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まなぶてらす講師のこみやです。
暦の上では春を迎えましたが、
まだまだ寒さが厳しい季節ですね。
お変わりなくお過ごしでしょうか?
今日のメルマガは、
まなぶてらす講師のインタビューをご紹介する
\\「魅力発見!」//
今回は数学講師「とも先生」の記事をお届けします。
とも先生は、
小中学生への算数・数学指導に特化されています。
難関校受験の指導も可能です。
▼とも先生のプロフィールはこちらから▼
https://www.manatera.com/wte/
今回のインタビューを通して、
・親子の関係を築くルーティン
・受験もルーティン!?
・オンラインレッスンの強み
など、受験も含めたタイムリーな話をお聞きしました。
受験をこれから控えている方、そして既に終えた方
すべての方に読んでいただきたい記事になりました。
どうぞ最後までお楽しみください。
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■ 親と子と先生と
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―― とも先生は、ゴルフなどスポーツがお好きで
毎日トレーニングをおこなっていると伺いました!
私は運動しなくちゃ…と思いつつ
恥ずかしながら、なかなか続きません(汗)
ぜひその習慣を続ける秘訣を教えてください。
習慣をつけるには、何ごとも最初が大変ですよね。
でも、続けていくとそれが当たり前になってきて、
逆にやらない方が気持ち悪くなります。
歯磨きの習慣と同じですよね。
それに、朝トレーニングをすると集中力が高まります。
私が仕事をする面でも
日々のトレーニング習慣は重要ですね。
―― 初めの一歩の努力と、その効果を実感することが
秘訣なのでしょうね。頑張ってみます!!
ところで、そうしたトレーニングと勉強は
共通点がありそうですがいかがですか?
そうですね…継続が大切という点ですかね。たとえば、
筋トレは一週間に1回厳しいトレーニングをしても結局
筋肉痛になるだけで意味がありません。
数学の勉強もため込んで、
一週間に1回やっても身に着かない。
1日30分でも継続してやったほうが良いですね。
それが、本当の意味での「勉強の習慣がつく」ということ
だと思います。
特に数学は1日やらないだけで、退化していく科目です。
また、継続によって差のつく科目でもあります。
数学は応用力に目が行きがちですが、基礎力が大切です。
基礎となる計算にミスがあっては、
やり方がわかってもしょうがない。
プロ野球選手も毎日のキャッチボールはかかしません。
同じように数学も基礎を毎日訓練し、応用力をつける
ことと両立していかなければいけない科目です。
野球をやっている子には、素振りを毎日するのと
同じように、数学の問題も毎日やるように言っています。
―― 勉強以外で、
子どものうちに学んでほしいことはありますか?
いろいろな経験をしてほしいですね。
失敗することも大事だと思います。
何も失敗しないで大人になるのは大変です。
失敗経験がなくては、そこから
どう反省に生かすのかわかりません。
子ども時代は色々なことを経験できる機会で、
受験もその一つです。
私は子ども達に受験のその先にあるゴールを聞きます。
目標や将来やりたいことですね。そこがうやむやだと、
勉強している意味が薄らいでいってしまうからです。
逆にそこが、はっきりすると
そのために何が必要なのかが分かってきます。
もし医者になりたいのなら理数系の力はもちろん、
患者さんの話を聞くためのスキル、
注意深く仕事を行うスキルなどが必要です。
こうしたことが分かっていると、自分の今の勉強や経験が
将来に直結していることを知り、それらを意味あるものに
できるのではないかと思います。
私たち大人は、子どもたちが目標や将来の夢をみつける
手伝いをすること、それに何が必要かを一緒に考えて
あげることも大事な仕事だと思います。
―― とも先生は学習面だけではなく、
こうしたメンタルや生活管理も指導されて
いらっしゃいますね。先生ご自身はどうやって、
こうした知識を学ばれたのですか?
教育関係の仕事に長く勤めていると、専門の方から
コーチングを受けたりして知識を得ました。
もともと大学では心理学を学んでいたので、好きな分野
でもあります。自分で本を読んだりもしますよ。
そうして得た知識から、指導で活かせることはないかな?
