講師ブログ

カナダ日記「ワーキングホリデーってなんでしょう」

こんにちは。まなぶてらすで中高生対象に「自習コンサル」しています、みなみです。

 

今日はカナダについてのお話。

前回はカナダがどんな国か?ということについてお話しました。

カナダ日記「カナダのバンクーバーってどこ?」

今回は

「ワーキングホリデー」という制度について

お話します。

海外に興味をもっている人も、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

「ワーキングホリデー」とは

 

【まずはじめに】海外で学校に通うか働くには「ビザ(入国許可証)」が必要です

 

食べるピザではなく、両方濁点がつきます。「ビザ」

私は初めて聞いたとき、混ざってしまったので念のため・・・お恥ずかしい(/ω\)

 

例えば、1週間などの海外旅行で行くとなると、「ビザ」がいらないことが多いです。

日本人のパスポートはとても海外で信頼されていて、比較的簡単に海外へ出入りできたりします。

国によっては、数か月も滞在できたりします。

 

しかし、滞在が長いからといって、勝手に学校に通ったり、

勝手に会社と雇用関係を結んで仕事をしたり、バイトをしたりしてはいけません。

 

学校に通うためには、主に「学生ビザ(海外で学校に通うことを許可する許可証)」が、

私のように働きに来た人は「就労ビザ(働くことを許可する許可証)」が必要になります。

 

 

「留学」と「ワーキングホリデー」ってどう違う?

 

 

よく留学とワーキングホリデーは一緒に説明されるので、ごっちゃになりますが、

 

留学は現地の学校に通うことが目的

「学生ビザ」をカナダ政府から発行してもらうことが必要です。

学校に通う年数に応じて、政府はビザを発行します。

 

ワーキングホリデーは基本的に働くことが目的

「就労ビザ」の一つの種類。つまり基本的には働くためのビザ。

このワーキングホリデー(略してワーホリ)は、1年~2年で取得でき、とても自由度が高いビザです。

6か月以内であれば現地の学校にも通うことができますし、現地で働くこともできます。

でもこれは「働いてもイイよ」の許可書なので、働かなくてもかまいません。

1年間ブラブラ旅をしたり、ボランティアをしたりしてもいいわけです。

 

 

ワーホリ以外の方法で、海外で働くことは結構大変。

 

 

ワーキングホリデー以外の方法で海外で働くことにつなげるのは、ちょっとハードル高めです。

 

  • 日本の会社の海外の支部に勤める(ただ、海外支部にいけるかどうかはわからない)
  • 海外の会社に勤める
  • 海外の大学を卒業して、現地で仕事を見つける

 

などとという形で、「就労ビザ」をゲットしなくてはいけません。

 

  • 海外で働くための能力(言語能力も含めて)があるか・・・
  • 海外の大学に行くために学費と生活費を払えるかどうか・・・
  • もしくはものすごい高い成績を出して、奨学金をゲットして留学するか・・・

 

もちろん留学であれば、国や地方自治体によって資金補助制度もあります。

今の時代であれば、クラウドファウンディングで留学資金の調達もできるでしょう。

 

ただ、一般的に海外で働くのは、日本でするよりもハードルが高いといえそうです。

 

 

ワーキングホリデーを使って、ほとんど無条件で1年間働ける

 

ワーキングホリデーは、日本国籍を持つ満18歳~30歳の人で、登録料など一定の条件を満たせば参加できます

上の方法に比べればハードルが低く、海外に興味のある人が取得しやすいビザです。

 

ワーキングホリデーで行けるのは、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港 、ポーランド、ポルトガル、ノルウェー、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、チリの21カ国だけです。

https://www.jawhm.or.jp/ より。

 

もちろん現地の言葉をある程度勉強する必要はありますが、求人によってどれくらい仕事で言語レベルを求めれれるかも変わってきます。

 

例えば現地入りして数か月学校に通って、

だんだん現地に慣れてきたら、日本人のいる職場を探してトライするのも手です。

職場に日本人がいれば、何か困ったことがあった時も日本語で対応できるので安心です。

 

 

ワーホリでの働き方は人それぞれ

 

