こんにちは、まなぶてらす講師のもたいえみです。
新学期は「新生活」とも呼べるほど、周りの環境が大きく変化しますよね。この変化に上手に適応できれば良いですが、なかなか慣れることができずに「新学期疲れ」に悩んでしまうこともあります。
そこでこの記事では、「新学期疲れ」への対策方法を徹底的に解説していきます。生活編、勉強編の2つに分けてわかりやすく解説していくので、気になる部分を中心に目を通してみてくださいね。
私たち「まなぶてらす」は2016年からオンライン家庭教師サービスを提供しています。専門的な知識と経験に基づいて、勉強に関する情報をわかりやすく解説します!
【生活編】新学期は大変なことばかり。「新学期疲れ」で注意すべきこと
大人になった今だから言えることでもありますが、新学期は大変なことばかりです。
クラスが変わって仲が良かった友達と離れてしまったり、勉強が難しくなったり、部活で先輩になったり、大人もビックリするほどたくさんの「新しいこと」をやらなければいけません。
そうなると、当然疲れてしまうものです。「新学期疲れ」に対応するために、ここでは以下の点について知っていきましょう!
- 「疲労サイン」に敏感になる
- 「5月と9月」に特に注意する
- インターネットから離れる
- 抱えこまない
どれも大切なポイントなので、順番にわかりやすく解説していきます。
「疲労サイン」に敏感になる
新学期疲れを対策する上で、最も大切なことが「疲労サインに敏感になる」ことです。
人間にとって、最も危険な状態は「疲れている」ことではなく「疲れていることを知らない」状態です。自分の疲れを理解できていればしっかり休むことができますが、中には疲れを感じにくい人もいます。
これは科学的に証明がされていて、「達成感」により脳の疲労を感じる部位が麻痺してしまい、「疲れを感じない状態」になることが知られています。
したがって、新学期に少しでも「なんか疲れてるな」と感じたら、いつもより多めに休息をとるように心がけましょう。
要注意な「疲労サイン」とは?
新学期だけに限らず、人間には「疲労サイン」が存在します。
「疲れているな」と心で感じられなくても、体の方が「今すごく疲れてるよ!」と伝えてくれるので、このサインにできるだけ早く気がついてあげましょう。
注意すべき疲労サインを以下にまとめてみました。
注意すべき「疲労サイン」 | |
---|---|
睡眠 | ・睡眠の質が良くない ・寝付けない、何度も起きるなど |
食欲 | ・元気な時ほど食べれない ・給食やお弁当を残すなど |
行動 | ・できないことが増えた ・家族や友達と話す気にならないなど |
睡眠と食欲は人間の3大欲求の中の2つなので、ここに問題が生じていたら「かなり疲れている証」だと思ってください。早急に休息が必要です。
「5月と9月」に特に注意する
新学期の中でも特に疲れが溜まりやすいのが「5月と9月」のタイミングです。
いわゆる「5月病」というやつですが、最近では「9月病」なるものも指摘されており、共に注意が必要です。
以下では、5月病と9月病の対策について解説していきます。
「5月病」の対策
5月病は、新生活が始まりやすい4月の疲れが、5月のゴールデンウィーク付近のタイミングで一気に現れて、心身に不調をきたす現象のことです。
正式な医学用語ではないため、5月病という病気が存在するわけではないですが、注意すべきことであることに変わりはありません。
5月病への効果的な対策は人それぞれな部分がありますが、一般論として役立つものを以下にまとめてみました。
5月病への対策 | |
---|---|
疲れを意識する | ・疲労を無視しない ・体と心の変化に敏感に |
休む | ・とにかく休む ・「積極的休息」が大切 |
肩の力を抜く | ・良い意味で適当に ・慣れてきたら頑張れば良い |
5月病対策の基本は「疲れを意識、休む、力を抜く」の3つです。
この中でも難しいのが「力を抜く」ではないでしょうか?力を抜いたり、適当にしたり、と聞くとなんとなくマイナス、ネガティブなイメージを持つかもしれませんが、頑張りすぎたり真面目すぎたりして体と心を壊してしまう方が、自分の人生にとってよほどマイナスです。
「頑張りすぎて動けなくなるなら、ほどほどにやって動き続けたほうが良い」
