まなぶてらす数学・算数講師のYumiでございます。
いつもブログをお読み戴き、ありがとうございます。
5つめのブログは、6才の時から算数家庭学習を習慣化でき、高校生になって高校数学を解くことになっても、幼いときから培った習慣力で見事❗高成績で卒業された女の子のお話です。ごく最近、母娘御二人からそれぞれ当時を振り返りお話をお聴き出来ましたので、ご紹介させていただきます。
お題は「算数家庭学習を6才から習慣化できたMさんと、お母様から最近お聴きできたこと」です。
いま、24才になられて毎日ボランティア活動中心の生活を大阪府内で送っておられるMさんと、大阪市内に御住まいのお母様は、現在小・中・高校に在学中の子供たちと親御様にお役に立てればとおっしゃって、当時を振り返り経験談を語ってくださいました。
2018年12月8日にMさんから、11日にお母様からお聴きしました内容をそのままブログに入れさせていただきます。
先ず始めにMさんと、私の接点をご紹介します。
算数・アート・ピアノのレッスンを私と始められたのはMさんが5才の時でした。私が大阪府内に住んでいた頃に、大阪市内に御住まいのお家に行かせて戴いて、算数・アート・ピアノを学ばれました。
幼いMちゃんが算数・アート・ピアノそれぞれをのびのびと、笑顔で楽しく、そして一生懸命学んでくださいました。中でも算数が、大の御気に入りで算数問題を熱心に解いてくださって、計算が正解だと「やった~~!」と、大喜びするMちゃんがとても可愛かったです。私の方からお出掛けして学んでいただくレッスンは、小学1年生入学まで続けてくださいました。
6才の秋からは大好きな通信教育のまなびをMちゃんの希望で始められました。その後、小学生の間は、くもんの算数と英語に通われて、そのお教室内での高成績を残されました。
そして中学生になられて、再び私のところで今度は数学のファックス学習を始められました。私が大阪から神戸市内に引っ越していましたのでファックス学習をさせていただくことになりました。
Mさんは中学1年生から高校数学を終えるまで、毎週毎週欠かさずファックス学習を続けてくださいました。Mさんの安定した定期性、勤勉な努力、学習への誠実な感謝のお気持ち、は忘れられない思い出です。
中学生の夏休みはアートのレッスンも受講してくださり、学校の宿題を素敵なアートに完成させておられました。
高校受験の時も慌てることなく平常心で過ごされて、希望しておられた府立高校に合格されました。
詳しくは後で述べますが、家庭学習がしっかり習慣化されていたので、受験期を平常心で過ごされたのではないかと思います。
高校の数学は、彼女はとにかく解くのが大好きで、基礎問題、応用・発展・難問何でも解けるまであきらめずにチャレンジしてファックス学習して下さいました。結果、学校の数学の成績はトップを保持されて、けれどもおごらず、誇らず、謙虚に優しく私にも接して下さいました。そのような彼女を見ていて学校の勉強が本当の意味で彼女の生きる力になっていると思いました。単位選択型の高校で数学を選択されて生き生きしておられたのが印象的です。
そのようなMさんへの一問一答です。
①いろいろな算数・数学学習(通信教育・くもん・Yumiとのファックス学習)をして良かったことは何ですか?
→算数・数学を好きになれたこと、また、分からないことがあればすぐファックスで聞く事が出来るのでとても助かり感謝しています。
②中学生になってファックス数学学習を、自分から進んでしようと思えたのはなぜですか?
→もともと算数が好きだったこともあるのですが、何よりも自分のためになると思ったからです。
③自主的に定期的に家で学習する習慣が身に付いたのは何年生の頃ですか?
→小学1年生の頃です。
④お父さん、お母さん、学校の先生から定期的に家庭学習をすることについて、どのようなアドバイスをいただきましたか?
→すみません。覚えていません💦
⑤Mちゃんが家の中で一番よく御勉強した場所はどこですか?
→台所、リビングにあるテーブルです。自分の勉強机も高校数学を解く時に使ってはいましたが、一番多く使ったのはリビングです。
⑥算数が急にむずかしくなったと思えたのは何年生の時ですか?
