講師ブログ

学校では教えてくれない?作文の書き方

こんにちは。 講師のかすみそうです。
息子と二人暮らしの働くシングルマザーです。

「作文苦手!!!」

よく生徒さんから聞きます。

「作文得意~~~!」

というお声はほとんど聞きません。

自分から言わなかったとしても、
得意かどうか尋ねると、たいてい「苦手」
と言われます。

海外の生徒さんと勉強した経験などと照らし合わせて
想像してみると、「正解がない」作文に、苦手意識を
感じやすいのかな?と思っています。

正解がないからこそ「自由に書ける!」と、楽しんで
ほしいと私は考えています。

今日は少し、過去の事例を書かせていただきます。

「明日提出の作文読んで」と生徒さんからの依頼。

数日前の遠足の作文です。
読んでみると、

◇月△日 (◇曜日) 晴れ
今日は◇◇公園へ遠足に行きました。
△△駅から〇時◎分に電車に乗り、◇◇駅に
着きました。
そこから10分歩くと公園に到着です。
公園では大縄跳びを30分、鬼ごっこを30分して
それからお弁当です。
お弁当は班のみんなで食べました。
私のお弁当の中身はハンバーグとから揚げとおにぎり
でした。
お弁当の後は学年でリレーをして、帰りました。
帰りは普通電車でに乗って帰ってきました。
とても楽しかったです。

と、いった内容でした。

明日提出、とのことでしたので、誤字脱字のみ指摘。

そして、その数日後、私はとても驚きました。
この作文に対する先生のコメントが

「遠足が楽しかったことがとてもよくわかる作文です」

だったんです。

ごめんなさい。私にはその楽しさは読み取れませんでした。。。
でも、良い評価がついているので、その時には取り立てて
時間をかけた作文指導は行いませんでした。

問題が起こったのは翌年です。

その生徒さんの担任の先生が変わりました。

先生が変わっても、同じように遠足の後作文の宿題が
課されました。

生徒さんは前の年と同じように、作文を書きました。

そして、

「事実を並べているだけでは作文ではありません」

と、前の年と反対の評価で、書き直しを指示されて
帰ってきました。

前年度、学校でよい評価が出ていても、作文の授業を
展開すればよかったなぁ、と後悔しながら、
私は「今年の先生が言っていることが正しいなぁ」と
思いました。

作文は正解がありません。
でも、作文には目的があります

それは「事実 + 自分で感じた事・考えたこと」を
「表現」することです。

この事例では、昨年度の先生は「事実」を書けたことを
評価していたのかもしれません。
そうなら、そうとわかるコメントが適切かと私は
思います。

こんな話を生徒さんに伝え、遠足の作文を書き直す指導を
させていただきました。

さて、では次回、この生徒さんに伝えた「5分で作文の
仕上がりが変わるコツ」を書かせていただきます。

よければ参考までに読みにいらしてください。
読んでくださり、ありがとうございます。

涼しい朝と暑い日中、少し肌寒い夜。
「いい気候」になる一歩手前の、体調を崩しやすい
気候です。
どうぞご自愛くださいませ。

ABOUT ME
かすみそう
小学生の男子を育てる、子育てママです。 子どもたちが「自分で自分の夢をかなえられる」、そんな「生きる力」を育む家庭教師を目指しています。 ブログでは、我が家の子育てのリアル話から、学習時の小さなコツまで、いろんなことを発信していきます。 ちょっとした参考にしていただけるととっても嬉しいです☆ よろしくお願いいたします。