という視点でレッスンに応用しています。たとえば、
いかに本番でパフォーマンスを発揮できるようにするか
自信を喪失している子にいかに自信をもたせるか
といった感じです。
でも、子どもへの指導の主体はティーチングです。
親御さんとの関わりの中で使うことの方が多いですね。
親御さんにもこうした知識を知ってほしいですし、
子どもが将来に興味をもてば、伸びる要素になるので
大事なことだと思います。
―― 親御さんとの関わりの中ではどのように
そうした知識を伝えているのですか?
直接的に伝えるというよりは、
気づいてもらうことを目指しています。
親子の関わり方って難しいですよね。
親にとって子どもは、自分のこと以上に思い入れが
強くなり、感情的になりやすいものです。
例えば、褒めると子どもはそれに甘んじてしまうと考え、
悪い所だけ指摘する、点数だけみる
といったことが起きてしまいます。
でも、実は親自身も自分が社会人になって、人と関わり、
時には後輩を育成するなどして、
色々なことは分かってはいるんです。
だけれど、それを自分の子どもには適用できない。
それに気づいてもらえるようにサポートしたい
と思っています。そのために、
親御さんとの関係づくりも大切にしています。
信頼関係がコーチングのベースです。
親と子どもの仲介者的な存在になれたらと思います。
子どもにも親に言えないことってありますよね。
それでいて、どうしても親が子どもに一方的になって
しまう部分もある。
そうすると子どもは、
自分のことはちゃんと見てくれないのに…
一方的に言ってくるばかりでムカつく!という風になり
こうなると親子関係はぎくしゃくしてしまいます。
勉強は親にやらされているという感じになってしまうと、
本当にもったいないです。自分のため、社会のために
取り組むというスタイルになってほしい。
そうなりやすい親子関係に、
少しでも貢献できればと考えています。
もちろん、どこまで介入すべきかはご家庭によって違う
と思いますが…親と子をつなぐ役割を担うことができる
ということは確かだと思います。
親はどうしても視野が狭くなってしまうものです。
そこで、第三者の視点から客観的にみることで
新たな発見があるかもしれません。
子どもの短所に見えるところも
じつは長所でもあると気づいたり…
親の子どもへの関わり方で
子どもの勉強の姿勢が変わってきます!そのために
子どもだけではなく、親との関係もしっかり築いて
いかないと成果は出ないと考えています。
―― 親・子ども・先生でチームを組む
という感じですね!
それが一番効果的だと思います。
どうしても親御さんの協力は必要です。
言ってみれば、子どものモチベーションは親です。
親から褒めてもらいたいという気持ちから
勉強したり塾に通ったりしています。
そこで、親御さんには子どもを一番応援してくれる存在
になってほしいんです。
ぜひ「褒めること」をルーティンにしてみてください!
試験があった時、点数や偏差値だけをみるのではなく
「ここができるようになったね!」などの
褒め言葉を最初に言ってほしいんです。
逆に、叱ることを習慣にしてしまうと
子どもはチャレンジしなくなってしまいます。
中学受験をする子であれば、
そのチャレンジしていること自体を褒めることができます。
…とは言っても、それは理想で、
実行するのはけっこう難しいです。
でも、褒め言葉には力があります。
親が子どもを褒めやすいように、子どもの頑張りを
親に伝えるのも私の役目だと思っています。
これも実際にするのは難しいのですが…
夫婦でお互い褒め合うというのも子どもに響きます。
自分で自分のことを褒めても自慢になって響きませんが、
夫婦で相手を褒めるんです。
子どもの前で互いを褒めると、子どもは親同士が互いを
しっかり見ていて信頼関係を築いていることが分かります。
まぁ、自分はできているかといわれると…
なかなか難しいのですが(笑)
でも、これは大事なことだとは思っています。
子どもの将来にも関わってくる部分じゃないかな、と。
親が互いを褒めれば、
子どもは親の良いところに気づかされます。
「お父さん、お母さんは
こういう風に社会や家庭に貢献している」
ということを相手を褒めながら子どもに伝えることで、
子どもは自分もそうなりたいと思います。
何も言わないと、意外と子どもは親が何をしているのか、
どんな仕事をしているのか知らないものです。
それでいて、子どもの目の前で喧嘩ばっかりしていると、
こんな大人になりたくないと思ってしまうかもしれません。
親は子どもにとって一番近い大人で、影響力があります。
その大人がどんな生き方をしているか知ることで、
子どもが将来どんな大人になりたいかが変わっていきます。
子どもが親を知るためにも、
夫婦で褒め合うこともルーティンにしたいですね。でも、
決して無理して褒めるのではなく、正直に…(笑)
―― 家族の中でみんなが互いを褒めることを
ルーティンにすると良さそうですね。
家族の絆が強まると思います。
難易度は高そうですが…意識したいです!