→小学6年生の証明問題です。
今までは出された問題に対してただ解くだけで良かったのですが、証明問題は図や文章を読み取って考え、それを数式や言葉で表していかなければならなかったのでむずかしく感じました。
⑦中学3年間と高校で楽しかったのは、数学のどのあたりですか?
→連立方程式や因数分解を解く時が一番楽しかったです!
答えが出たときの爽快感はたまらなかったです!
⑧現在、小・中・高校生として算数・数学を学んでいる子供たちに伝えたいメッセージをどうぞ☆
→算数や数学は苦手と言う方は多いですが、特に算数などを勉強することは決して大人になって損することではありません。なのであきらめずに算数・数学を「解く楽しさ」を知って欲しいと思います。
Mちゃんが算数や数学学習のことをいろいろ思い出してくださったことを心から感謝しています。
次にMちゃんの御母様に最近お聴きしたことは以下です。
①MちゃんとYumiとの算数・数学ファックス学習の感想をお聞かせください。
→通塾環境で周りに追い立てられることなく、Mのペースで学べたことをとても感謝しています。
②Mちゃんの算数家庭学習が「習慣化」したのはいつですか?
→小学1年生の時です。
6才の秋、Mはちゃれんじ「よいしょこらしょ」が大好きでMのたっての希望で子供ちゃれんじを始めました。その時にMと御約束したのは「毎月きちんとすること!」でした。
[新しいちゃれんじが来ても今しているちゃれんじが完成していないなら、新しいちゃれんじの封を開けない!]
Mと決めたこのお約束が、算数家庭学習習慣化に役立ったと思います。
③Mちゃんが学校の宿題、通信教育教材、くもん、ファックス学習を進んでするように、また自主的に家庭学習(中学生からは予習・復習)をする習慣が身に付くように、どのように励ましましたか?
→学校の宿題、通信教育教材、Yumiとのファックス学習宿題を「後回しにせず、学校から帰ったら先ずすること!」と約束しました。
いやがらずに、親との約束をきちんと果たす娘の、どのような小さな努力も見逃さずに、とにかくほめました!思い出すだけでも本当に良くがんばったと思います。
ですから当時、『あっ、すごくがんばってる❗』と思えたときは、時を移さずにほめた、と思います。
④Mちゃんが算数や数学を解くのに一番多く使っていた場所はどこですか?
→台所かリビングでした。
⑤算数で急にむずかしくなったと思えたのは何年生の時ですか?
→娘は、国語が少々、算数ほどの興味がなかったので、証明とか文章を読み取って解く問題が多くなった頃は、むずかしそうでしたね。でも家庭学習の習慣が身についていましたから、苦手な問題に直面した時にもそれまでに培ってきた「後回しにせず、いやがらずに」解く「気持ち」と「習慣」が、苦手克服につながったと思います。
Mちゃんのお母様、当時を思い出して、お答えくださり、ありがとうございました。
御二人にお聴きして、学べたことですが。
◇親と子が一緒に考えて決めた約束をきちんと守る
◇親が惜しみなく子供の努力をほめる
◇親と子との共用場所で家庭学習を毎日行う親近感
◇学んでいることに興味を持ち好きになる可能性を子供たちは秘めているということ
を学ばせて戴きました。
Mさんと数学を学んでいる頃の学習最先端機器はファックスでした。でも当時、Skypeがもっと普及していれば、そして「まなぶてらす」があれば、すぐに役立つ情報を得て励みを得ながら、親も子も、まなびを楽しめたと思います。
そして、Mさんのような努力家のお嬢さんとSkypeを通して顔と顔を合わせて毎週お会いしながら、まなびを続けることが出来て、毎週がうれしいひとときになったと思います。
算数・数学の家庭学習を毎日、習慣化してほしいと願う親御様の参考になればと思い、Mさんのことをご紹介させていただきました。
我が子が算数・数学につまずき始めた感じ、つまずいている感じ、つまずいてしまって困っている感にお悩みの親御様、そして子供たち、学年をさかのぼって『ここは分かる❗解ける❗』というところから算数を学び直せます。一度、Yumiとご一緒に無料レッスンで算数・数学を解いてみられませんか。
苦手克服の御手伝いを、気持ちを込めてさせていただきます。