こんにちは!
ブックレビュー案内人のみなみです(^^)
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8月7日〜受付スタート!
まなぶてらす ブックレビューコンテストの概要はこちら!
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みなさん前回の
読んだかな??
前回をまだ読んでいない方はこちら!
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あの後
見本をみていただいて
「すてきなレビューだ!」
「わかりやすいレビューだ!」と
ほめてもらったんだが・・・
この
案内人みなみからみると・・・
まだまだ、よくなる・・・!(ゴゴゴゴ!)
この基本形に
もっと「あそび」をもたせたい。
基本の①、②、③からアレンジをしてみよう!
きほんのきほん
①本についてカンタンに説明する
②本のとくにすきな点を説明する
③読んで欲しい人を意識して、文をしめる
さて実際にアレンジをしてみよう!
①最初の一文に インパクトを!
レビューは
「最初の一文」が
とにかく大事。
その一文で、
このレビューを
最後まで読みたい!と
と思わせないといけない…
基本の①、②、③を
②、①、③に組み替え、
少しだけ最初の一文を変えてみた。
これだけで、
結構見え方がかわるぞ!
<書き出しを会話文からはじめる>
※前回の「キッチン」(吉本ばなな)をアレンジ!
<アレンジ前>
↓↓↓アレンジ後
「神様、どうか生きていけますように。」「何度も苦しみ何度でもカムバックする。負けはしない。力は抜かない。」この小説で印象的だったのは、小説に散りばめられた彼女の心の声。ささやかだけど、グッと心にしみるのだ。ときに自分に言い聞かせるように、ときにまるで他人ごとのように冷静に。彼女は、自分自身の小さな心の動き・変化も見逃さず、一つ一つに逃げずに向き合っていく。
「キッチン」は、1987年に発表された短編小説。たった一人の家族だったおばあちゃんを病気で亡くし、ひとりぼっちになった大学生のみかげ。そんな彼女が、縁あって(ちょっと変わった)親子と出会い、ふしぎな共同生活をはじめる。かれらと暮らす中、彼女は「生きること」「死」について向き合い、だんだんと生きる希望を取り戻していく。
大切な人との死や別れに苦しんでる人に、とくにおすすめ。自分の気持ちを代わりに説明してくれて、読むと重い心がちょっとラクになる小説だ。
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どうだろう?
ちょっと見え方が変わったのが
伝わるだろうか?
他にも
「◯◯の魅力とはなんだろうか?」
「一番の注目ポイントはどこか?」
など、疑問文(ぎもんぶん)で
書き始めるのもいいね!
②カッコいい言葉を発掘しよう!(類語検索)
- 「感動した」
- 「たのしかった」
- 「おもしろかった」
もしかして…
もしかすると…
きみの感想文では
この言葉が渋滞していないか…?
(ドキッ)
このよくありそ〜な言葉たち
できるだけ使わないようにすること!
それも
かっこいいレビューへの
第一歩だ。
とっておきの方法を伝授しよう・・
「類語(るいご)検索!」
類語とは、「意味が似ている言葉」という意味だ。
やり方はカンタン
たとえば「感動 類語」で検索すると…
引用元:https://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%84%9F%E5%8B%95%E3%81%99%E3%82%8B
ギャー😱
感動を伝えるだけなのに、
こんなにもたくさんの言葉が…!
「シビレる」
「胸が熱くなる」
「心が揺さぶられる」
こういった言葉を
ヒラメくことはなかなか難しい。
お気に入りの言葉を見つけて
自分の文章を もっとステキに仕上げよう!
③ほかの人のレビューをみてみよう!
ぜひ
ほかの人のレビューを読んでみよう!
「え?そんなことしていいの?」
「ズルじゃない?」
いえいえ
他の人のレビューを読むことは大事!
「カッコいい言葉・表現を使ってみたい」
そんな気持ちで
文章をたくさん読むと
きみの頭の中のボキャブラリーがグッと増える!
作品の新たな魅力の発見もあるし
「そんな表現の仕方もあるのか!」と
実は案内人のわたしも
見本のレビューを書くまえに
他の人のレビューをいくつか読んだ
(ここだけのヒミツよ…)
「作品名 レビュー」で検索すると
たくさんのレビューがでてくる。
Amazon、楽天などのブックレビュー、
またSNSの投稿も参考になるぞ!
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↑「長編マンガ」のまとめかたとして
とっても参考になるレビューが多かった!
https://www.instagram.com/p/CRekqqTjS2-/?utm_source=ig_web_copy_link
まだまだたくさん
参考になりそうなレビューが
発見できそうだ!
<他の人のレビューを参考にする上で注意>
またまた
マナー的な話で申し訳ないが…!
他の人が書いた文章の
「一文」または「段落」「文章」ごとを
まるまるコピーするのは
絶対ダメだ!
それは
「盗用(とうよう)」といって
レビューだけでなく
文章づくりでは
絶対してはいけないことになっている。
いわゆる「パクり」ってやつだ。
あくまで
「自分が表現したいものを書くための参考」という
姿勢を忘れないようにしよう。
とはいうものの
「参考」と「盗用」の違いは
かなりシンチョーな見極めが必要で
大人でも少々ムズカシイ…
ちょっとでも迷った時は
ぜひ信頼(しんらい)できる
国語の先生にも相談しながら
つくってみよう!
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どうだろうか?
きっと君の文章も
ちょっとしたアレンジで
もっともっとドラマチックで
心震わせるようなステキな文章になるはずだ!
次回は、
こちらのまとめ編
「これに書くだけ!ブックレビューワークシート」
を作って発表しています!
シリーズ最終回!
「はじめてのブックレビュー」講座 その③はこちら
今回のコンテストの概要はこちら!
読書がもっと好きになる
そんな夏になりますように!
ブックレビュー案内人 みなみ