インタビュー魅力発見!

〜イギリス留学を経て…学ぶ楽しさを伝えたい〜英語講師しゅうへい先生 [魅力発見!]インタビュー

まなぶてらす講師の こみや です。

 

本日のメルマガは

まなぶてらす講師のインタビュー

\\ 魅力発見! //

 

 

今回のゲストは、英語講師しゅうへい先生です。

 

しゅうへい先生は今年の7月に

イギリスの伝統校ダラム大学をご卒業したばかり。

 

ダラム大学といえば、

ハリーポッターのロケ地としても有名ですね。

歴史ある建造物が並ぶダラムで

しゅうへい先生がどんな大学生活を送られてきたのか。

 

今回のインタビューでは

大学生活をふり返ったお話や今後の展望などを伺いました。

 

今回のインタビューダイジェスト動画も配信中です。

ラジオ感覚でお楽しみいただけます。

▼インタビュー動画はこちらから▼

▼しゅうへい先生のプロフィールはこちら▼
https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/1058

 

 

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〈 指導可能分野 〉

・小中学生:5科目(中学受検、高校受験対策ふくむ)

・高校生:英語

・英検指導/海外大学受験エッセイ対策

・MY講座:社会学からひも解く受験!

 

※定期テスト対策から受験対策まで幅広い科目で指導

※進路相談も可能(特に海外留学をお考えの方におすすめ)

 

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特に英語の指導に力を入れておられます!

 

・海外留学に興味がある

・勉強に対する苦手意識がこり固まっている

・自分をチャレンジングな環境に置きたい

 

といった方に、ぜひご覧いただきたいと思います。

最後までごゆっくりとお楽しみください。

 

 

=======【今回のハイライト】=======

■ 自由奔放な先生との出会い

■ 筆の使い手から学んだこと「上手いも下手もない」

■ 自分の引き出しを増やすために

=======================

 

 

■ これまでの経験すべてが今の自分を作る
______________________________________

 

ーー イギリスの伝統校ダラム大学に

   留学された経緯を教えていただけますか?

 

高校生の頃から

「なんで勉強しなくちゃいけないの?」

という疑問を抱いていました。

 

勉強に対する常識を疑うようになって、

教育社会学に興味を持つようになりました。

 

当時、中高大と慶應義塾大学に入っていたのですが、

自分の興味があることを英語で勉強したいと思い

留学することを考え始めました。

 

イギリスは社会学系が強い大学が多く、

中でもダラム大学はそのトップ5位に入る大学。

 

自分のやりたいことに合い、なおかつ

教育の質が良いダラム大学に進学することに決めました。

 

 

ーー「勉強」に対して疑問を抱いたということですが、

  それまで「勉強」に対して

  どんな見方をされていたのでしょうか?

 

当初は、勉強とはただ成績をとるものと考えていました。

 

ひたすら暗記をして、

それをちゃんとアウトプットするのが「勉強」

 

転機となったのは、高校でのある先生との出会いでした。

 

すごく面白い授業をする先生で…

古典科目だったのですが、なんと題材がジブリ!

ジブリを通して古典を1年間勉強したんです。

 

そんな自由奔放な先生の下で教わったことがきっかけで

「勉強」に対する見方が変わりました。

 

勉強って何かをただ覚えるものではなくて、

自分でたくさん読んで自分で思考することなんだと。

 

そのように見方が変わったことで、

自分自身をもっとチャレンジングな環境に置いて

勉強をしたいと思うようになり留学を決意しました。

 

 

ーー 実際の海外大学生活はいかがでしたか?

 

よく言われているような

海外大学は大変、課題量が多いというのは

本当にホントで(笑)

 

勉強面はすごく大変でした。

でも、勉強が好きな子たちが集まっているので

そうした仲間との切磋琢磨した時間が

充実した大学生活を作ってくれたなと思います。

 

 

ーー 大学では何を専攻されていたんですか?

 

教育社会学と美術史を専攻していました。

 

教育社会学は、

「なぜ勉強するのか」というところから始まり

学校のカリキュラムなどに疑問を抱いたことを

自分たちで探求していくという学問でした。

 

少し教育分野から離れた、一般的な社会問題に

切り込んでいく社会学も学びました。

 

美術史というのは、西洋絵画や日本絵画を鑑賞し

それを分析していくというものです。

 

なぜこの絵は描かれたのか。

作者はこれを書いたときにどういう気持ちで、

どういう社会情勢の中で描いたのか。

 

そういうところに思いをはせながら

考察するという学問。すごく楽しかったです!

