こんにちは。
講師のかすみそうです。
息子と二人暮らしの働くシングルマザーです。
「うちの子、普段全然勉強しないんです」
「ちょっと勉強したら、スマホで遊んでしまって、
時間を上手に使えなくて」
「勉強しなさい、って言ったら、ケンカに
なっちゃうんですよね。。。」
多くの保護者様よりお伺いするお言葉です。
そして、現在まさしく私もこの問題に
面しています。
親子間での勉強の話題は難しい、と
実感しています。
この「子どもが自分で勉強しない」というのは、
・勉強が嫌い
・テレビを見たい
・部活したら疲れてしまう
・友だちと話している方がいい
などなど、本当に様々な理由があるのですが、
突き詰めると
「なんで勉強する必要があるのかわからない」
というところにあるようです。
必要性がわからないから、やらない・やりたくない。
なんとなく仕方がないような気がします。
そこで私は、担当する生徒さんと「勉強する目的・目標」を
一緒に設定するようにしています。
年間 → 半年 → 3~4か月 → 1か月 → 1週間 → 1日
と大きなところから目標を立てて、それを毎日のスケジュールに
一緒に落とし込んで、そのフィードバックをしています。
どんな感じで目標設定をしているか、「年間」から1つずつ
ご紹介いたします。
参考になりそうなところから、ご活用いただけると嬉しいです。
では、今回は「年間」の目標。
これは、受験生であれば「志望校」を学校名で書いてもらうように
促していました。
目標を決めた日付、自分の名前
そして、「目標とする学校名」を
「○○高校合格!」といった強い表現で
書いてもらいます。
ここで注意してほしいのは
「合格できそうな学校名」ではなく
「行きたい」強く思える学校名です。
次に、「合格した時」の様子を強く思い浮かべて
「どんな気分か」を書いてもらいます。
合格して、ハッピーな気分を強くイメージしてもらうんです。
そのあと、「合格するのに必要な学力」を
書き込み、年間目標の完成です。
達成したいハッピーなことを強く思い浮かべ、
それに必要な現実を合わせて書いてもらい、
それを年間の目標とするわけです。
受験生でないお子様はには
「学年で○位以内に入りたい」
「部活で結果を出して、テストの平均点を○○点以上にしたい」
などといった、別の形を提案します。
達成したい未来を具体的に、強く思い浮かべ
幸せな気分を作りながら、目標を立てることが
このステップです。
次のブログでは、これを半年、3か月と小分けにしていく
部分について書いていきますね。
ぜひ読んでいただき、ご参考になさってください。
コロナウィルスがどの程度受験に影響するのか
今から心配です。
でも「目標をたて」「足元を固めて」日々の努力を
することが、きっと1年後の笑顔につながると信じています。