こうした日常的なサポートに加えて
現在、入試時期の真っ只中ですが、
本番に向けて親はどんなサポートが
できるでしょうか?
この試験で学校が決まる、人生が決まると思えば、
誰でも緊張するのは当然のことですよね。
でも、緊張すること自体は悪いことではないんです。
ある程度の緊張をしないと
パフォーマンスは発揮できません。
一方で、緊張をコントロールすることは必要です。
本番ではいかに緊張をコントロールして、
実力を発揮できるかがカギとなります。
そのために、本番のつもりで色々なことを
試しにやってみることができます。
朝に起きる時間から、会場までの行き方、
休み時間の過ごし方、鉛筆、・消しゴムの置き方までも
決めてしまい、すべてルーティンにしてしまうんです。
このルーティンをやっておくと、
実力が発揮できるぞという気持ちを作っておきます。
模試があるならば、その機会を活用することもできます。
こうした日常の延長線上に本番があるんです。
本番で初めて、大事な試験だから
こんなことをやってみよう!では失敗します。
普段の生活や模試の時から取り入れるのがポイントです。
そこまでこだわって本番のルーティンを作っておきます。
そうすれば、本番で緊張したとしても
今までやってきたことをやれば、実力が発揮できるんだ
という心の支えになります。
今までの繰り返しをすれば良いというのは強みです。
あのイチローでさえも日々のルーティンを崩さなかった。
それさえやれば、きちんとしたスイングができ、
成功できると分かっているからです。
ルーティンがあると余計なこと、
ネガティブなことを考えなくて済みます。
とにかくいつもどおりの行動をすれば良いんです。
これは、いきなり本番ですることはできないので、
日頃の習慣づけが大事になってきます。
親御さんには、ぜひ子どもと共通認識をもって
ルーティン作りの応援をしてもらいたいと思います。
ーー 受験までもルーティンにしてしまうのですね!
たしかに、心の支えになると思います。
では、とも先生のレッスンは
具体的にどう行われているのでしょうか?
レッスン内容についてお聞きしたいと思います。
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■ 今の学びが将来につながる
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―― とも先生は、
オフラインでの指導経験も豊富ですね。
オンラインとの違いを感じられますか?
オフとオンの違いはあまり感じませんね。
それよりも、集団と個別の方が差を感じます。
たとえば、親御さんとの関わり一つをとっても
じっくり関わることは、集団ではほぼ不可能な話です。
時間や人数の制限があり、一人ひとりの様子をみて、
それを親御さんに報告することは難しい。
面談も1か月に5分とれれば良い方で、下手をすると、
初めの面談をして1年間放置というのもありえる話です…。
その点、まなぶてらすは完全なる個別指導なので、
子供の様子を見れるのはもちろん、家庭との関わりを
もつ時間もある。それこそ無制限に(笑)
親御さんとの密接な関係も持ちやすいですね。
レッスン内容もオンラインだからといって動画をみせる
わけでもなく、子どもに合わせた指導が可能です。
時には発展した内容の知識を教えたり、
情報をすぐにひっぱってくることができるのも
オンラインの強みだと思います。
―― 先生が指導で意識されていることは何でしょうか?
生徒が受け身でレッスンを受けないように意識しています。
常に頭を回転させて参加してもらいます。
そのために私のレッスンではこちらが発問し、それについて
自分のわかる範囲で説明してもらうことが多いです。
あとは、復習を徹底的にしてもらいます。
「わかった」で終わるのではなく、
自分でできるようになるまで復習することが大切です。
人間は忘れる生き物であり、大人も子どもも忘れます。
でも、3回繰り返せば記憶できるとも言われています。
出来なかった問題を
3回は復習してもらい定着を目指します。
私のレッスンポイントは、
積極的に授業に参加してもらうこと
復習を徹底するの2点ですね。
―― 復習が大切なのは分かっていても、
なかなか実行できない子もいますよね。
そういった生徒さんには
どのような指導をされていますか?
