まなぶてらす講師のくまです。みなさまはじめまして。今回初めてブログを書かせていただきます。テーマは「成績アップのための3ステップ」です。まず初めに簡単に自己紹介をさせていただきます。私はこれまで約15年間学習塾業界で仕事をしてきました。その間、集団指導・個別指導・映像指導・自立型指導など一通りの指導形態を経験し、小学生から高校生・浪人生まで多くの生徒さんとお会いしてきました。その中で感じた「成績アップのための3ステップ」についてお話ししたいと思います。また私は今「まなぶてらす」で新たに「オンライン指導」にチャレンジしています。そこで感じた「成績アップのための3ステップ」におけるオンライン指導のメリットについてもお話ししたいと思います。
一般的に学生のみなさんは学校や塾などでまずは授業を受けます。先生たちはその授業で生徒たちに理解してもらえるようにたくさん授業準備をして授業に臨みます。私の勤めていた学習塾は教務力向上のために、毎週のように講師同士での模擬授業研修がありました。少ない授業時間内で生徒に「分かった!」と感じてもらえるように講師も必死で努力をしてきました。でも同じように「分かった!」と感じてもらえた生徒でも、しばらくしてからいざテストとなると問題が「解けた!」生徒と解けない生徒に分かれてしまいます。その差はなんなのでしょうか。私は長年の経験からその差は「分かった!」から「解けた!」までの過程で生まれていると感じています。
これは勉強に限らずスポーツとかでも同じだと思っています。例えば「テニスが上手になりたい」と思った人は、まずはコーチからラケットの振り方を教えてもらったり、ルールを教えてもらったり、攻め方のセオリーや動き方など様々なことを教えてもらいます。でもそこで「分かった!」としてもテニスが「出来る」わけではありません。そう、テニスが「出来る」ようになるには「分かった!」あとに必死に「トレーニング」をする必要があるのです。教わったラケットの振り方で何度何度も素振りをし、さらに実際にボールを打ってみて、何度もネットにボールをひっかけながら、その都度コーチからアドバイスをもらい、毎日毎日繰り返し練習をする、その過程を通してテニスが上達していくものだと思います。
勉強もまったく同じです。いくら授業で「分かった!」となっても、それで「解ける!」かというと、そうではありません。「分かった!」あとに必死に「トレーニング(演習)」をする必要があるのです。授業で扱った問題を再度解いてみたり、類題にチャレンジしたり、そうした中で解けない問題に出会った時はノートを見直したり、解説を確認したり、時には先生に質問をしに行ったり、そういった地道な作業を繰り返して少しずつ「解ける!」ようになっていきます。
この流れを「成績アップのための3ステップ」として私は生徒によく伝えています。つまり「分かる」→「トレーニング(演習)」→「解ける」の3ステップです。学校や学習塾の授業では最初のステップである「分かる」のサポートになることが多いと思います。生徒の中には授業を受けていることで勉強した気になり、その後の「トレーニング」の量がとても少なくなっている生徒もいるかと思います。でも成績アップのために一番大事なのは「トレーニング」の部分です。テニスの上達と同じように日々の「トレーニング」を正しいやり方でちゃんと取り組んでいるかどうか、その「トレーニング」での取り組み姿勢が「解ける」かどうかに大きく影響を与えます。
まなぶてらすのオンライン指導はこの「成績アップのための3ステップ」をきちんと取り組むのに最適な指導形態だと思います。最初の「分かる」の部分をレッスンで教えてもらうこともできるし、その後の最も重要な「トレーニング」の部分のサポートにもオンライン指導は最適です。「トレーニング」の最中に解けない問題があった時は必要に応じてレッスンを予約して疑問を解決することもできます。週1回や2回の決まった曜日の決まった時間を待つことなくすぐにレッスン予約を入れることができます。レッスンで疑問をすぐに解決することができるので「トレーニング」を中断することなく、継続することができます。また、まなぶてらすの会員向け無料サービスの中に「質問レッスン」というものがあります。これは「トレーニング」中に疑問に出会った時にレッスンをわざわざ予約しなくても小さな疑問ならその疑問をすぐに無料で解決できるという神サービスだと私はひそかに思っています。
私は高校生への指導を得意としていますが、特に大学受験を見据えた高校生への指導では日々の学習計画をまず提案します。一つ一つのレッスンの時間よりもレッスンを受けていない時間の方が大切だからです。生徒の現状や目標の大学によって日々の学習計画は個々に異なります。生徒の皆さんには自分にあった学習計画の中で日々の学習を進めてもらいながら、そしてその計画を進めていく中で予定通りに進まないとき、質問があるとき、もう一度習い直したい単元が見つかったとき、そういった場合にレッスンを受けて解決してもらうのが最も効率よく成績を伸ばしていく方法だと感じています。
長文失礼いたしました。最後までお読みいただきありがとうございました。これからも一つ一つのレッスンを全力で取り組みながら、レッスンを受けていない時間の「トレーニング(演習)」の部分も生徒に意識させることで生徒の目標達成に貢献していきたいと思っています。
まなぶてらす講師くま