まなぶてらす講師 たまき です。
まなぶてらすでは、小中学生の学習レッスンとパステルアートレッスンを担当させていただいています。
今日は、初めてパステルアートレッスンを受けてくださった生徒さんの作品を紹介します!
いつも算数・国語のレッスンを受講してくださっている生徒さん(小2)とお姉ちゃん(小6)が、
「春休みなので!」
ということで、先日、パステルアートに挑戦してくれました。
選んだモチーフは「サクラ」
今の季節にぴったりのモチーフです。(こちらは私の見本)
パステルアートは全く初めてということで、お母さまが100円均一ショップで調達してくださった新品ピカピカの道具を使って、2人それぞれ50分間でステキに描き上げてくれました。
パステルアートとは、型に合わせて消しゴムで消しながら、チョークのようなパステルという画材を粉にして、指でクルクルと塗っていくというアートです。
絵が苦手な方でも、型を使って描いていくため大きな失敗なく出来上がるのですが、お2人の作品を見ていただいて分かる通り、決して同じにならず、その人らしさ、その子らしさが出る「唯一の作品」になるんです。
サクラの花に濃いピンク色を選んだお姉ちゃんを見て、
「(サクラの花は)紫がいいけど、紫がない・・・」
と言いながら、黄色を手に取った妹さん。
『お姉ちゃんがこの色を選んだから、私は違う色にしたいな』
みたいな心の声が聞こえてきそうで(笑)
色選びにも姉妹で個性が出て面白いです。
パステルは絵の具と同様に色を混ぜて作ることができます。
しかし今回は初めてなので、混ぜて紫を作るのは今度にして、単色から選んでもらいました。
大人だとサクラに黄色はなかなか選べないですから、子どもの自由な発想って素晴らしいな、大事にしたいなって思います。
こちらのお2人は、型紙の準備などはお母さまにお願いしたものの、レッスン当日は大人の手助けなく、100%お子さんだけの力で仕上げました。
このモチーフでは、消しゴムで消す場所も多くあります。
「消しゴムで消す」という作業は、「利き手で消しゴムを上下左右に動かしつつ、反対の手で紙を押さえる」という左右で全く違う動作を行わなくてはならないため、小2くらいのお子さんにとっては、実は難しい作業になります。
(ですので、低学年のお子さんをお持ちで「うちの子、消しゴムで全然綺麗に消せないのよ!」という親御さんも、絶賛「手指発達中!」ということで、焦らず見守ってあげてくださいね。)
レッスン終了後、お母さまからは
「2人とも、またやりた〜い!という第一声でした。」
というメッセージをいただきました。
楽しんでいただけたことが何より嬉しいです。
パステルアートは、3歳のお子さんから70代、80代の方まで老若男女問わず楽しめるアートです。
私のレッスンでも小学生の生徒さんのおばあちゃまがレッスンを受けてくださることもあります。
100円均一で揃う道具から始められるので、ご興味ある方はぜひチャレンジしてみてくださいね!