こんにちは、
まなぶてらす講師です。
先週は「小学校高学年~中学校低学年レベル(初級)の生徒が夏休みで実践できる英語勉強法」について書きました。
今週は中学生~高校生校レベル(中級)の生徒が夏休みで実践できる英語勉強法です。
先週の記事では子供はどのように言葉を習得しているかを説明しました。
子供の時は、音や画像、または経験を結びつくことで言葉を理解してきました。
それができるのは、自然な環境があるからです。
それは、家にいれば両親は同じ言葉でしゃべり、
外に出れば親が話す音に似ているような音が聞こえて一つの環境が作り出されています。
ここで注意していただきたいのは:
意味です。
音と意味と結ばなかったら、
環境があっても言葉は習得できません。
または、小さな子供は自分の理解をうまく表現できなくて、
片言でしゃべることが多いため、
日本語にしよう、英語にしよう、
悩む親は多いのではないでしょうか?
そうです。
言葉を習得するには、影響する要素は多いです。
年齢、環境、家族構成、そして個人のタレント。
語学を学ぶのは、実験と似ています。
その人に合う方法を絶えずに実験していかないと望む結果にはたどり着きません。
今週の記事はある程度成熟している学生(12歳以上)で、
中級レベルの英語(英検3-4級)を勉強している生徒のために書いています。
このレベルの生徒の特長は、
- 文法から外国語を習得する(幼い子供とは少し違う)
- 自分の意見をある程度論理的に表現できる(きちんとした言葉が使える)
- 環境には少しずつ認識している(他人との関係や、社会との繋がり)
つまり、この段階の学生は論理的な学び方を受け入れることができます。
大人ほどシステムを要求していないが、
言葉の構造が理解できます。
中級のインプット活用法
中級はインプット=アウトプットです。
自己紹介や物事の説明など簡単な英語が理解できるため、
会話する能力が備えています。
これは、Inputです。
この段階に来ると大事なのはInputを使いこなし、その上に新しいInputを素早く吸収することです。
日本語を本格的に学び始めたのは15歳のころです。
あの時はすでに論理的な知識が理解できるので、
体系的に言葉を学ぶことにしました。
しかし、先生はいなかったため、
自分自身の勉強を観察しながら模索していきました。
中級になって、話すと書く練習を増やしました。
けれど、どれもわざと増やそうとしたわけではなく、自然にそうなっていったのです。
Speaking
近所には日本人のシェフがやっている寿司屋さんがあります。
母親とよくそこに訪れました。
実は、母の提案で、私が毎回カウンターに座ることになり、話するようになりました。
あの時の私はとてもShyだったので、
彼女がサポートしてくれなかったらきっと会話が生まれなかったでしょう。
Writing
2000年にはMSN Spaceは流行っていました。
ご存じの方はいると思いますが、そのサイトは個人が気楽にブログを開くことができるサイトです。
2006年の時、インターネットでリサーチしていたら、偶然に日本語で書かれているブログをそこで発見しました。
そして何気なくコメントしたら次の日からコメントが来ました。
こうして日本人と話ができる!
閃いて、自分のブログを立ち上げようと思ったのです。
あの時の私はいわゆる文学少女で、小説ばかり読んでいました。
三島由紀夫さんの春の雪を英語で読んでいた時期です。
そこに、自分の感想を詩の形で載せたのです。
ほかの人のブログを見たり、コメントしていくと自然にフォロワーは集めるようになりました。
みんな外国人の私に優しくて、
日本語を添削したり、アドバイスをくれたりもしていました。
中級になると何よりも大事なのは、
実際に話をすることや人とコミュニケーションをすることです。
それができるには二つ大事なものを持っていないとだめです。
一つは:言葉
もう一つは:自分の意見
どれ一つ欠けても、価値のある会話にはなりません。
話すための会話は相手にも本人にも大きなプラスにはなりませんし、
長続きはしません。
夏休みのおすすめ
なので、この段階でおすすめのプロジェクトは:
好きなジャンル(例えばサイエンスやファッション)を決めて、それについての資料、あるいはフィクションを英語で読んだり、その分野の知識を英語で集めることです。
これは一石二鳥の方法です。
ビジュアルの学習者には本を読んだり、ビデオを見たりすることをおすすめします。
これができるサイトはいくつかあります。
- Tedtalkは新しいアイデアやヒラメキを生み出すために見ます
- Skillshareは、Creativeなコンテンツが多いため、ファッションデザインなどを学んでいます。
- Udemyはテクノロジーやビジネスの講座が多く、コンテンツがとても充実しています。
もちろん、私はいくつかの講座を受講しており、英語と日本語両方で知識を吸収しています。
中級では言葉を鍛えつつ、思考力を鍛えることも大事です。
なぜかというと、ペラペラしゃべる状態というのは、
言葉がふっと出てくる状態です。
まず、伝えたいポイントがなければ、言葉はふっと出てこなく、
会話の内容は浅くなるでしょう。
What’s the weather today?
Do you like Japanese food?
このレベルで終わってしまうでしょう。
しかし、知識があると浅く話すこともできる、深く話すこともできます。
そちらのほうが、相手にとっても魅力的です。
ぜひ、この夏でテーマを決めて、ゆっくり何かを学びましょう!
子供だけではなく、大人もぜひ試してみてください。
学びが大好きな両親を姿を見て子供もそのように真似しますから。