こんにちは。まなぶてらすそろばん講師のさちこです。
今日は九九について書いてみようと思います。
実は私はこちらで講師をするまで知らなかった九九の方言!北海道の私が住んでいる地域では
4×8=しわ32、8×3=はちさん24、5×8=ごは、しじゅうと言っていたのですが地域によっては違った言い方をしていました。
4×8=しは32、8×3=はっさん24、5×8=ごは、よんじゅう!と覚えている地域もあったのです!
私がはちさんというと、はちさん???はっさんですよね?と言われてもしかして方言?と気づきました。
私は色々な地域のお子様とレッスンをしているのでかけざんをやる際に方言を確認することにしました。同じ九九なのにとても面白いですね。さて皆さんの地域ではどのような言い方をするのでしょうか?
さて九九といえば小学2年生で覚えなければなりません。小学3年生では九九を覚えているという前提で授業が始まります。
授業の遅れをとらない為にも2年生でバッチリ覚えてほしいというのがお母様方の本音ですね!
まずは九九の説明から始めてみましょう。りんごを一人に3個ずつ4人に配ると、りんごは全部で〇〇個です。等の例題をあげてみて、一人あたりの数と何人に配るかがわかっているとき、3×4になるんだよ。なので答えは12です。という風にいくつかの例題を出して式を導き出してみましょう。
絵に書いて説明するとより分かりやすいです。4歳.5歳のお子様に覚えさせたいなという時もまず絵をかいて説明すると良いです。九九を覚えてる最中にもう説明したことは忘れてしまうかもしれません。ですがまた小学生に上がった時に再度確認することが出来ますので大丈夫です。
九九は何度も何度も読み返しをして覚えます。ただ分からなくなった場合は九九表を見せてあげると良いです。子供は暗記力もありますので表を見ることでだいたいどの辺で間違えたというのが後からでもわかるからです。絶対九九表を見ないで覚えさせるのではなく間違えるとそっと九九表を差し出してあげてください。
また語呂合わせで覚えるのも一つの手ですね。
8×8=64(葉っぱ64枚)
4×8=32(しわが32本)
息子にママのしわは32本ありますって教えたらもう笑いが止まらなく(^-^;
でもそんな笑える話で覚えてくれるなら語呂合わせも良いのかなと思います!
そしてもう一つ暗算で答えを出す方法。2の段の答えは2ずつ増えていくので暗算で計算して答えを出していくこともできます。
「暗算で答えを出すと九九を覚えられない!」
なんて事はありません。自分で答えを出しているのですからそのうち九九を覚えることができます。
暗算能力も上がり一石二鳥ですね♪
更に九九の法則や秘密などを九九表で見つけてみるのも面白いですね。
例えば9の段
9×1=9
9×2=18
9×3=27
9×4=36
9×5=45
9×6=54
9×7=63
9×8=72
9×9=81
答えですが9×2が18になります。答えの数字をバラバラにして1と8を足すと9になります。
他の問題も同じです。9×3=27の答えを2と7にして足すと9になるのです!
また、2.4.6の段の答えの1の位の数は0.2.4.6.8しか出てこない!等たくさんあります。
子供ってひみつって大好きですよね!ですので九九表を見せて何かひみつがないか探すのも面白いのではないでしょうか?
九九には81個の問題数がありますが、数字を逆にして答えが同じになるものを除くと36個となります。
81個ではなく36個??と思うだけでやる気がグンとあがるかもしれませんね♪
また九九をひたすらノートに書く!なんていう方法もありますね。または聞く!
お子様の脳はとても柔らかいので聞くだけで覚えられたりもします。
九九を気に朝学習というもの良いと思います。学校に行く前に一つの段だけでいいから言ってから出発!なんて素晴らしい事ですよね♪
九九といえどもたくさんの覚え方法則、秘密があって本当に面白いです。
あまり難しく考えずお子様が興味を持つようなところから始めても良いですね(^▽^)