「復習できない」とはイコール「勉強の仕方を知らない」
ということです。
方法を教え、習慣を作ってあげることが必要です。
レッスンの板書ノートを送って、
復習する時間を作ってもらいます。
時には抜き打ちで以前の問題をやってみて、
普段の復習が甘いことに気づかせたりもします。
復習をめんどくさがってやらないという子もいますが、
でも、そういっためんどくさいことが一番大事!
それが勉強なんだ、という重要性を
認識してもらえるように繰り返し指導しています。
復習とは、同じ失敗をしないためのものです。
失敗から学び、反省を活かすというのは
一生つきまとってきます。
しかも社会人になって、同じ失敗を繰り返している人は
周りから見捨てられてしまう。
自分で自分の失敗に気づき、なんで失敗したんだろう?
というのを追及して、分析して、次に活かす
というのが最も重要なことだと思います。
それを学生のうちに身に着いていない子は、
社会人になっても通用しません。
―― 復習を通して、社会に出て通用する力を
身に着けることができるんですね。
今やっている勉強が将来どう役立つのか?
と考えて学ぶことの重要性を感じます。
子ども達に接する際に
意識されていることはありますか?
「褒める」ということですかね…
うーん、でもそれはちょっと語弊があるかも。
ここすごく成長したね!という部分を認めてあげる、
承認するという意味で褒めることですかね。
子どもの成長に、いかにタイムリ―に気づいて
認めてあげるかが大切だと思っています。
大人も子どもも自分の成長を認められると嬉しいですし、
モチベーションが高まるものです。
―― 小さな変化でも気づいてもらえることは
嬉しいですよね。そうした積み重ねで
信頼関係が築けると思います。
変化に目ざとくありたいですね。
信頼関係がないと、何事も成り立りません。
アドバイスしても反発されてしまう。
信頼関係を築くには、
こっちが何かを伝えるというより生徒の話を聞いて、
変化に気づくというのが大事だと思います。
いろんなヒントはたくさんあるのですが、
子どもが話さないとそれに気づくことはできません。
勉強に関係ない話でも真剣に聞くことは大切です。
レッスンの初めや休み時間に2,3分の世間話をする
こともありますよね。
そういう時の話もちゃんと受け止めて、
子どもに「この人は自分の話を聞いてくれるんだ」
ということを感じてもらいたいです。
子どもは自分の話を聞いて、認めてくれる
大人の存在を欲しています。そういう存在がいる
だけでもモチベーションが変わってきます。
―― それでは、最後に
レッスン受講をお考えの方に一言お願いします。
本当に鍛えたい、伸ばしたい、将来こうなりたい
という目標がある子は、今どういう状況であっても
そこは挽回できます。私が挽回できる授業を提供します。
数学がすでに得意な子、好きな子というよりも
算数が得意になりたい、好きになりたいという気持ちが
ある子にぜひ、レッスンを受けてほしいと思います。
自分は数学が苦手だと思っている子でも、
実はすごいセンスがあったという子を大勢見てきました。
ただテストで点数がとれなくて、思い込んでしまんですね。
今の点数や学力がどうであっても、
こうなりたいという目標があれば挽回できます。
本当に頑張りたいという気持ちを応援したいと思います!
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とも先生、
ありがとうございました!
・信頼できるトレーナーのような存在がほしい方
・目標をもって学習に向かっているのに、
なかなか上手くいかない方
・子どものサポート方法について相談したい方
に特におすすめしたい先生です。
興味をもった方は、ぜひ一度
とも先生にお問合せてみてください。
▼とも先生のプロフィールはこちらから▼
https://www.manatera.com/wte/
最後までお読みいただきありがとうございました。
受験生の皆さんは、
いよいよ最後のラストスパートですね。
本番でベストパフォーマンスを発揮できることを
心から願い、応援しています!!
それでは、また次のインタビューでお会いしましょう。
まなぶてらす講師
こみや
<魅力発見!バックナンバー>
・英語講師 Naomi先生
・国語講師 たたみ先生
・ピアノ講師 えりか先生
・理科講師 まさみ先生