講師ブログ

いつもちょっとしたところで点を落とす…そんな悩みを吹き飛ばそう!

こんにちは。まなぶてらす のさきです。

長いGWが終わり、そろそろ中学校では一学期中間テストの時期ではないでしょうか。

 

以前、学習に向かうことが苦手な生徒さん向けに記事を書きました。

勉強だって楽(ラク)していい!やり方を見直して冬を満喫しましょう!こんにちは!自称勉強嫌い&得点伸び悩みっ子の味方^^ まなぶてらす講師のさきです。 今日は ①学習に向かうこと...

 

今回は、

・平均点以上は取れる

・あと少しで満点に届かない

・更なる得点アップをしたい

といった悩みをお持ちの生徒さん向けに、記事を書きますね。(生徒さんに語る口調で書きます)

保護者の皆様も、お子さんの悩みとぴったりくる場合は、ぜひ以下のポイントを伝えてみてください。

 

 

 

①答え合わせは、問題を解いたらなるべく早くすべし

②全教科で漢字練習をすべし

③「AかBか」「あるかないか」「右か左か」のような、二択で迷いそうな問題は一生忘れないような覚え方で覚えるべし

 


①答え合わせは、問題を解いたらなるべく早くすべし

 

点数の浮き沈みはあっても平均点以上は絶対取れるよ、という皆さんは、長時間勉強したりたくさんの問題を解くこと自体はできるのではないでしょうか。

 

そんな皆さん、ちょっと立ち止まって、普段の問題の解き方を振り返ってみてください。これらに当てはまる人はいませんか?

・問題集のテスト範囲すべてを解き終わってから丸つけをするよ

・3時間勉強するとしたら、最後にまとめて答え合わせをするよ

 

当てはまった皆さん、要注意です!!例えば、よく記号を選ぶ問題があります。

 

自分の解答「ア イ ウ 」

答え「ア エ ウ 」

 

この場合、二つ目のエが違うってことですよね。

さぁ、丸つけをしているときに、自分がどうしてエを選んだのか、覚えていますか?

もし覚えていないくらい時間が経ってから丸つけをしているとしたら、当てずっぽうで記号を選んでそれに丸をつけている状態とあまり変わらないかもしれません。ほら、クイズ番組って問題を出されたらすぐにその答えを発表してくれるからおもしろいですよね。もし、クイズの答えが1日経ってぽんっと発表されたら、「あれ?そもそもどんな問題のクイズだったっけ?なんで自分はそう考えたんだっけ?」ってなりますよね。

 

なるべく、その問題を解いた時の考え方が鮮明なうちに答え合わせをするのが大切ですせっかくたくさんの問題を解いても、ただの記号にしか見えなくなってから答え合わせをしてしまっては中々点数に結びつきません。

 

私は、特に数学の問題はとにかく細かく答え合わせしていました。数学は、時間が経てば経つほどどうしてそういう計算になったのか忘れて答えが数字の羅列にしか見えなくなってしまうので。(問題集を1ページ解いたらもう答え合わせをしていた様な気がします)

 

自分に合った答え合わせのペースを研究してみるといいですよ。せっかくたくさんの問題を解くのだとしたら、どうしてそのように解答したか記憶が鮮明なうちにこまめに答え合わせをして、より効果的に点数に結びつけましょう!

 

 


②全教科の漢字練習をすべし

 

「漢字テストはどの教科でやりますか?」と聞かれたら、ほとんどの人が「国語!」と答えますよね。

でも実際は違います。

全教科で漢字テストは行われているのです。

 

次の言葉の漢字、書けますか?

・そうしようるい(理科:植物の分類)

・せいいたいしょうぐん(社会:歴史)

・えんすい(数学:空間図形)

・こうふんする(excitingの意味)

 

そう、国語だけ漢字対策をする子が多いと思いますが、意外と他教科の語句の漢字って難しいんですよね。

学校や先生によっては平仮名でもOKの場合がありますが、私の通っていた学校や塾で指導していた生徒の通う学校では平仮名解答×の問題が多かったです。

皆さんの学校はどうでしょう?国語以外の教科でも、漢字で減点されたことはありませんか?

 

もしも基本語句は漢字で書かないと減点されてしまうという学校に通われている場合は、ぜひ国語以外の教科の漢字も漢字練習してみてください。また、平仮名解答OKという学校へ通っていても、入試で色んな学校を視野にいれると中には漢字で書けないと×という学校もありますから、なるべく漢字で書けるようにしておいた方が後々楽だと思います。何より、漢字で覚えた方がその用語の意味まで理解することにつながりますしね。

(そうしようるいって、漢字で書くと双子葉類。二つの子葉を持つ植物なんだなって分かります。)

 

テスト前に全教科の難しい漢字練習デーを作るだけでも、「あー!言葉は分かるのに漢字が自信ない…!」という状況を回避できますよ!

 


③「AかBか」「あるかないか」「右か左か」のような、

二択で迷いそうな問題は一生忘れないような覚え方で

覚えるべし

例えば、テスト中に緊張してこういう問題で迷ったことありませんか?

 

 

・青色リトマス紙が赤色に変わるのは酸性ですか?アルカリ性ですか?

・「はかせ」正しいのはどちらですか?

 

・黒潮は暖流ですか?寒流ですか?

・0(ゼロ)は自然数に入りますか?入りませんか?

 

 

このようなAかBか」「あるかないか」「右か左か」のような問題って結構ありますよね。

そして、テストになると緊張して「あれ?どっちだっけ…??」って不安になり、選んだものの数問先を解いていてもまだ「さっきの問題、やっぱり逆かな…?」って気になったことはありませんか?

そうなりそうな問題は、事前に確実に覚えておきましょう。どんなに緊張しても心配にならないくらい印象づけて。

ゴロ合わせや、身近なものとリンクさせて覚えるのがオススメ。

 

先ほどの例題。

・青色リトマス紙が赤色に変わるのは酸性ですか?アルカリ性ですか?

リトマス紙は、私は

「サンタ(酸)は赤い」って覚えています。だから酸性が正解。

 

 

・「はかせ」正しいのはどちらですか?

はかせという字は

「博士は天(てん)才。だから点(てん)がつく」

だから右が正解って覚えています。

 

 

…ちょっと強引じゃない?って思いますか?笑

でも、ちょっと強引な方が印象に残ることもあるんですよ。

塾講師時代には私が考えるだけでなく生徒さんたちにも考えてもらって、みんなで「AかBか」「あるかないか」「右か左か」問題をクリアしていました。今でもたくさんのレパートリーは私の頭の中に残っていて、生徒さんたちに教えています。

 

自分でオリジナルの覚え方を考えてみるのも楽しいですよ(^^)

良い覚え方を発見したら休み時間に友達同士で共有して勉強するのもありですね!

 

ちょっと意識して、印象付けながら覚えてみてくださいね!

 

 


最後に。

良い点とらなきゃ!と思ってテスト中に緊張するのは、しっかり学習と向き合ってきた証拠なんですよ。

だって、学んだこともない分野のテストをするよ!と言われても緊張しないですよね?

 

(私は文系なので高校の物理は学んだことがないから、高校の物理のテストを受けろと言われても緊張しません。だって、きっとできないですもん!^^;)

緊張するということはそれだけ頑張って学習してきたということです!!

 

 

緊張を自信に変えて、そして緊張していても力を出せるように意識して学習してみてくださいね。

 

今年度最初のテスト、みんながんばれーーーー!

 

ABOUT ME
さき
まなぶてらす講師 長野県で学習塾運営 教育アドバイザー&スチールパン奏者