 

 

ーー 芸術系にも関心がおありだったんですね。

 

小さい頃から映画や音楽が好きでした。

身体を通して学ぶというのがすごく好きだったんですね。

 

読書も好きで、文学にも興味がありました。

 

当時好きだったのは、今でも人気なんですけれど

はやみねかおる先生の『都会のトムソーヤ』

 

あとは『若女将は小学生』っていう

旅館を小学生が切り盛りしていくお話。

 

この本は、日本の作法に興味を持つ

きっかけにもなりました。

 

今考えても、幼少期の読書経験って

すごく大切だなと思います。

 

 

ーー 幼い頃に好きだったものがベースとなって

   今の先生が作られているわけですね!

 

   7月にご卒業されたとなると、大学生活最後が

   コロナ禍と被っているかと思いますが…

   その時期の大学生活はいかがでしたか?

 

オンライン、そしてオフライン

それぞれの授業の良さを感じました。

 

僕は「勉強とは一人では完結できないもの」

だと思っています。友人との会話も勉強です。

 

改めて、そうした学びがしやすい

オフライン環境の良さを実感しました。

 

一方で、オンラインでしかできない

ユニークな授業を先生方が作ってくださり

それを受講できたのはとても良かったです。

 

 

ーー ご卒業された今はどんなお気持ちでしょうか?

 

日本に帰ってきて、

より大学で得てきたことの恩恵を感じています。

 

たとえば、友人。

大学生活で得た友人たちとの交流は

今でも続いていて絆を感じています。

 

他にも、大学で学んだことから

さらに興味分野が広がることも。

 

今、日本にいるおかげでイギリスの大学で学んだ

日本絵画の実物を見に行くことができます。

 

そうして絵画をみると、

今度は日本の別の文化に興味をもつきっかけになる。

 

海外の大学で学んだことが、その後の自分の人生に

大きな影響を与えているという強い繋がりを感じています。

 

 

ーー お話を伺っていると海外での大学生活が

   日本を見つめ直す機会にもなったのかなと

   感じたのですが、いかがでしょうか?

 

そうですね。

日本社会を改めて考える機会になったと思います。

 

たとえば、社会学の授業で学んだ〈会話の社会学〉

 

日本とイギリス、それぞれがもつ

独特の会話の成り立たせ方について比較しました。

 

日本社会、特に学校には

そのコミュニティ独特の人間関係がありますよね。

それに悩んでいる学生も多いと思います。

 

当事者としてその中にいると気づきにくいですが、

一歩離れてみると、そうしたコミュニティも

世界中にいくつもあるコミュニティの一つ。

 

だからこそ、そこに自分が合わないとしても

決して自分自身がダメだというわけではないんです。

 

他にもたくさんある別のコミュニティに行くことが

いくらだってできるわけで。

 

こうして学んだことが、まなぶてらすの生徒さん達の

お役にも立てれば良いなと思っています。

 

 

ーー 日本から離れて専門的に学ばれたことが、

   今の先生のレッスンでも活かされているんですね。

   先生はバレーボールでも

   ご活躍されていたそうですね!

 

バレーボールは小学生の頃から

ずっとやりたいなと思っていたんですけれど、

身近にクラブチームなどが無かったのでずっとできず…

高校で念願のバレー部に入り本格的にやり始めました。

 

ダラム大学でもバレー部に所属して、

最後までやり抜きました!

 

夜の2時間、8時~10時まで毎日練習する日々。

週末にはイギリスの様々な地域に泊りがけの遠征に出かけ、

本格的にバレーに打ち込んでいましたね。

 

最後にはMVPも受賞することができて

本当に良かったなと思っています!

 

今もバレーボールを続けていきたいと思っているので、

地元のバレーボールチームに属していたり、

高校生の部活を指導するという形で関わっています。

 

 

ーー 選手としてだけではなく、

   指導もされているんですね。

 

はい、指導するのも楽しいです!