実際にはビザが1年~2年と短いため、アルバイトや非正規雇用として働く人が多いです。

自分のスキルや経験を生かして、自分のキャリアを築く人もいますし、

ワーキングホリデーを足掛かりに現地の会社に就職する人もいます。

 

様々な国にワーキングホリデーをして、

日本に帰って仕事を見つけたり、

自分が一番暮らしたい街を選ぶひともいます。

 

 

ワーホリは、若い人のための「ラッキーチケット」

 

ワーホリとは各国政府が発行する、夢と可能性のある若い人のためにラッキーチケットです。

 

異文化に触れて、実際に生活をしてみる。

それって結構エネルギーのいることですけど、行くことで見えることもあるでしょう。

 

このチケットでその国でゆっくりお休みしてもいいし、バリバリ働いてもイイ。

 

 

予算はよく100万~200万と言われているが・・・?

 

このワーキングホリデーの必要予算として、ネット上ではよく高額な貯蓄額を要求されますが・・・

 

最低限必要なお金は

  1. 渡航費
  2. 仕事を見つけるまでの生活費
  3. 任意保険

キホン👆だけです。

 

ちなみに日本で入る任意保険は保障が手厚く色んな面をカバーしているので、安心な分かなり高額です。

現地でシンプルな保障内容の保険に入るという手段もあります。

 

また更に留学エージェントなど使えばその手数料、語学学校に通うなら学校の費用等が膨らみます。

留学エージェントをつかえば、大抵語学学校と提携しているので、必要かどうか以前に語学学校は勧められるでしょう。

 

例えば、学校に通うお金などは一部何十万としますが、

それこそ「まなぶてらす」のオンライン家庭教師を使って予算に合わせて勉強することができますし、

日本人コミュニティというのはどこの国にもあるので、

Facebookなどのネットを駆使して情報を集めるという手もあります。

 

 

「ワーホリ」に目的はあってもいいし、なくてもいい?

 

ワーホリで現地の日本人と仲良くなって終わり。。

というパターンで後悔する人も多いようです。

 

もちろん、

このラッキーチケットを使ったからといって

「外国人の友達ができる」

「英語をカンペキにマスターできる」

という保障はどこにもありません。

それは、その人の環境や勉強具合によります。

 

また

「行ったら就職に役に立つ?」

と聞かれたりしますが、

「何の役に立てたいか」と思ってワーホリで何をするか?でも変わります。

 

しかし、

個人的には海外で日本人の友達が作ることも悪い経験とも思えませんし、

「海外で暮らす体験」ということ自体も何にも代えがたい経験であり、

そもそも暮らすこと自体、満喫すること自体を、目的でも良いと思います。

 

このチケットの使い方は、自分次第でしょう。

 

 

まとめ:ワーキングホリデーという選択肢もあると知ってほしい

 

ワーキングホリデーを強くオススメしたいとか、

行かないと絶対損してる!というわけではありません。

 

ただ、

少しでも海外に興味がある人が挑戦しやすいチケットの存在を

お伝えできればいいなと思いました。

 

お金がなくて留学は難しくても、海外への飛び込むことは難しくありません。

 

以上でした。

また会いましょう!

 

 

講師:みなみ

現在カナダ・バンクーバーに在住。
山口県周南市出身。
中学校では授業を聞いてれば点が取れる子。が、高校に入学後、授業が分からなくなり、勉強のやり方も分からず、あっという間に成績が落ちる。偏差値40台なのに、先輩の影響を受け「早稲田大学にどうしても行きたい?」と豪語し、受験するも見事に散る。

兵庫県西宮市で代々木ゼミナールに通いながら浪人生活を送り、一浪の末、憧れの早稲田大学に入学。2011年卒業後は、自然ある暮らしに憧れ、長野県佐久地方へ。 ある時、副業で始めたはずの家庭教師での生徒が徐々に増え、人数がパンクし、あわてて場所を借りる。その後、それが補習塾「みなみじゅく」となる。生徒には「やること」を決めさせて、必要な所でフォローをする自学自習スタイル。2018年3月に塾を閉業。その月、カナダ・バンクーバーでワーキングホリデーへ。

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