このように考えられると、少し気が楽になるかもしれません。意識してみてください。
「9月病」の対策
続いて9月病の対策ですが、9月は夏休みが明けるタイミングということもあり、新生活がスタートする4月、5月とは少し異なる部分があります。
新生活ほどストレスはなさそうに思えますが、夏休み前は元気に学校に通っていた子が、夏休み明けから突然学校に通えなくなってしまうようなケースは珍しくありません。
このようなことを防ぐための対策を以下にまとめます。
9月病への対策 | |
---|---|
規則正しい生活 | ・生活にメリハリを ・睡眠、食事の時間を固定 |
休む | ・とにかく休む ・「積極的休息」が大切 |
無理をしない | ・「夏休みボケ」から少しずつ復帰 ・慣れてきたら頑張れば良い |
9月病が他の5月病と決定的に異なるのは、「長期休みの有無」です。
夏休みを経験して生活リズムが崩れ、ストレスのない状態で1カ月強生活すると、あらゆる点で耐性がなくなってきます。
早起き、勉強、対人ストレスなど、夏休み前までは適応できていたものでも難しく感じ、結果的に疲労が溜まってしまうのが9月病の本質です。
したがって、まずは生活を正しつつ、積極的に休むことが何よりも大切です。
その後、無理をしない程度に「夏休みボケ」から回復し、慣れてきたら勉強に部活に頑張り始めればOK。手を抜くところは手を抜いて、緩く生活をしていく心構えが大切ですよ。
インターネットから離れて脳に休養を与える
新学期に疲れているタイミングでは、「無駄な疲れを取り除く」ことが非常に大切です。
現代人はとにかく、大人も子どももインターネットやスマートフォンに浸かりきっているため、体が休めても脳が休めるタイミングがありません。
体が元気でも、体を動かす司令塔である脳が疲れていては元も子もないので、「疲れているな」というタイミングでは、インターネットやスマートフォン、タブレット、パソコンから離れて、脳に適切な休養を与えてあげてください。
LINEやSNS、YouTubeは脳と心をヘトヘトにする
インターネット関係で特に注意が必要なのが「LINEやSNS」の存在です。
今の時代、小学生、中学生、高校生がLINEを使ったり、SNSのアカウントを持っていることは珍しいことではありませんが、使えば使うほど、脳と心は力を使い果たしていきます。
そもそも、人間は少ない数の仲間(家族や部族)と生きていくように進化してきたので、短時間に果てしないほどの人たちと繋がれるLINEやSNSは人間の脳や心に向いていません。発達途上にある子どもたちならなおさらです。
したがって、少なくとも新学期の疲れから立ち直るまでは、LINEやSNSを使ったコミュニケーションは最低限に抑えましょう。
「夜〇時以降はスマホ・タブレット禁止」など、ルールを設定している家庭も多いようです。
一度離れてみると、「こんなに疲れるものなんだな」と実感できるほど、スマホは疲れの原因だと実感できると思いますよ。
抱えこまない
新学期の疲れを解消する上で、絶対に覚えておくべきなのが「抱え込まない」ことです。
子どもも大人も、みんな同じですが、人間は「弱みをさらけ出すのが苦手」な生き物。
だからこそ、「新学期が始まってなんか疲れが溜まってる気がする」と思っても、このように考えて抱え込んでしまうことが多いですよね。
- 友達はみんな普通にできてるじゃないか
- 疲れてるなんて言ったら情けないと思われそう
- もっと頑張らないとダメだ
確かに、何でもかんでも周りの人に頼り、何とかしてもらうのは控えるべきかもしれませんが、困った時に相談したり、話を聞いてもらうことは何も恥ずかしいことではありませんし、周りの大人もそう指導すべきです。
家族や友達と積極的にコミュニケーションを取ろう
したがって、家族や友達と積極的にコミュニケーションを取って、気負うことなく、気軽に「新学期が始まってから疲れるんだよね」と話ができる環境を作ってあげましょう。
逆に言えば、もし子どもからこのような話をされた大人は、「甘え」「情けない」「頑張れ」といった否定の言葉は絶対に投げかけず、受け入れてあげる言葉をかけてあげてください。
- 新学期は大変だよね。特に疲れるって感じるのはどんなこと?
