こんにちは。まなぶてらすで中高生向け対象「自習コンサル」を始めました、みなみです。
- 「今の勉強方法が合っているか不安で、チェックしたい」
- 「部活で時間が足りない…もっと効率の良い勉強方法が知りたい」
- 「勉強しなきゃと思うけどなかなか机に座れません…」
…など勉強(自習)全般に関するお悩みを受け付け、効果的な勉強方法などを提案しています。
最近のつぶやきから。
《答えを見ること》
お手本を見せてもらうのって言う意味で、答えを見る。最初に一通りお手本をみて、今度は自分でやってみる。忘れたら、もっかいお手本を見てみる。スポーツの連絡のようなもの。
ただ、いつまでもお手本だよりじゃ、試合に出れないから、見ないでもできるようになろうねって話。
— Minami@自習コンサル (@minami618_tommy) April 23, 2018
※誤字 スポーツの連絡→スポーツの練習(*_*)
「答えを見ちゃダメ…」その呪いから自分を開放しよう
学生の頃「簡単に答えを見てはいけない」とよく言われませんでしたか?
私は、むしろもっと見てほしいです。いえ、そういったら語弊がありますね。「もっと解説を活用してほしい」
私は以前学習塾で働いていたころ、中学生に分からない問題を聞かれた時、まずその問題が初めて見る問題かどうかを聞き、「答えはもう見た?解説読んでみて。」と。その後、なぜ解説がこうなるか分かる?と聞き、そこから分からない箇所のサポートに入ります。
※もちろん、宿題を早く終わらせるための答えの丸写しは良くないですし、解くたびにいつまでもその問題の答えを見るというのもよくありません!
解説はお手本
解説は、いわばスポーツでいうならお手本みたいなものです。
コーチのお手本を見せてもらったり、解説を聞いて、選手は見よう見マネでそれをやってみます。やがてお手本が無くても自分でできるようになり、それを応用したプレイもできるようになってきます。
勉強もスポーツと同じ
まずはお手本(解説)を見せてもらって、それ通りにできるかやってみます。で、出来ないところをなぜできないかを考える。そしてまたやってみる。その繰り返しです。
解説での不明点を整理し、ひとつひとつ解決する
ここまで解説を読め読め!と押していますが、残念ながら、解説を読めば「すぐにだれでも分かる」訳ではありません。
以前の記事にも問題集の解説に対するご意見があったと思うのですが、
解説はある一定以上の基礎学力と論理的思考力があることを前提に書いており、出版物にはページ数の制限もあるので、どんなに詳しい解説でも途中式を省略していたり、必要以上の説明は載せていなかったりします。
そこで、その解説での不明点をきちんと整理し、そこは飛ばして後日先生に聞くようにする、そうすればこなせる問題のスピードが格段にあがり、この段階になると自習上級者です!
★コラム★問題を作っているのも実は人間
たとえば、数学の問題を作ってる出版社の制作チーム、数学を愛してやまないおじさま(仮)たちがいます。
おじさま(仮)はこの問題集を使う学生が「公式ならびに解法」を理解し、きちんと使えるかを確認すべく、せっせと問題を揃えたり、作ったりしています。
つまりですね、問題一つ一つにそのおじさま(仮)たちの意図と思いが込められており、この人たちの意図をハックすれば問題は解けてしまいます。(あ~これ、こう解いてほしいんでしょ!)
解説を読み、この問題は何を試したいかを推察し、問題を解く能力が付けば、飛躍的に問題を解くスピードが上がります。
まとめ:答えは常に見ちゃいけないわけじゃない
もちろん、答えを見たからといってすぐ疑問点が解決するかは分かりません。しかし、少なくとも「答えは絶対見ちゃいけないもの」ではないのです。分からない問題の前で長時間首を傾げているのは、そういう事も問題によっては必要かもしれませんが、もしかすると時間をムダにしているかもしれません。覚えればすぐ解ける問題も、たくさん存在します。
【短い時間×より多く】の解き方のコツを覚え理解することが大事なポイントです。ぜひ心の隅に留めておいてみてくださいね(^^)
おわり。
講師:みなみ
現在カナダ・バンクーバーに在住。
山口県周南市出身。
中学校では授業を聞いてれば点が取れる子。が、高校に入学後、授業が分からなくなり、勉強のやり方も分からず、あっという間に成績が落ちる。偏差値40台なのに、先輩の影響を受け「早稲田大学にどうしても行きたい‼」と豪語し、受験するも見事に散る。
兵庫県西宮市で代々木ゼミナールに通いながら浪人生活を送り、一浪の末、憧れの早稲田大学に入学。2011年卒業後は、自然ある暮らしに憧れ、長野県佐久地方へ。 ある時、副業で始めたはずの家庭教師での生徒が徐々に増え、人数がパンクし、あわてて場所を借りる。その後、それが補習塾「みなみじゅく」となる。生徒には「やること」を決めさせて、必要な所でフォローをする自学自習スタイル。2018年3月に塾を閉業。その月、カナダ・バンクーバーでワーキングホリデーへ。
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