 

まなぶてらすでもそうなんですけれど、

学生達が一生懸命質問したり、話を聞いてきてくれて。

 

そうやって自分達の力で解決策のヒントを探って

成長していくという過程をみるのが本当に嬉しいですね。

(ダラム大学のバレーチームと共に)

 

 

■ 苦手意識からの解放
______________________________________

 

ーー ここからはレッスンの具体的な内容について

   伺いたいと思います。

   先生は指導可能な科目が幅広いですよね。

 

中学受験を経験しているので、

小学生は全科目指導可能です。

 

算数と理科 → 社会 → 国語

お問い合わせがくることの多い順番です。

 

中学生、高校生になってくると

英検対策のお問い合わせが多いですね。

 

帰国生の推薦入試指導や

海外大学に志願するためのエッセイ添削なども可能です。

 

英語で海外の大学に留学したい生徒さんの

サポートをすることもできます。

 

特に今は〈英語で考えて英語で書く〉という

「書く」ことに焦点を当てた指導に力を入れています!

 

 

ーー 「書く力」をつけるレッスンですね!

   先生のブログを拝見したのですが、

   一つ一つの記事が読みごたえがあり

   先生ご自身、書くことがお好きなのかなと思いました。

 

はい、好きです!

 

書く方が思考が整理されて

言いたいことを上手く表現できるので、

一番自分らしくいられる場所かなと思います。

 

 

ーー そうした書く力はどのように磨かれたんですか?

 

実は、高校生の頃まで

書くことがすごく苦手だったんですよ。

 

それまでずっと読書感想文や作文で優劣をつけられてきて…

 

自分の作品が選ばれないという経験を積み重ねると、

自分ってセンスないのかな?

才能ないのかな?と思っちゃう。

 

でも、誰かに評価してもらうためではなくて、

自分が自分でいるために書くというように

書くことの概念を捉え直してからは

楽しくなりました。

 

そのきっかけとなったのは、大学生の頃です。

 

ある時、自分の頭で考えたことを

紙に英語で書き出してみたら頭の中が整理さて、

それが気持ちいなと思った瞬間があったんです。

 

それから日本語でも「書く」ということを

やってみようと思えるようになりました。

 

 

ーー 英語で書き始めたのがきっかけだったんですね!

   英作文を書くことに苦手意識のある生徒さんに

   先生のレッスンはぴったりですね。

   他にも先生が力を入れている講座はありますか?

 

「MY講座」としてやりたいなと思っているのが、

保護者向けの偏差値に関するレッスンです。

 

偏差値って何だろう?とか

偏差値から一体どこまでその学校が見えてくるのか

などのお悩みにお答えできればと思っています。

 

これは私が大学で学んだ社会学を

ベースとして展開していくレッスンです。

 

MY講座としてだけではなく、

レッスンの際に保護者の方からご相談を受けた時なども

社会学の視点を交えてお話することもできます。

 

 

ーー 先生の専門分野をいかしたレッスンですね!

   

   他にも大学で学ばれたことがレッスンで

   どのように役立っているでしょうか?

 

勉強に対する苦手意識がある生徒さんの

視点を変えるということに役立っています。

 

そうした生徒さんは、

勉強とは知識を頭に詰め込むものだ!

と勘違いしているので、

そうした視点を変える質問をしています。

 

たとえば、こんな質問をします。

 

「変だなと思った校則とかない?」

「好きな本はある?どんなところが面白かった?」

 

こうした質問に思ったことを答えてくれたら、

.

「ちゃんと考えるってことができてるじゃん!

それが本当の意味での勉強だから、

勉強を苦手と思わなくてもいいんだよ」と。

 

こんな風に、本人自身が視点を変えられるような

体験をレッスンの中ですることで、

苦手意識をほぐそうとしています。

 

勉強が苦手で自信がない…

といった生徒さんを勇気づけたいです。

 

 

僕自身、書くことに苦手意識があったという

お話をしましたが…これも書くことの延長線で

習字にも苦手意識があったんです。

 

小学生の頃に書初めの授業があると、

完成したものを壁にズラッと貼り出しますよね。

 

よく書けている子には、賞がつけられたりして…

上手い下手を評価されて、それを公表されてしまう。

 

あれは子どもにとってすごく過酷だなと思うんです。

 

そんなこともあり僕は

習字が好きではなかったんですけれど、

実は最近になって、もう一度トライし始めました!

 

というのも、僕は今

シェアハウスに住んでいるんですけれど

そこに筆の使い手という方がいらっしゃるんです。

 

その方がおっしゃるには、

習字にも きれいに書く方法だけではなく

アーティスティックに書く方法など色々ある。

字は自分の個性を出すものだから、

上手い下手は本当は決められるものではないと。

 

そういう視点を教えてもらえて

またやってみたい!と思えるようになりました。

今はとても楽しく書くことができています。

 

 

だから、まなぶてらすでもアートや習字、

作文などをパーソナルなものとして深堀していく

レッスンを作っていきたいなと考えています。

 

上手い下手ではなく自分を表現するためのものとして

探求していくレッスンです!