- 今は休む時だから頑張らなくてもいいんだよ。
- よく頑張ってるね。無理をしてはいけないよ。
上記はほんの一例ですが、イメージとしては「受け入れて肯定する」ような感じです。
ここで否定をしてしまうと、子どもは疲れを隠し、どんどん心身を追い込んでいきます。やがて不登校や精神の不調など、目に見える形で歪みが生じ始めるので、絶対に否定をしないようにしてください。
新学期疲れには早め早めの対策が求められます。
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【勉強編】勉強を「習慣化」して新学期にスムーズに適応しよう
まずは「生活」という観点から新学期疲れへの対策を取り上げてきましたが、学生の本分は勉強、とも言われるように、勉強を通じて新学期へと適応することも大切です。
勉強の習慣化で学校生活がグッと楽になる
新学期の学校生活がしんどくなる背景には、大なり小なり、「勉強が大変」「授業についていけない」ことが隠れています。
子どもにとって勉強とは、大人にとっての仕事と似たようなもので「基本的にはやりたくない」ものなので、ストレスを感じてしまうものです。
逆に言えば、もし勉強のストレスをゼロにできれば、勉強以外の友人関係や部活などの学校生活に100%集中できるので、新学期の疲れは一気に解消できる可能性があります。
「とりあえず机に向かう」「音読だけする」でも全然OK
しかし、「勉強の習慣化」と聞くと、なんだか難しそうな印象を受けますよね。
「それができれば苦労しない」というか、「できないから困ってる」ような家庭も多いと思いますが、習慣化のコツは「小さなことからコツコツと」です。
繰り返しになりますが、子どもにとっての勉強とは、大人にとっての仕事と似たようなもので「つまらない」「やりたくない」ものに過ぎません。
ただでさえ、学校の授業で1日5時間も6時間も拘束され、そこに部活まで入ってきて、ヘトヘトになって家に帰ってくるのに、そこから家でも勉強しろなんて言われれば、やる気なんて出ないに決まっています。
したがって、最初は以下のような「本当に小さなこと」から始めてみましょう。
- とりあえず机に向かう
- 音読だけする
- 5分だけ宿題をやる
具体的にはこんな感じ。このような小さなことでも毎日続けていくうちに、だんだんと勉強に対するハードルが下がってきて、少しずつ勉強する意欲が向上し、時間も増えていくものです。
最終的には、特にストレスなく勉強に毎日取り組めるようになり、学校の授業やテストにも自信を持って臨めるようになるでしょう。結果、勉強以外のことに力を注げるようになるので、疲れを感じることも少なくなっていくはずです。
勉強の習慣化には「オンライン家庭教師」がおすすめ!
サービス名 | まなぶてらす |
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運営企業 | 株式会社ドリームエデュケーション |
サービス開始 | 2016年5月 |
授業時間 | 50分 |
授業料 | 1,760円〜 |
「疲れを取り除く」「勉強を習慣化させる」という観点で見ると、「オンライン家庭教師」を利用してみるのも選択肢の1つです。
オンライン家庭教師とは、自宅にいながら家庭教師によるマンツーマンレッスンを受けられる教育サービスのことで、オンライン教育の普及もあり、年々利用者が増えてきています。
そして私たちは、「まなぶてらす」というオンライン家庭教師を運営しています。
オンライン教育が普及するはるか昔の2016年にサービスを開始した「老舗」で、勉強の習慣化にはもってこいです!
「自宅にいながら」プロにサポートしてもらえるのが何よりも強み
オンライン家庭教師「まなぶてらす」の強みは、自宅にいながら教育のプロにサポートしてもらえる点です。
現代の子どもたちは早起きをして、日中は学校で勉強をして、夕方は部活をして、夜に塾に行って、帰ってきてスマートフォンをいじってゲームをして寝る、という、社会人もビックリな忙しい生活を送っています。
学校生活が忙しいのは仕方ないことでもありますが、学校以外の時間くらいはゆっくりしてほしいですよね。
そこで活用して欲しいのがオンライン家庭教師です。「まなぶてらす」は完全在宅で授業を受けられるので、家でリラックスした状態でプロによる授業や学習サポートを受けられます。
また、授業時間が50分と短いため、80分〜100分が普通の教育業界の中でも、「お手軽」に授業を受けられるのもメリットの1つ。
勉強の習慣化はもちろん、勉強が得意、好きになることによって勉強に関する負担が大きく減り、新学期だけでなく、学校全般の疲れが大きく軽減されるはずです。
オンライン家庭教師「まなぶてらす」の魅力はこんなにも!
これ以外にも「まなぶてらす」の魅力はたくさんあります。特に紹介したいものを以下にピックアップしてみました。
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- 月謝制ではなく都度予約制で必要な時だけ利用可能
- 予約、キャンセルは3時間前まで可能
- 採用率3割程度の質の高い自慢の先生たち
- ミスマッチを防ぐ先生検索機能を用意
- ZOOMを使ったオンライン自習室を完備
- わからないことを質問できる質問レッスンを完全無料で提供
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特にイチオシなのが「利用しやすい」点です。
一般的な塾や家庭教師は1カ月に4回受講を基本とする「月謝制」を採用していますが、「まなぶてらす」は都度予約制なので、必要な時だけ利用ができます。予約やキャンセルは3時間前まで自由に可能なので、柔軟性が高いです。
これなら、疲れて授業にならないような時でも、レッスンのおやすみや振り替えがしやすくなります。「万全な時に授業を受けれる」ので、この点を気に入っていただけるお客さまは多いです。
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じゅんじ先生:キプロス在住の国際派の先生
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- キプロス在住のグローバルな先生
まとめ
新学期疲れを軽視すると、不登校や精神的な不調など、大きな問題が生じる可能性があります。
生活面、勉強面での対策を講じ、できるだけ早く、新学期の疲れに対応できるようにしましょう。
少しでもお役に立てていたら幸いです。
ではまた!