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優勝のための英語スピーチコンテスト準備 表現編 I

 

今日は優勝のための英語スピーチコンテスト準備 表現編Iについてお話します。記事がないために、表現編を2回分けて公開いたします。

  目次

効率のよい練習法

ステップByステップの練習方法

1.発音をマスターする

2.暗記する

3. テンポをつける

 

効率のよい練習法

毎年スピーチコンテストの時期になると、実に様々な準備をしなければいけません。

原稿を書いて暗記し、その上に印象に残るスピーチを表現するために何十時間の練習を行うことになります。

 

運がよければ、選考して実際にコンテストに出るまでには、試験などはなくてゆっくり準備します。ただし、夏休み前後に被る可能性が高いので、練習時間が限られる場合は多いでしょう。

 

限られた時間を効率よく使うために、順番を踏んで練習していくことが大切です!

 

もし、すでに原稿を用意していれば、おめでとうございます!

そのままこの記事を読んでください。

 

もし、まだ原稿を用意していなければぜに【優勝のための英語スピーチコンテスト準備 原稿編】をお読みになってください。

審査員に深い印象をつけるためには、原稿のトピックから組み合わせることが大切です。

ステップByステップの練習方法

それでは、

スピーチにおいて表現力を鍛えるための効果的な練習法をお伝えいたします。

  1. 発音をマスターする
  2. 暗記する
  3. テンポをつける
  4. 伝えたいメッセージを感情でアピールする (表現編II)
  5. リハーサルを繰り返す (表現編II)

 

1番と2番は誰しも思いつくことでしょうが、優勝するためには3-5番の練習をいれなければいけません。

発音をマスターする

 

スピーチの採点項目に必ず上位に入っているのは発音です。

発音がはっきりして、正しく意思を伝達しなければいけないのは基本です。

 

そのために、最初から取り組まなければいけません。

 

一つ一つの単語を細かく確認できるように、ネイティブレベルの発音ができるバイリンガルの先生がお勧めです。

 

先生に発音を見てもらうだけではなく、綺麗に読み上げた原稿を録音してもらうことが肝心なので、先生を探すときにそれも念頭に入れてください。

 

暗記する

 

暗記は一番難しくてつまらないと感じる部分かもしれません。

しかし、これはできないと多くのコンテストに参加する資格さえないために、時間をかけて行いたいです。

 

暗記するのに、どうすればいいかは人それぞれですが、ここで私の方法を公開します。

最初は段落ごとに分けて暗記していきます。

やることは二つ。

  • 一つは毎日きちんと時間を取ってひたすら文章を覚えていきます。

 

例えば

I love the new technology our society is creating, because it will lead to a new future where everything will be more accessible and organized.

とても長いですが、細かく記憶していきます。

 

ステップ1

I love the new technology our society is creating、この文をひたすら読み返します。5回ぐらい連続で読んだら今回は覚えているかどうかを確認します。ダメだったら回数を増えていきます。

 

ステップ2

because it will lead to a new future where everything will be more accessible and organized.

これをステップ1と同じような方法で繰り返します。問題なく暗記できたら…

 

ステップ3

くっついて繰り返して読み、暗記できたかどうかを確認します。

 

この方法では時間がかかるかもしれないが、とても効果的です。

なぜかというと、音とマッスルメモリー(何度も繰り返すから口の筋肉が覚えてしまうこと)で体を使うことができるからです。

 

ステージに立ってパフォーマンスする、時々原稿を思い出せなく何秒間空いてしまうことがあります。私はこのようなミスを二回したことがあります。

 

次のセリフを忘れて、みんなの前で少しパニックしたことが。

 

その時、助けてくれたのは体の記憶です。

何秒間かかったが、最初から原稿を頭の中で繰り返したところで、体が自然に次の部分を思い出してくれました。

人は緊張すると論理的に考えるのは難しい生き物です。

 

つまり、意味で原稿を覚えれば、「忘れ」が出てきたときはパニックでさらに思い出せなくなります。でも、体の細胞までに刻み込めれば、いざとなれば体が自ら思い出してくれます。

 

これはオリンピック選手がひたすらに同じスキルを毎日繰り返すのと同じです。

 

体が無意識的に反応できるように、マッスルメモリーを作るためです。

 

  • 二つ目は、通学の時や時間があるときに録音を聞きなおします。

先生からもらった録音と自分の音声の録音を使います。

音楽のように何度も聞けばリズム感が掴めるし、自然に発音も訓練されてきます!

 

テンポをつける

 

①私はリンゴが好きです。

②私は、リンゴが好きです。

 

句点の打ち方でニュアンスが変わることは日本語ではよくあります。

例えば上の例だと、①はただの事実を述べるに対して、②は私という主語を強調することになります

 

これは英語も同じです。

 

このように点をつけて読むときに間をあけることを、私はテンポと呼んでいます。

テンポを使うことで、強調したい部分がはっきりわかり、聴者に何を伝えたいかをより効果的に伝えることができます。

 

先ほどの英文例を使い、詳しく説明いたします。

 

I love the new technology our society is creating, because it will lead to a new future where everything will be more accessible and organized.

I love/ the new technology our society is creating, /because/ it will lead to a new future/ where everything will be more accessible/ and /organized.

 

/を入れることで、テンポをつけてみました。

 

まず/を2秒間の沈黙だと思って読んでみてください。

 

いかがですか?

自然に強調したい部分と感情が湧いてきませんか?

 

I loveの後に2秒間の間を置くことで、the new technology our society is creatingを自然に強調することになります。

 

 /because/  Becauseの前後に間を置くことで、聴者は「何が来るだろう」と期待させて集中力を高めることが可能です。

 

 it will lead to a new future/ where everything A new futureの後に間を置くことで、期待をさらにあおります。

 

/ and / ここで間を置くことで強調するのはaccessibleとorganized。どちらも大事ですよというメッセージを送っています。

 

テンポをどうつけるかによってニュアンスとメッセージが変わるだけではなく、暗記しやすくすることもあります。

 

音の繰り返しと口の形を何度も作ることでマッスルメモリーが鍛えられ、

その上に感情が入れば、自然なパフォーマンスに繋がります。

 

何が正しいか何が間違いか、スピーチの中にはありません。

判断基準は一つだけ、あなたがそれで納得するかどうか。

 

テンポも同じです。

十人十色。

 

どれが一番いいのかはないために、いくつかテンポをつけてみて納得するまでに練習するしかありません。

 

しかし、一度「これだ!」という感覚に出会うと、

スピーチコンテストはコンテストではなくなり、

あなたの大事なメッセージを多くの人に伝えるための場に変えていけます。

 

そして、

その経験でステージを好きになり、ますますコミュニケーションの勉強を好きになっていきます。

 

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