もっと学ぶことを楽しんでもらえたらなと。

 

まなぶてらすの先生方の中にはアーティストとして

活躍されている方もいらっしゃるので、

そうした先生とレッスンを「共創」

できたら嬉しいですね。

 

 

ーー 先生ご自身が視点を変えることの効果を

   実感されているんですね。

 

   そして、シェアハウスの住民の方も

   なんとも面白そう!

   海外留学もそうですが、多様性のある人との

   関わりから先生が自らを成長させてこられて

   いるんだなと感じました。

 

僕はこれまでずっと、一つの場所にじっと居る

ということをしてきませんでした。

 

イギリスでも日本でも

色々な人に出会える場に自らを置いてきました。

 

今シェアハウスに住んでいるのもそのためです。

 

 

だから、生徒さんも

ぜひ色々な人と出会ってほしいと願っています。

 

まなぶてらすの大きな特徴の一つは、

色々な先生のレッスンを自由に受講できるということ。

 

普段は出会えないような人と

オンラインで一対一で話せるんです。

 

これはいつも僕の生徒さんにも伝えているのですが、

ぜひ色々な先生のレッスンを受けてみてください!

本当に面白い先生がたくさんいらっしゃいます。

 

 

ーー 自らを刺激のある場に置くということですね!

 

   先生がレッスンの中で

   大切にしていることはありますか?

 

 

一番大切にしているのは、

レッスン中に私から答えを与えないこと。

 

考える時間を本当に大切にしてほしいんです。

 

答えは一つなんだと思って、

早く答えをだそうという姿勢も時には大事なことですが、

考えることを楽しめる柔軟な年代の今こそ

その過程を大事にしてほしいと思っています。

 

だから僕の方は、ひたすら待つとか、一緒に悩むとか

生徒さんと同じ視点に立って問題を見る

ということを意識しています。

 

 

ーー 悩むことが決して悪いことではないということを

   実践で伝えているんですね。

   先生自身が学ぶことを楽しんでいる姿を見せるのは、

   とても効果的だと思います。

 

僕は学ぶことが大好きで

新しく出会う人、全員が先生だと思っています。

 

色々な人と出会うことで

自分の引き出しが広がりますよね。

 

もちろん、生徒さんに出会うことも学びの一つです。

 

大学は卒業しましたが、これからも

もっともっともっと学びたい!と思っています。

 

新しい習い事をしたり、

行ったことのない場所を訪れたり

いろいろな人ともっと話したい。

 

最近の僕の目標は教養や品を磨くことなんですけれど

結局これも引き出しを増やすことに繋がる。

 

そうやって、これからも学びを楽しみたいと思います。

 

 

ーー 先生は学ぶことへの

   ハングリー精神が常に燃えていますね!

 

   それでは、最後になりますが

   みなさんへ一言お願いします。

 

生徒さんと同じ視点に立って、時間をかけて一緒に

悩むというプロセスを大切にした指導をおこなっています。

 

もし学校の勉強で苦しんでいたり、

もう少し違った視点で学ぶことに対して

アプローチしてみたいなと思う方がいらっしゃいましたら

ぜひ体験レッスンでお会いできれば嬉しいです。

特に英語の指導に力を入れています!

 

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しゅうへい先生、

ありがとうございました!

 

■ 日本語で作文を書くのも嫌なのに、
英作文を書く必要にせまられている

■ 海外大学受験のエッセイ対策をしてほしい

■ 英語は苦手だけれど、英検に合格したい

■ 学校の勉強がつらく感じる

 

そんな方におすすめしたい先生です。

 

穏やかな口調で、一緒に考える時間を共有する

安心感のある しゅうへい先生のレッスン。

ぜひ体験なさってみてください。

 

 

▼しゅうへい先生のプロフィールはこちら▼

https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/1058

 

▼しゅうへい先生のブログはこちらから▼

https://cvina-ryugaku.com/

(ダラム大学時代の先生の奮闘記)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、また次のインタビューでお会いしましょう!

 

まなぶてらす講師 こみや

 

 

<魅力発見インタビュー バックナンバー>

https://www.manatera.com/blog/?tag=%E9%AD%85%E5%8A%9B%E7%99%BA%E8%A6%8B

 

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