初めまして!
まなぶてらすの新任講師、【まどか】 と申します。
どうぞよろしくお願い致します。
私は少し変わった経歴の持ち主です。(詳しくはプロフィールページをご覧くださいね)
その中でも生徒の皆様が一番気になるであろう難関高校の受験について
お話ししたいと思います。
私は小・中と地元の国立校(受験はしていません)に通っていて
成績はもともと中の上くらいではありました。
そして中学2年生の時から、地元の個人塾に通い偏差値72〜74の難関高校に
合格することができました。
進学校専門のクラスはなく、公立校を受ける生徒も同じ少人数のクラスです。
何か特別なカリキュラムがあったわけではないので、受験生の方全員の参考となるよう私の経験談を書かせていただきます。
塾長はとても熱心な方で特に数学を教えるのが上手でした。
綺麗な字でホワイトボードやプリントが見やすかったのが印象に残っています。
私の塾での勉強方法は ありきたりですが
・授業を真面目に聞く
・先生に負けないくらい美しくノートをとる
・宿題をきちんとこなす
・定期的に模試を受ける
・試験前は全力で勉強する
これだけでした。
では、受験合格の勝因は何だったのかと考えてみると
「勉強を楽しむ」「目的の共有」「本番に強くなる」
だったのではないかと思います。
1つずつ説明させてくださいね。
まず「勉強を楽しむ」について。
中学生の頃は勉強が好きでした。
他の人が解けなかった問題に正解したり、模試で良い点を取るのが気持ち良くて
一旦それを味わうとまたその気持ちを味わいたくて勉強が楽しくなるのです。
人間、好きなこと・楽しいことには自然と集中し上達する事が出来ますよね。
私は負けず嫌いな性格だったのですが、個人塾はライバルが少なく
少し頑張れば塾内で上位の成績に入る事ができました。
模試の結果が張り出されるので、講師や友達の保護者たちからも褒められ好循環が生まれました。
また塾長をはじめ講師陣が個性的なこと、親友と同じ塾だったこともあり塾に通うこと自体が楽しかったです。
次に「目的の共有」について。
志望校に合格することが、自分だけではなく周りの複数の人の目的でした。
私は周りの期待に応えたい、塾で一番になりたい
両親(特に母でしたが)は娘に将来のため県内トップの高校に進学してほしい
塾長は教え子から難関校合格者を出したい
と理由は様々ですが3者の目指すものが一致しており、
母親と塾長の息もぴったり合っていたと思います。
自分一人では強固な意志を持てなくても、周りが一緒になって同じゴールを目指していることで
プレッシャーもありましたがそれ以上に強い使命感が湧きました。
最後に「本番に強くなる」について。
いくら受験対策を頑張っても、試験本番に100%の力を発揮できなければ意味がありません。
当日120%の力を発揮するために必要なのは自信(と万全の体調)です。
試験前には練習問題や過去問題を繰り返しこなすことで
この問題は絶対間違えない!という自信をつけることが出来ました。
私の指導ビジョンにもある、”成功体験をする”ことです。
見覚えのある問題ばかりの試験は、落ち着いて自信を持って解くことが出来ます。
多少分からないところがあっても、9割は大丈夫と思えば焦ることはありません。
そうして何度か落ち着いて試験を受けられた後は、”自分は本番に強い人間だ”
という根拠のある自信を持てるようになります。
塾では定期的に模試があり、徐々に自信を重ねる事ができました。
また私は小学校1年生から中学校3年生までピアノを習っていたのですが
何度も発表会を経験していたので、これも”本番”に強くなる為に効果があったと思います。
ちなみに、社会人になってからもこの自信は有効で、就職試験や面接に大変重宝しています。
以上が私の高校受験成功の秘訣です。
自分だけの努力ではなく、環境や周囲のサポートがとても大きかったことが分かります。
保護者の皆様には、お子さんの小さな成功を褒めてあげたり
「頑張れ」ではなく「一緒に頑張ろう」という意識で接してあげてほしいと思います。
どれも当たり前の事と思われるかもしれませんが、当たり前の事が本当に大事だと思うので
あえて書かせていただきました。
ぜひもう一度、普段の生活を思い返してみてください。
最後に私の感じた個人塾のメリット・デメリットです。
<メリット>
・厳選された講師陣
・講師と生徒・保護者との距離が近く目的の共有ができる
・個々の生徒に合わせたきめ細やかな指導が受けられる
・仲間やライバルがいて程よい競争意識を得られる
・試験の雰囲気に慣れる事ができる
<デメリット>
・大手塾に比べ実績数や情報、カリキュラムが少ない
・アットホームな雰囲気になりすぎる
・自分に合う塾が近くにない場合がある
いかがでしたか?
自分に合った方法で皆様が楽しく勉強できますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。