもらう環境が整っています。
毎日同じ時間に自習室に行けることが一番ですが、まずは土曜日だけ来ると決めてしまうのもよいでしょう。学習習慣を育てるためのアクセントとして、ぜひ有効活用してください。